【数字からストーリーを】【23卒】ローソンの夏インターン体験記（文系/総合職）No.22650（非公開/非公開）（2022/4/19公開）

当時私は就活開始直後だったので、とりあえず知っている企業のインターンに参加しようと思い、見つけたのがきっかけ。ローソンは大手小売企業であり、自分自身もよく利用するので名前は知っていたが、社員がどのような働き方をしているのかの知識はなかった。フランチャイズのオーナーさんにコンサルティングを行うというスーパーバイザーの業務に少し興味はあったが、とりあえずインターンに参加してみたいという思いで応募した。

私自身インターンに応募することがほぼ初めてだったので、ESがシンプルな表現で論理的に書かれているかはきちんとチェックした。また、ESを書くにあたり、インターンシップサイトや就活会議などで情報収集をした。webテストに関しては形式を調べたうえで(ローソンは玉手箱)どのような問題が出るのか知っておいた。

小売業界はローソン以外受けていないのでわからない。ただ、ESの設問が「ローソンに入社して実現したいこと」と、インターンにしては珍しく入社後を想定した質問だったので、to Cの知名度が高い企業だからこそ、ただ名前を知っているだけではなく、ある程度の企業理解は求めているように感じた。

スーパーバイザーとして、フランチャイズ店舗の売上向上施策を考えるグループワーク

オーナーへのヒアリング、店舗の現状分析、計画立案の3つのフェーズに大きく分かれていた。その各フェーズごとに動画を視聴したのち、グループでディスカッションし意見をまとめるという流れで行う。

商品企画における市場調査の方法(３C分析等)や、フランチャイズオーナーへのコンサルティングというスーパーバイザーの業務内容

オーナーが抱える課題やビジョンを聞き出し、店舗売上向上施策を考えよ。

1日目にやったこと

まずは、グループで自己紹介を行った後にチーム名を決める。メインとしては①オーナーへのヒアリング内容を考える、②店舗の現状分析、③計画立案の計3回のグループディスカッションを行う。

人事部の社員

なし

班を担当してくださった社員さんは最後に一人一人に対してフィードバックしてくださるので、どのような基準で学生を評価しているかを知ることができた。オーナーさんに提案する際にはきちんと数字に基づく根拠が必要であり、その数字をもとにストーリーを作ることが必要だと感じた。

店舗に関する情報が書かれた資料がかなりたくさん提示され、それをグループで読み込むのに時間がかかった。普段数字に慣れていない人や苦手意識がある人にとっては大変だと感じた。その数字に基づく情報から、どのように仮説を立てていくのかをグループで足並みそろえて行うのが一番苦労した。

グループでディスカッションをする機会が複数回あるため、同じ班の方たちと話す機会は多かった。発表は基本的に代表者が行うので積極性が必要だと学んだ。

ローソンのスーパーバイザーの業務については知識がゼロの状態で臨んだが、インターンでのワークで行った、資料を分析しながら仮説を立てて検証し、それを提案する計画として言語化していく作業を実際に社員の方々も行っているのだろうというのがインターンに参加したからこそ理解することができた。

スーパーバイザーという職種について少しでも理解があるとスムーズにワークに取り組めたと思う。また、グループでの立ち回りや最終的なアウトプットにおける評価軸の決め方なども知っておくとよかったと思う。

今回のローソンのインターンは、オーナーさんの悩みやビジョンを聞き出し、資料から店舗の現状や課題を分析し、解決していくというものだったが、私はこのような課題解決であったり、分析的思考をすることが好きなのだと知ることができた。その上で、フランチャイズ店舗のコンサルティングは、施策に対する反応が直接返ってくるので面白そうだと感じた。

インターン中のグループワークでは、ほとんど自分が議論をドライブし、グループの皆さんの意見をまとめていたので、相対的に周りより優れていると感じたから。また、インターンに参加すると早期選考に案内されるので、通常ルートよりも優遇されると考えたから。

志望度が上がった理由は大きく2つある。１つ目は業務内容が自分に向いていると感じたからだ。スーパーバイザーは数字を分析し、仮説を立て、それを実際に提案することが必要だが、それらの業務にとても興味がわいた。2つ目は社員さんの雰囲気が良かったことだ。学生目線に立って盛り上げようとして下さったり、熱意をもって仕事に取り組んでいる人が多かったので魅力的に感じた。

インターンシップ参加者の中で優秀者は早期選考に案内されたり、参加するだけでも限定イベントの募集がかかったりしたので、企業理解がインターンシップに参加していない人よりスムーズに進むと感じたから。

ローソンのインターンシップに応募したころは就活自体始めたばかりだったので、これといって志望企業や志望業界はなかった。強いて上げるのであれば銀行業界を志望し、その中でもメガバンクに興味があった。その理由はお金というすべての産業に必要なツールを用いて課題解決をすることに興味を持ったからだ。そのため、この時期にはそういったインターンも応募していた。

インターンシップを通して、ローソンの社員さんはとても熱意や元気がある方が多いと感じた。また、小売企業の社員というとそこまで頭を使う仕事をするイメージがなかったが、そうではないと気づくことができた。ワークを通して自分自身が分析的思考や仮説を立てて検証していく作業が好きだとわかったので、その後の就職活動でコンサルティング業界を目指すきっかけの一つになった。