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【19卒】農林水産省の一般職/技術職/農学/植物防疫所の面接の質問がわかる本選考体験記 No.5307(九州大学/男性)(2018/9/13公開)

農林水産省の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2019卒農林水産省のレポート

公開日:2018年9月13日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 一般職/技術職/農学/植物防疫所

投稿者

大学
  • 九州大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まず国家公務員と地方公務員の役割や職務の違いを把握することです。国家一般職で農林水産省に入る場合は農林水産省本省勤務だけでなく、出先機関も多くあります。私はその出先機関の一つである植物防疫所を選びました。何回も業務説明会に赴き、自分のやりたいことはここにあると思って決めました。面接を受ける前に実際に訪問して職員の方々からの話を聞くとそこが自分にあってるかどうかもイメージがある程度できる上に、志望動機もより深いものになると思います。訪問する前にはパンフレットやホームページからでは分からなかったことを書き留めて、質問できるように準備しました。訪問先の植物防疫所ではパンフレットや資料を頂ける上に、検疫に関する映像も見せてもらえるので積極的に訪問するべきです。また植物検疫の最新の動向も調べておくと職員の方から一目置かれるのではないかと思います。

志望動機

植物検疫を通じて、病害虫の侵入・蔓延を防ぎたいと思ったからです。私の祖父母は柿や栗を作っていて、害虫の被害に悩まされていました。最近では私が研究用に育てているトウモロコシが害虫の被害に遭い、害虫防除の重要性を改めて知るとともに、海外やほかの地域から害虫が侵入してきたら被害はどうなるのだろうかという危機感を覚えました。また私は昔から虫が好きでいつか虫に関係する業務に携わりたいとも思っていました。そのような中、植物防疫所の説明会で国内検疫を通じて病害虫の蔓延を防いでいることを知りました。また輸入・輸出検疫を通じて、輸入された植物に付着した新たな病害虫の侵入を防ぎ、安全に農産物を輸出して、円滑な貿易を行っていることを知りました。こうした日本の農業振興にも貢献している植物防疫所に大きな魅力を感じ、私もそこで働きたいと思ったため、植物防疫所を志望しています。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2018年03月

筆記試験 通過

実施時期
2018年06月
通知方法
直接
通知期間
1週間以上

筆記試験対策で行ったこと

基礎能力試験は大学の公務員講座を受けながら勉強し、専門科目はインターネットで検索したり、図書館の専門書を見たりして、問題を何回も解いて対策した。2017年の7月末から対策を始めた。

筆記試験の内容・科目

農学区分の場合
基礎能力2時間20分:択一式40問
知能分野 計27題
 文章理解 11題
 判断推理 8題
 数的推理 5題
 資料解釈 3題
知識分野 計13題
 自然・人文・社会(時事を含む) 13題
専門多岐3時間:択一式40問、栽培学汎論、作物学、園芸学、育種学、昆虫学、植物生理学、土壌学、農政経済
専門記述1時間:論文試験、基本的に農業に関することである

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2018年06月

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2018年07月

エントリーシート 通過

実施時期
2018年07月
通知方法
直接
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

専攻分野。志望動機。学業や職務において。社会活動や学生生活において。最近関心を持った社会問題や出来事、日ごろ興味をもって取り組んでいることなど。趣味・特技など。自己PR・長所や人柄について。

ES対策で行ったこと

フォーマットにしたがって、参考書なども見つつ、自分の体験を思い起こしながら書いた。その後大学の就職相談室の先生と話し合いながら修正を加えていった。

1次面接 通過

実施時期
2018年07月
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
農林水産省本省の人事担当
通知方法
直接
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

人事院面接であるため、積極的に落とす試験ではありません。評価が低くならないようになるべく質問に対してまず結論から言って後から根拠となるエピソードを言うようにしていました。会話のキャッチボールができていたのである程度評価されたのではないかと感じました。

面接の雰囲気

まずは「今日はどうやってきましたか?」とアイスブレイクを挟み、緊張している自分を見て、「緊張したらどうやって対処しますか?」と言われたので「深呼吸をして心を落ち着かせます。」と答えると、「ではやってください」と言われたので面接官の前で深呼吸をしました。雰囲気は圧迫ではなかったが、予想外の質問が多く出た。

1次面接で聞かれた質問と回答

実際に業務にいかせる自分の経験は何かあるか?

学習塾に勤務し過去の失敗からどうするべきかを学び、学習イベントを成功させることができました。高校生に自分の高校時代の勉強法を前に出てパワーポイントなどで教えていくという業務がありました。以前同じような業務を行った際に自分だけが話し続けていて、生徒の反応があまりよくないという印象を受けました。そこでイベント前にスタッフ同士のミーティングで合間に生徒に質問を投げかけ、ちょっとした感想を述べさせる時間を設けることを提案しました。その意見は採用され、その結果、生徒からのフィードバックは大変良く、何より場が和やかになったので良かったです。植物防疫所においても同様に相手に合わせて柔軟な対応をするように取り組んでいきたいです。

学習塾のアルバイトで大変だったことは?

性格や学力の異なる様々な生徒がおり、分からないことを分からないと言える生徒もいれば言えない生徒もいて対応が難しかったです。そのような生徒に対しては表情やしぐさを見て判断し、声をかけて、まずどこが分からないかを明確にし、一つ一つ理解させて自分で答えを出せるように指導していました。しばらくすると生徒が自分でわからない箇所を見つけある程度自分で調べてから伝えられるようになりました。生徒の理解に重きを置く指導は信頼関係の構築にもつながったのではないかと考えております。植物防疫所で言えば、検疫制度に関する広報活動や諸外国との技術交流などで多くの人に対応していかなければいけないので、そこで自分の力を活かして、コミュニケーションを密にとって円滑に業務を進めていきたいです。

2次面接 通過

実施時期
2018年08月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
植物防疫所の所長の方含め3人
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最後の方で寮「暮らしで一人暮らしのイメージがはつきますか?」など、植物防疫所に入ったあとの話をされていたので良い評価なのではと思いました。

面接の雰囲気

業務説明会などで何度も顔を合わせている方が面接官の中にいたので、話しやすかったです。そして面接も終始穏やかでした。研究室の先輩のことも知っていて、笑いも交じりつつ穏やかな面接でした。

2次面接で聞かれた質問と回答

植物防疫所で特にやりたい仕事を教えてください。

はい、特にやりたい仕事は通常の検疫業務に加え、侵入警戒調査や緊急防除そして広報活動です。私は外での作業が好きで港や空港に行ってトラップを設置して調査することや害虫の発生地に赴いて、地域と連携して防除を行う業務に大変魅力を感じています。また私が勤務していた学習塾で高校生対象の学習イベントを成功させたことや空手部での新入生の勧誘活動での成功経験を活かして、もっと植物検疫のことを多くの方に知ってもらえるように広報活動にも力を入れていきたいです。現在行っているビラやパネルの提示だけでなく、子供向けに検疫に関するクイズを出したり、実際に動いている害虫を見せたり、体験型イベントを行うのも有効ではないかと思います。

あなたが考える植物防疫所が対応していくべき課題は?

私が考える植物防疫所が対応していくべき課題は、持ち出し持ち込み不可の植物の種類が何かなど、植物検疫に関する事項がまだまだ一般に周知されていないということです。この問題を解決していくためには広報活動が重要だと考えます。例えば、黄色い完熟したバナナは害虫が産卵している可能性があるので輸入禁止であることや、沖縄からサツマイモをそのまま持ち出してはいけないことなど、知らない人も多いと思います。限られた予算の中で効果的な広報をしていくために、害虫や検疫の映像を見せることや標本づくりなどの体験型のイベント、交通安全教室のように学校に赴いて講演を行い侵入害虫の危険性を啓発するなど植物検疫について興味を持ってもらう機会を増やしていくといいと思います。

最終面接 通過

実施時期
2018年08月
形式
学生1 面接官8
面接時間
10分
面接官の肩書
農林水産省本省の人事担当の方や神戸植物防疫所の方など
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終採用面接などで植物防疫所への思いを熱く語り、虫が好きで虫を取り扱うのはむしろ好きだということをアピールすると、場が穏やかになった気がして、評価されたのではないかと思いました。

面接の雰囲気

10分ということなので意向確認かなと思ったが、普通にまんべんなく聞く面接だった。全員からの質問はなかった。雰囲気は圧迫ではなく普通だった。

最終面接で聞かれた質問と回答

研究室は植物系なのに、虫に関係する植物防疫所に入ろうと思ったきっかけは何かある?

大学で昆虫学の先生から植物防疫所について授業で紹介され、私は以前から虫が好きで害虫防除にも興味があったので、「これだ!」と思いそれから植物防疫所についていろいろ調べるようになりました。自身の祖父母は栗を作っていて毎年害虫の被害に悩まされていました。特に被害が大きかった年は収穫量が減り、穴が開いた栗を見て悲しい表情をしていた祖父母をみて、植物検疫を通じて、病害虫の侵入・蔓延を防ぎたいという気持ちが強まりました。また植物防疫所では輸出検疫・輸入検疫を通じて、農林水産物の貿易の活性化そして農業振興に貢献しているので非常に魅力を感じました。このように自分の体験を交えながら話すことで内容に説得力を持たせることに成功しました。

あなたに忍耐力はあると思いますか?

はい、個人的には忍耐力はあると思っています。私は大学入学時より黒帯を取ることを目標に全くの未経験から空手を始めました。始めた当初は技術も未熟で相手との組手では打撃を受けて痛みやケガも多く苦しい練習でした。初めて骨折した時には退部も考えましたが、一度決めたことを中途半端では終わらせたくないという思いがありました。そしてあきらめずに絶対に黒帯を取るという目標に向けて再起し、稽古日以外にも練習し技術を高めていきました。またアメリカ留学の直前の練習で足を骨折してしまい、松葉杖での生活を余儀なくされていましたが、グループディスカッションの授業では積極的に意見を言って議論も盛り上げるなど、自分にできることを見つけて英語力向上に努めました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定を頂く際には、本当に他に併願先がないのか再度確認されました。また内定後の流れを説明していただき、配属先が決まるのがいつになるのかも教えていただきました。

内定に必要なことは何だと思いますか?

まず国家一般職に合格する必要があります。そのために勉強しなければいけません。周りの公務員志望の生徒をみてみると、バイトもサークルもほとんど行っていない、学校も週に1回か2回ゼミがあるだけというような人が多く、自分は理系で研究室もあったので勉強に部活に時間が満足に取れない状況下で焦りを感じていました。受験ジャーナルや体験記をみると朝から晩まで長時間図書館で勉強している人ばかりで、自分は焦りを感じてしまっていました。しかし結果的に半分以下の勉強時間でなんとかなったので効率を考えて周りに惑わされずに自分の勉強をするのが一番だと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

内定が出る人を見渡してみると、きちんと自分の考えをもっていて、はっきりと話す、割と明るい人が多い印象でした。まだ志望動機について自分でなぜを繰り返していき、深いものにすると内定に近づくと思います。面接官から掘り下げられても応えられるからです。自分はこれができていたのが内定の一つの要因かなと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

とにかく本当に第一志望であるということをはっきり根拠をもって示すことです。自分は他の併願先はダメだったので状況的にも受かれば絶対に植物防疫所行くということが示せていました。それ以外の人は自分のエピソードと志望動機を絡めるなどして根拠を強くするといいと思います。

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Q. 志望動機
A.
公務員を志望した理由と、この官庁(特許庁)を志望した理由は両方聞かれることが多いです。 公務員の志望理由: 大学生になって地方から出てきて、地方の活性化とともに国全体を活性化したいと思うようになり、国に直接貢献できるような仕事をしたいと思い志望しました。民間就活もしましたが、社会課題解決のためには、自社の技術や製品しか使えないという民間企業のアプローチでは限界があると感じたからです。 特許庁の志望理由; 理系出身として、技術的な知見が活かせる仕事につきたいと考えていました。また、自分の性格上同じ仕事ばかり繰り返すのではなく、様々な仕事をやりながらキャリアを積んでいく方が性に合っていると感じました。特許庁では、〜な仕事が出来ると考え(具体的に面白そうな仕事)、自分の志望にマッチしていると思い、志望しました。 続きを読む
問題を報告する
公開日:2021年7月10日
Q. 志望動機
A.
私は、「国民の人生の選択肢を増やすことで、より豊かな生活」を実現したく、貴省への入省を志望します。大学在学中に、1年間留学していた○○にて、人々のキャリアパスが日本以上に多様であることに驚きました。そして日本でも、今以上に個人が多様な人生を送ることができるよう支援する必要があると感じました。実際近年では政府の政策の効果もあり、家庭の経済状況に関わらず、高等教育を受けられるような環境が整備されつつあります。しかし一方で、進路指導や職業教育の質に未だ地域間格差があり、地域によって高等教育を受けないことが当たり前の風潮が根強く残っている状況を私は目にしてきました。このように、国の指針と現状には未だ乖離が見られると感じます。そこで私は、文部科学省に入省し、全国民がいつでもどこでも必要な教育を受けられる制度を整えることで、より豊かな社会を築いていきたいです。 続きを読む
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公開日:2021年1月27日

法務省

法務局(国家一般職)
内定入社
Q. 志望動機
A.
 私が、法務局(貴局)を志望する理由は、大学で学んだ法律の知識を活かし、国民の財産を守り、社会生活や経済生活を支えたいからです。  法務局では、登記、人権擁護、戸籍、供託など幅広い仕事を行います。中でも、私は「登記業務」に携わりたいと考えています。中学生の頃に亡くなった祖父の相続登記の時に、法務局の方にお世話になりました。さらに、大学に入ってから民法を学ぶ中で、私法秩序の根幹を支える「登記制度」の重要性を知りました。こうした経験から「登記業務」に強い関心があります。  大学で学んだ法律(特に民法)の知識を活かし、「登記業務」を中心に、幅広い側面から、国民の生活を支えたいという思いから、法務局(貴局)を志望いたしました。 *「登記業務」は、法務局のメイン業務です(法務局の業務の5~6割は「登記業務」)。何らかの形で「登記業務」に関心があることをアピールするべきだと思います。 続きを読む
問題を報告する
公開日:2021年1月26日

経済産業省

総合職/技術職/特許庁
最終面接
Q. 志望動機
A.
私は行政官としての業務と審査官としての業務の両方を通じて、発明を保護しつつ、利用を促進することで産業を発達させる特許庁の業務に魅力を感じ志望致しました。農業分野においてはICTによる農業技術の向上により、アグリゲーションを実現する絶好のチャンスになっています。自分の専攻である農学を活かしつつ、特許庁で産業発展に寄与していきたいです。面接で話した経済産業省の外局である特許庁での志望動機は上記の通りで、審査官の業務に注目が行きがちだが行政官としての業務にも興味がありますよというのを示すようにしました。また私が学んできたのは農業であることから、特許審査を通じて農業振興にも寄与できることを示して、学んできたことを活かせることを伝えました。 続きを読む
問題を報告する
公開日:2018年9月13日

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会社名 農林水産省
フリガナ ノウリンスイサンショウ
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