私は、自らの手で人々の感動を創り出すことが出来る点において、無限の可能性がある広告に魅力を感じています。広告には多種多様な形態がありますが、私達の日常のほんの一部に過ぎない物も多く、消費者にとっては一瞬で流れていくものがほとんどです。しかし、消費者にとっての「一瞬」こそ、感動が生まれる可能性があると考えます。普段は「受動的」に受け取っている広告に目を惹かれ、自ら「能動的」に情報を吸収することが、消費者の幸福体験に繋がります。生活にデジタルが溢れる世の中で、作業の大幅な効率化が進みながらも、日々の業務に追われて忙しなく生きる人々に対し、自然と足を止めて見入ってしまう広告を創ることで、より多くの人の笑顔を生み出したいと思います。私は、変わりゆく時代の中でも、「人の心を動かす原動力」はいつでも「感動」であると考えます。人々の感動を生み出し、多くの人の人生に影響を与えるような広告制作に携わりたいです。また、広告は、その物自体の持つ「価値」を最大限に引き出すことが出来る点も、魅力の一つであると考えています。広告次第で商品やプランに対する消費者の捉え方は全く異なり、良い影響を与える時もあれば、そうではない場合もあります。そして、広告業界は、クライアントと消費者の間において、その物自体の持つ価値の表面だけでなく、内面まで正確に理解し、正しく世の中に伝える必要があります。膨大な情報量の中で判断が難しい現代だからこそ、消費者が物の本物の価値を見失うことなく、安心して顧客体験を行って頂くため、広告会社の責任は重大であると考えます。広告の力を上手く利用することで、人々の感動のきっかけを生み出し、クライアントの課題解決だけでなく消費者の満足度を高め、より多くの人にとっての幸せを生み出すことが出来ると考えています。
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