【マンガ好き必見！編集の真髄】【19卒】トレンド・プロの冬インターン体験記（文系/編集）No.3871（中京大学/女性）（2018/10/15公開）

出版業界に興味があり、参加を決意しました。出版社でインターンシップをしている会社自体あまりないので、編集の仕事を体験できるのは貴重だった。オリジナル作品のマンガではないけれど、コミカライズ本も良く拝見するのでマンガ好きなら参加して損ではないと思います。

トレンドプロはビジネス書籍をコミカライズしていることも多いので、ビジネス書や哲学書を読むようにして、どのように構成すれば面白いなどを常に考えてそれをインターンのエントリーシートに書き込みました。

編集の仕事を実際に体験する（校正が主）

1日目にやったこと

編集という仕事がどのような業務か、という説明を受けてから、校正の仕事を体験しました。その後、お昼を社員さんと質問などをしながら食べ、実際にテーマを与えられてマンガを構成する。その後、社長と面談して出版業界についての厳しさなどを教えてもらう。

編集社員

なし

編集向いてないよって社長から言われたこと。ずっと読者気分でいる状態で仕事できないでしょう？　といわれたのが印象的だった。確かに、と納得したし、目覚める言葉だったので、インターンに行って良かったと思いました。

校正は細かい色塗りのところまで見なければいけないので、慣れないと大変だと思います。一番大変なのは最後にある漫画の構成。ずっと読者の気分でいるとうまく組めない。ある意味作家のような業務内容なので、頭を柔らかくしておかないとできないかも。普段から構成を考えながら読書したほうが良いかも。

編集の仕事の奥深さを知れて良かったとおもいます。コミカライズ編集特有の業務や編集以外の仕事など、本にかかわる仕事のことが知れて良かったと思います。出版社志望でなくても、本好きであれば楽しめる内容だと思います。また、実際に編集の仕事をしている社員の方とゆっくり話す機会もあったので、参加して損はありませんでした。

事前に哲学書やビジネス書を読んでおくと良いと思います。また、どのようにマンガを構成すればわかりやすいかなども考えながら読むとなお良し。

実際に働いている社員さんと隔離した部屋で業務を行いました。その際、実際の業務はインターンでやっている業務とは離れた様子だったので、実際にこの会社で働くという前提ではなく、「編集としての仕事」をさせてもらった印象だった。そのため、この企業で働くイメージはつかないかな、と思います。

社長から名刺をもらい、アドバイスの内容ができるようになったらいつでも連絡してくださいと言われたので、入りやすくはなっているのではないでしょうか？　ただ、そのアドバイスによると思います。私の場合は作家三人と実際にコンタクト取ったらとアドバイス。SNS等を使って呼びかけると意外と答えてくれるよ、といわれましたが、SNSもやっていないのでやりませんでした。

業界への志望度は上がりましたが、この企業限定で考えるとそれほど上がらなかったです。その理由が社長の無茶ぶりアドバイスですかね。あと、意外と現実を突きつけられる発言をズバズバ言ってくるので、メンタル弱い人は入社してから大変そうというイメージ。

積極的に連絡を取れば有利かな。社長直通の電話やメールアドレスの載った名刺をもらえるので、縋り付いてでも出版業界に入りたい人はこの企業のインターンに言っておいたほうが良いかもですね。

当然、出版業界。あとアルバイトの関係で接客業も見ていました。出版業界でもライトノベルを出版している企業を探していました。あとは有名な出版社と教育系の出版をしている企業も見ていました。まさかこのインターンに通過するとは思っていなかったので、うれしかった覚えはあります。出版業界は競争率が高いので不安に感じていましたが、夢は大切だと思っていたので。

変わらず出版業界のままです。ただ、接客業は違うインターンで嫌になったので、教育系の企業も見ています。出版社の競争率は高いのですが、エントリーシートは通過する確率が高いので、出してみるだけ出してみるのも良いかも。ただ、きちんと勉強していることが面接に進めるポイントですね。インターンの経験で覚悟が決まった感じなので、行って良かったと今でも思います。