(1点目)JR東日本メカトロニクスさん(以下JREM)はJR東日本(以下JRE)さんの完全子会社であり、面接において最も問われた質問は「メーカーでも親会社でもなく、なぜ当社なのか?」という質問です。この質問は全ての選考で聞かれました。以下は私の回答になります。まずメーカーについてですが、設計図を書き、半導体基盤から作成するような細かい作業が多く、実際の利用者の方の目に見えるような業務ではないため、あまりやりがいを感じられないと考えたこと、私自身が回路図や半導体の作成に苦手意識を持っているため、メーカーは志望しませんでした。次に親会社についてですが、主に機械の受注のみを請け負っているため、実際の機械に触れることが難しく、エンジニアとして働きたい私の理想とは離れているようなイメージがあったため、親会社は志望しませんでした。上記のような回答であれば特に突っ込まれることはありませんでした。また、同業他社さんとの比較も重要です。鉄道インフラに関わる企業は日本に何十社と存在するため、なぜJREMさんなのかを明らかにすることが重要です。私の体感としては、他社さんと比べてJR東日本グループの企業さんは女性でも働きやすい環境がより整っているイメージがあります。私の主観ですので、気になる方は現場見学会にいかれることをお勧めします。とにかく可能であるならば現場に行かれた方が良いです。(2点目)どのような製品を作っているかについては、頻繁にホームページのプレスリリースを見ることをお勧めします。最近リリースされた製品について知っておくと、逆質問にも使用することができます。(3点目)JREMさんの面接で有効だった経験談として、ロボット制作やプログラミング経験が挙げられます。私は大学の実験でロボットを製作した経験があるので、アピールポイントとして使用しました。1次面接でも最終面接でも話題に上がったので、このような経験がある方はアピールしておいた方が良いかと思われます。(4点目)OB・OG訪問についてですが、JRE(親会社)さんにも機械設備担当の方がいらっしゃるため、必ずしもJREMさんの社員さんを訪問する必要はないかと思います。JREさんの社員さんでも機械設備担当の方であれば、JREMさんに出向された経験がある方がいらっしゃるからです。(5点目)インターンや説明会についてですが、私は大学3年生の夏に対面のインターンに参加する予定でしたが、コロナウイルスが蔓延していたため中止になってしまいました。そのため、説明会のみの参加で本選考にエントリーしましたが、特に不利になることはありませんでした。私のお勧めとしては、JREさんの機械設備の説明会とJREMさんの説明会のどちらも参加されると良いと思います。双方の業務内容の違いが明確になるからです。
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