1次面接
【学生の人数】3人【面接官の人数】3人【面接官の肩書】採用課長【面接の雰囲気】担当の方は全体的に物腰の柔らかい感じだった。面接が始まる前に「志望動機やあなたの学生時代の経験について聞いていこうと思うので、答えのほうを先に考えておくといいよ」と大まかな質問事項を伝えてくれたので、落ち着いて内容を整理することができた。終始温厚な態度で、こちらをリラックスさせて自分たちの良さを引き出そうとしていると感じた。【学生時代に力を入れたことを教えてください。】私は学生生活において、スポーツチームでの長期インターンシップに注力し、グッズ販売部門の責任者として、イベントで販売する新規商品案の立案を行いました。この際、私は「チーム全員で企画を作り上げ、販売すること」を目標として考えましたが、チームメンバーの参加頻度に差があり、目標に向けて今どのようなことをやっているのかをチーム内で共有することが難しく、結果としてチームメンバーのモチベーションを維持することが難しいという問題がありました。この問題を解決するために、私はまずSNSを通してメンバーに積極的に仕事を任せ、その意図を皆に伝えることで、今目標に向けて自分達がどの段階にいるのかを明確にしました。更に各メンバーの本音を引き出すため、メンバー一人一人とのコミュニケーションを積極的に行いました。その結果、メンバー皆が協力して新規商品案を完成させ、実際に販売するという目標を達成できました。この経験から、私はメンバーとのコミュニケーションの重要性を改めて感じ、チームで協力して目標に向かうためのチームマネジメント力を得ることができました。このチームマネジメント力を、貴社での事業でも活かしたいと思います。【大学ではどのような内容を学んでいますか。】大学では理論経済学を専攻しております。理論経済学とは経済に関する諸問題を解決する手法を研究する学問であり、具体的には、自治体や企業が最適な政策・戦略策定をするために必要なミクロ経済学の理論を学んだり、観光客の訪問数などの数値が決定される要因を特定するために統計的にデータを分析する手法などについて研究したりしています。また、こうして学んだ理論を実践する場として、日銀グランプリというコンテストに参加し、「日本の金融への提言」というテーマの下で、中小企業支援や金融教育、地域活性化など、様々な切り口からの提案を行うなど、学んだ知識を生かし実際に自分たちの考えをまとめ上げて実践的な活動にも取り組んでいます。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】終始穏やかな対応をしていただき、こちらの言いたいことに真摯に耳を傾けて頂いた。厳しい状況での対応よりも自分の経験や思いをわかりやすく表現できるか、また質問に簡潔に答えられているかといった点が評価されていたと思う。
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