21卒 本選考ES
総合職
21卒 | 関西学院大学 | 男性
-
Q.
「特に専攻で学んだことを帝国書院の仕事にどのように生かしたいか」(800字)
-
A.
私が地図に関する学科を専攻し、学んだことは主に2つあります。「文化を空間情報から読み解く手法」と「地図への向き合い方」です。私の専攻では文化の差異や社会の在り方を空間情報から読み解く機会を多く持ちました。特に文化の分布や地域的な関連の考察に重きを置き、数多くの事象を取り扱ってきました。その中で地図データと現地調査から得られた空間情報によって文化を捉える手法を学んだといえます。そして様々な年代に作成された多種多様な地図に触れるうちに、地図そのものへの向き合い方を学びました。どんな地図にも描き手と読み手がいます。加えてどの地図にもテーマや作成された目的があり、様々な情報を運ぶ媒体となっています。その地図のひとつひとつに真摯に向き合い、描き手が何を伝えたかったのか、また自分が地図の描き手としてどんな情報を伝えられるかを幾度となく考えてきました。 私がこうしてインプットしてきた学びは、貴社への入社後は積極的にアウトプットしていきたいと考えています。特に地図を通して地形情報以上のものを伝えられるような地図書籍の制作に携わりたいです。具体的には、一般の方に向けて地図の面白みを伝える書籍の制作が挙げられます。私の周囲には、地図はスマートフォンのマップしか知らないという人も少なくありません。そのような人にも地図の面白さや、また地図を通して新たな発見が得られることを伝えたいと考えています。そして必要に迫られて地図を開くだけでなく、地図を開くことそれ自体を楽しみにする人が増えるような書籍を制作するのが私の理想です。そのため、地図を実際に読むお客様の立場に立ち、伝える空間情報を取捨選択しながらそうした地図を作り上げていこうと考えています。私は地図の種類が無数にあるように、地図の可能性も無限大だと信じています。私が貴社に入社した際には、そうした可能性を私自身の目で見つけていきたいと考えています。 続きを読む