【勝ち抜く営業術】【23卒】Ｐ＆Ｇジャパン合同会社の冬インターン体験記（文系/営業職）No.24727（非公開/非公開）（2022/4/25公開）

CMでP&Gという企業名は知っており、その後就活を進める中で外資系日用品メーカーの代表格だということを知ったので、せっかくなら応募してみようと思い参加した。正直志望度が高いとかではなく、興味本位というのが本音だった。

選考がP&G独自のオンラインテストのみであったので、そのオンラインテストに関する情報をネット等できちんと集めた。その上で、実際にテストを受けるときには例題の段階できちんと問題の内容を理解してから本番に臨むようにした。

外資系メーカーはP&Gしか受けなかったので、同業他社との比較はできないが、選考は独自のオンラインテストのみであり、それを通過すれば対面でのインターンに参加することができたので、独自テストの結果(それに加えて、もしかしたらプロフィールの学歴なども)が重要視されているのではないかと考える。

あるドラッグストアのバイヤーに対して、P&Gの商品の中でどのような商品をどれくらい・どのように販売すれば、ドラッグストア、顧客、P&Gがwin-win-winとなれるかを考える課題。

あるドラッグストアの資料分析→バイヤーへの質問時間に向けて質問内容を考える→仮説やバイヤーからの情報をもとに考えをまとめ、資料作成→商談という形でバイヤーにプレゼン

P&Gの営業は一般的な営業とは全く違うということ。営業する際の資料分析・作成の方法。

P&G製品をどのようにドラッグストアのバイヤーに売り込むかを考えよ。

1日目にやったこと

まずは会社説明と、P&Gのセールスの方々が日々大事にしているマインドや思考方法を学ぶ機会があった。その後、グループワークを開始し、チームで議論をした。その後、バイヤー役の社員と商談をする形でプレゼンを行う。

営業の社員

P&G商品のセット

バイヤー役の社員さんと商談のような形でプレゼンをする機会が二回あるうえに、班に一人社員さんがずっと付き添ってくれているため、その方に適宜質問・相談しながらワークを進めることができる。また、プレゼン終了後の自由時間では社員の方とざっくばらんにお話しする機会があった。

私自身営業職のインターンシップに参加したことは初めてであったので、どのように営業をすればクライアントに刺さるのかという感覚がなかったのが一番大変だった。しかし、P&Gの営業は普通の営業とは一味違うというところを体感することができたのでよかった。

1日を通してずっとグループワークを行う上に、対面でのインターンシップだったのでかなり交流はある。対面のインターンシップで積極的に会話する方法を学んだ。

実際にあるドラッグストアでの売上の現状やそれぞれの商品の特徴が書かれた資料が配布され、それをもとに営業するためのストーリーを考え、バイヤーと商談を行うという流れだったので、実際の業務に近いことを体験できたので、参加してよかった。また、実際にバイヤー役の社員さんに商談をするという経験は貴重であり、度胸が身についた。

営業職の社員として、どのようにストーリーラインを組めば、ステークホルダー全員にとって利益のあるような提案ができるのかを、ネット検索でわかる範囲で学んでおけばよかった。

P&Gのセールスの仕事自体は、単なる営業ではなく考える仕事だなと感じたので、非常に興味を持った。ただ、社員さんと話していく中で、転勤がいつ行われるかわからないことであったり、働いていく中で辛かったこと等を聞いていると、自分のキャリアビジョンとは合わないと感じた。

インターンシップに参加している学生を見る限り、自分自身と大きなレベル差のある学生はおらず、論理的思考力に関してはあまり訓練をしていない学生も多いと感じたので、能力という部分に関しては問題ないと感じたから。また、インターンシップに参加したことで業務理解は他の学生より進んでいると思ったから。

志望度が上がらなかった理由としては、働き方が自分のキャリアビジョンとはマッチしないと感じたからだ。P&Gのセールスの仕事はとても面白くやりがいのあるものだと感じたが、インターンシップに参加して実際に社員さんと話す機会がたくさんあったことで、自分の求める働き方とは違うものだと感じたから。

インターンシップに参加すると全員に特別選考の案内がくるので、本選考ルートよりは優遇されると感じたから。また、インターンシップで業務理解がほかの学生より進んでいるから。

コンサルティング業界やディベロッパー業界を主に志望していた。コンサルティング業界を志望する理由は、課題を客観的に分析し、解決に導くコンサルティング業務の特徴が自分の経験や長所にあっていると考えたこと、また、自分のキャリア目標を達成するのに一番良い業界だと考えたから。ディベロッパー業界は、自分自身が建築ボランティアに従事した経験から興味を持ったから。

インターンシップに参加する前は、P&Gは外資系ということもあり、個人主義で冷たいイメージを持っていたが、実際に対面でインターンシップに参加し、社員の方々と話したり、社員さん同士の様子を見ていると、社員さん同士の仲が非常に良く、風通しの良い風土なのだと感じた。このインターンを経験したことで、改めて社風がマッチすることは大事だと感じ、就職活動においても重視する項目になった。