- Q. 志望動機
- A.
独立行政法人国際協力機構(JICA)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒独立行政法人国際協力機構(JICA)のレポート
公開日:2022年8月1日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種名
-
- 総合職
投稿者
- 大学
-
- 非公開
- インターン
-
- 未登録
- 内定先
-
- テルモ
- 入社予定
-
- 未登録
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
最終選考での本社面接では、マスク着用での面接となりました。
企業研究
大前提として、JICAのホームページを読むことで事業理解を深めることはとても重要だと思います。選考の段階で、どのセクターに興味があるか、どの国に関わりたいか、その国で気になっている取り組みはあるかというような興味関心を尋ねられる機会もありました。実際に自分が働いて何をしたいかということをイメージとして具体化することは必須だと思います。
また、JICAのエントリーの際にマイページを登録することで、機構の説明動画を見られるだけでなく、内定者インタビューやJICAの社員の方による円借款や細かい援助内容などのいわゆる就活生のヒントになるような動画が多数掲載されていました。これを見たうえで選考に臨んだことは質問内容に自信を持って答えることができたため、効果的でした。
志望動機
「人々の新しい当たり前を創りたい」という想いを御機構で実現できると考えたため、御機構を志望しました。私は小学生の頃ハワイに訪れた際に盲腸の症状が疑われ、現地の医療機関で検査を受けた経験があります。この時私は、国は違う中で日本と同じように医療を受けることができたことに驚き、「医療に国境はない」ということを身に染みて感じました。しかしながら、世界には十分な医療体制が整っておらず、若くして命を落とす人々がたくさんいます。私はそうした国や地域の人々に日本の医療を届けることで、その地で予防・診断・治療のトータルヘルスケアという新たな当たり前を創造し、人々の健やかな暮らしに貢献したいと考えるようになりました。御機構では常に課題に向けた解決策を探り、各段階ごとに専門的な領域・技術を用いる外部機関を巻き込みながら課題の解決を行われています。現地の人々と真摯に向き合う伴走者となることで、世界を変化させていく力を持たれています。私はその御機構で、広い視野を持ちながら課題と向き合い、人々の健康な暮らしに少しでも明るい光を与えたいと考えています。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2022年05月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
・学校で勉強した内容について教えて下さい。
・志望理由を教えてください。
・これまでに力を入れて取り組んだことについて教えてください。
・自己PRをご記入ください。
・
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
webで入力
ESを書くときに注意したこと
・志望理由の中に、その理由に至った自分独自の原体験を取り入れることで他の方と差別化できるようなストーリー形式で伝えられるように工夫した。
ES対策で行ったこと
・就職活動の体験記サイトを参照し、改善を重ねた。
・過去の選考で通過できなかったエントリーシートの添削を他の方にお願いし、論理構成など基礎的な部分を見直すようにした。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
JICAホームページ、就活会議、ワンキャリア
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2022年05月 下旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
基本的な計算問題や読解に慣れるために、日常的にWEBテスト用の対策を行っていた。間違えたところを定期的に見直すようにし、解法を理解することを心掛けた。
WEBテストの内容・科目
TG-WEB:言語(国語、英語)、非言語
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語(国語):12問、12分
言語(英語):10問、15分
非言語:9問、18分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
OB・OG訪問
OB・OGと繋がった経緯・方法
エントリーシートの提出の際に「プレミアムOBOG訪問」というものの希望を聞かれる項目があり、そこで抽選の結果OBとつながることができた。
OB・OGとの連絡方法
メール
話を聞いたOB・OGの人数
1人
OB・OGに質問したこと
・JICAを志望した理由について
・現在のお仕事内容について
・これまでのお仕事の中で大変だったことについて
・JICAが掲げている5つのアクションの中で最も重視していることについて
注意したことや感想
事前にお話をするOBの方の経歴や出している論文を調べて、それをもとにお話をすることを心掛けました。例えば、これまでのお仕事の中で大変だったことについてお聞きする際には、調べたご経歴からピックアップして話を進めるなど、OBの方に関心を示す姿勢を持つように心がけました。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2022年05月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし。
選考形式
小論文
選考の具体的な内容
指定された日時にマイページ上からアクセスし、与えられた小論文のテーマ(3つのうちから1つを選択)について記述する。受ける日時によって、小論文のテーマは異なる。知識の有無を問うているわけではないとの注意書きがあったため、いかに論理立てて分かりやすく書いているかということを問われていると思う。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
Microsoftのteamsを利用。事前に送られているリンクに入室し、面接官を待つ。
簡単に自己紹介を行ってから、具体的な面接に入る。
最後に逆質問の時間が設けられ、終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接で一番重要であると感じたのは、これまでの自分自身の経験を分かりやすく丁寧に伝えられているかどうか、そしてそれがJICAの求める人物像に沿っているかどうかということだと思う。私は学生時代の自分にとって誇れる経験を全面的にアピールしたいと思っていたが、それを伝える際にただ自分の思うがままに伝えるのではなく面接官の方の様子を伺いながら分かりやすく言葉を選びながら伝えるように心がけた。そうすることで「理解しやすかったです。」というリアクションを頂くことができた。
面接の雰囲気
面接官の方は、終始笑顔で話を聞いて下さり、リラックスして臨むことができた。JICAに対する志望度というよりも、自分が過去にどのような経験を積んできたのか、それらにどのように取り組んできたのか、という部分を重視されている印象を受けた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ワンキャリア
1次面接で聞かれた質問と回答
これまでの学生生活で高い目標を持って取り組んだ経験を教えてください。
私が高い目標を持って取り組んだのは、昨年の秋に行われた100キロマラソン大会において、自己記録を1時間更新する目標を立てトレーニングを重ねた経験です。
私はこの目標達成に向けて、心と身体の二つの側面から前回大会からの改善のトレーニングを行いました。
まず身体面の強化として、体幹の強化を行いました。3か月前から体幹トレーニングを行い、本番では疲れにくい身体で走ることができました。
そして、心の面での強化では、ペアの走者とのコミュニケーションの改善に取り組みました。今回はペアの走者と定期的に練習時間を確保し、互いのコンディションとペース配分、そしてコースの確認を定期的に行いました。本番では、不測の事態に対しても互いに伝え合い冷静に対処することができました。
結果として目標を達成し、前回大会記録を約1時間更新した14時間57分で完走することができました。
これらのことから、一見実現困難に思えることであっても、課題解決のための改善策を計画的にひとつひとつ実行することで達成することができるということを学びました。
JICAで関わりたい分野があれば教えてください。
御機構で興味を持っている分野は保健医療の分野です。
私は6歳の頃、家族でハワイに訪れた際に盲腸の症状が疑われ、現地の医療機関で検査を受けた経験があります。この時私は、日本にいる時と同じように医療を受けることができたことに驚き、「医療に国境はない」ということを痛感しました。しかし、世界には十分な医療体制が整っておらず、若くして命を落とす人々がたくさんいます。私はそうした国や地域の人々に日本の医療を届けることで、その地で予防・診断・治療のトータルヘルスケアという新たな当たり前を創造し、人々QOLの向上に貢献したいと考えるようになりました。
御機構では実際に途上国での無償資金協力を通じた病院の設立や、技術協力における医療の人財育成に取り組まれています。このような環境下で私自身も途上国の医療体制の構築に貢献していきたいと考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2022年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
Microsoftのteamsを利用。事前に送られているリンクに入室し、面接官を待つ。
簡単に自己紹介を行ってから、具体的な面接に入る。
最後に逆質問か自己PRの時間が設けられ、終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
「質問に対する自分の考えをきちんと持っているか、それに対して論理的に説明できるか」という点が一番重要であると思う。私はこの2次面接では、言葉につっかかることが多く、自信を持って答えられなかったため、正直この面接が終わった直後不採用になったと覚悟していた。しかし、通過して最終面接まで行くことができた。要するに、すらすら答えられているかというよりも、面接官の質問に対して自分の考えを筋道立てて伝えられているかという点が判断材料だったということだ。委縮してしまうのは良くないが、たとえ回答に困ったとしても、そもそもJICAを受けている理由、そのなかでも興味を持っている分野、というような根本的な部分に自分ならではの経験等からの理由付けを行い、相手に伝わりやすく説明できるようにしておくことが重要であると思う。
面接の雰囲気
一次面接よりはやや硬めの雰囲気で面接が行われた。ただ、面接の初めに一人の面接官からその場を和ますような話をしてくださったため、あまり緊張せずに話すことができた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたは保健医療に関心があるようですが、JICAでずっと保健医療に携われるわけではありません。そのような際に保健医療を専門としている民間企業ではなくJICAを選択する理由や観点を教えてください。
私は人々の新しい当たり前を創ることができるという観点から御機構を選択します。
たしかに私は幼少期の経験から、保健医療に一番関心を持っているため、御機構で働くことができたらその分野にぜひ携わりたいと考えています。
しかしながら、保健医療の基盤づくりのみが人々の生活を支えているわけではありません。自分が日本で生活していると、洗顔や歯磨き、かかりつけ医の存在など、当たり前に日々自分の健康管理ができたり、交通機関等の整ったインフラに支えられながら生活できているということを実感します。しかし、これらは他国においても同じ当たり前として存在しているわけではありません。自分自身の「すべての人々が同質に生きる権利を全うすることができるべきだ」という考えを実現させるにあたり、より多くの国の人々にとっての新しい当たり前を創ることが重要であると考えます。そのためには御機構のODAにおける二国間援助の領域に携わり、人々の新しい当たり前を創りたいと考えています。
アフリカ地域の医療課題として何が挙げられると考えますか。またそう考える理由も教えてください。
アフリカの医療課題として感染症の問題が挙げられると考えます。
アフリカ地域ではマラリアやHIV感染者が多く、それにより無くなる方々が多くいらっしゃいます。アフリカでは、この感染症に対応する十分な医療体制と人々の危機感が不足しています。そもそもアフリカ地域では医療人財が不足しています。そこでの慢性的な感染症の拡大は、この人材不足をさらに浮き彫りにさせると考えられます。そして、アフリカの人々はウィルスに対する正しい知識を取り入れる機会が不足しています。感染したとしても、その症状をただの風邪であると認識してしまい、症状の重大さに気付くことのできない方もいらっしゃいます。
私自身も、種類は異なりますが、コロナウィルスの感染拡大の渦中を経験したからこそ、ウィルスが水害や火災よりも恐ろしいものであり、広範囲に多くの人々を一瞬にして巻き込むものであると実感しました。こうした感染症の発症率やそれに起因する死亡率の高いアフリカでは、これらは深刻な課題であると考えます。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2022年06月 中旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京本社
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 専務/その他不明
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
到着後、玄関で指定された電話番号へ電話を掛ける。
人事によって控室に案内され、面接の三分前に面接室へ案内される。
面接終了後は人事と別室にて質疑応答(疑問点の解消等)やこれまでの選考評価が伝えれられる時間が設けられ、終了。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
JICAの事業内容への理解は勿論のこと、自分の興味をもつ分野の時事的な問題や社会情勢に対して考えをきちんと持っているかという点は他の選考段階と比較して重視されていたと感じた。(私の場合は保健医療、感染症、コロナ)
面接の雰囲気
初めての対面面接で緊張していた。もちろん雰囲気に緊張感はあったが、面接官の方々が緊張をほぐそうとアイスブレイクの時間を下さった。
面接後のフィードバック
柔軟性と積極性に優れている。また、どのような質問に対しても真摯に受け答えようとする姿勢が見受けられた。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ワンキャリア
最終面接で聞かれた質問と回答
二次面接の内容から、感染症領域に課題があるとお考えのようですが、日本人のコロナウィルスに対する意識についてどのように考えますか。
日本人はまだまだコロナウィルスに対して危機感を持ち続けており、この危機感は世界各国と比較しても高い水準であると考えます。
海外では、外を出歩く際にもうマスクをしていない方々が多くいらっしゃる国もあります。しかしながら日本では未だに猛暑になりつつある今日でも屋外でマスクをしています。
私自身、こうした日本人の「マスクをして当たり前」というような意識は、確かに安全ではあるものの疑問を覚える点があります。それは、マスクをつけるという点が感染予防という観点だけでなく、マナーという観点からつけているというマスク着用目的の変化です。街中でマスクをしていない人はエチケット意識が不足していると思われないようにマスクをするという世の中になった以上、マスクを外して堂々と外出できる日はなかなか来ないのではないかと考えています。
学チカに関して、なぜそれを行ったのか、またその経験は社会でどのように役に立つとお考えですか。
私がこの経験に取り組んだ理由は、それを成し遂げた際の自分に出会ってみたいと思ったからです。
私はこれまで中学と高校で6年間陸上競技を継続しており、自分の自己記録更新のために辛いトレーニングに数多く取り組んできました。このトレーニングは決して容易なものではなく、諦めそうになることも多々ありました。しかし、こうした辛いものを乗り越えた先に出会うことのできる自分の姿や味わう達成感は格別であり、これまでその成長や達成感が次の挑戦への糧となっていました。よって今回も同じように、未知の経験に果敢に挑戦することで自分が想像していないような成長した姿に出会いたいと考えました。
今回の経験は社会人になった際に、どのような高い困難にも果敢に挑戦していくという力になると考えています。例えば御機構では海外赴任がございますが、そこでは文化や言葉の違いから壁にぶつかることもあると思います。しかしながらそうした障壁にただ打ちのめされるのではなく、それらに対してどうしたら乗り越えることができるかという解決策を見出し、自ら克服していくことができると考えています。
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- A.
独立行政法人国際協力機構(JICA)の 会社情報
| 会社名 | 独立行政法人国際協力機構(JICA) |
|---|---|
| フリガナ | コクサイキョウリョクキコウ |
| 設立日 | 2003年10月 |
| 資本金 | 8兆3105億円 |
| 従業員数 | 1,942人 ※2021年1月末時点 |
| 売上高 | 4061億7196万6000円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 北岡 伸一 |
| 本社所在地 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町5番地25 |
| 電話番号 | 03-5226-6660 |
| 採用URL | https://www.jica.go.jp/recruit/shokuin/ |
