22卒 本選考ES
事務系総合職
22卒 | 京都大学大学院 | 女性
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Q.
九州大学を志望した理由は何ですか。(300文字程度)
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A.
学問と社会を繋ぐことを通して社会課題の解決に貢献したいと考えたからです。私は学生時代、○○についての研究に取り組んできました。その中で学んだことは、差別解消のためには思いやりだけでなく知識が必要だということです。差別に限らず、社会課題の解決のためには研究成果を広く社会に発信していくことが不可欠だと実感し、学問と社会を繋ぐ仕事である大学職員を志しました。貴学は目指す姿として第一に「社会の課題に応える大学」を掲げ、ジェンダー平等推進など、研究成果を活かした社会貢献に積極的に取り組んでいらっしゃいます。貴学であれば、私の強みやこれまでの経験で得た学びを活かして社会課題の解決に貢献できると考え、志望いたしました。 続きを読む
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Q.
1.に記載した志望理由と関連のある九州大学の取組の概要を記入し、その取組を更に発展させるためにどういったことが必要だと思いますか。具体的な内容を踏まえて記述してください。(800文字程度)
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A.
男女共同参画推進室の取組が挙げられます。貴学の男女共同参画推進室は、国内初の配偶者帯同雇用制度導入、男女職位別の論文業績分析等を通して、ジェンダー平等推進に積極的に取り組まれ、第1回「輝く女性研究者活躍推進賞」を受賞されています。中でも「ジェンダー研究に取り組む学生への研究助成プログラム」は、大学のプログラムとしては他に例のないユニークな施策です。貴学におけるジェンダー研究の発展だけでなく日本全体のジェンダー研究発展にも繋がる、有意義なプログラムであると考えております。 こうした取組を更に発展させるために必要なことは、情報発信の活発化です。平成22年度実施の「男女共同参画に関する九州大学教職員アンケート」、平成29年度実施の「ワークライフ・バランス支援及びキャリア・ライフ支援に向けての調査」によれば、男女共同参画推進室による取組の課題は知名度向上です。学内はもちろん学外に向けた積極的な情報発信によって知名度向上を図り、貴学全体のダイバーシティ&インクルーシブをさらに進めることが必要だと考えます。 具体策として、貴学公式サイト上のSDGs特集ページで男女共同参画推進室の取組を取り上げることが挙げられます。SDGsに対する注目は近年ますます高まっており、朝日新聞社が実施する「SDGs認知度調査」によれば、2020年2月調査時のSDGs認知度は32%超と過去最高を記録しています。中でも20代の認知度は43%超で伸び率も10%を超えるなど、若い世代の関心の高さが窺えます。SDGs特集ページで取り上げれば、ジェンダー平等に関心のある人々だけでなく、SDGs全体に関心のある若い世代にアピールできると考えます。 これに加え、オープンコースウェア上でイベントやジェンダー関連講義の動画・資料を公開することで、SDGs特集ページをきっかけに関心をもった方々に対し、より詳しい情報を提供することができます。 以上のような情報発信を通して、男女共同参画推進室の取組を貴学の強みの一つとして打ち出し、更に発展させることができると考えます。 続きを読む
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Q.
これまでの経験で得たあなたの「強み」は何ですか。また、それを今後九州大学での業務でどのように活かせると思いますか。(字数制限なし。図の挿入・フォントの色等自由)
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A.
私がこれまでの経験から得た強みは「多様な意見をもとに課題解決策を考案・実行する力」です。 私は学生時代、○○の運営改善に取り組んできました。きっかけは、地域の方々の「○○離れ」に直面したことです。地域の方々のご意見を伺ううちに、従来の運営方法では多様な人々を受け入れる仕組みが整っていないことに思い至り、誰もが気軽に足を運べる○○にするための改善策を提案しました。 当初は地域の方々から本音を引き出せないという課題がありました。そこで、自治会の行事やボランティアに積極的に参加し、地域の方々との距離を縮めることで、率直なご意見を伺えるようになりました。 私が提案・実行したことは主に2点です。 1点目は、設備のバリアフリー化です。正座をすることが難しいという声を受けて椅子を導入するなど、誰もが滞在しやすい空間づくりを行いました。 2点目は、イベント開催やレンタルスペース運営です。野外音楽会や落語会を開催したり、ヨガなどの教室向けに大部屋を貸し出したりすることで、様々な人々が集える機会を作りました。 こうした改善策を実行した結果、年齢・ジェンダー等に関わらず人々が集う機会が増え、○○を中心とした活発な地域交流が実現しました。この経験から、明確な答えのない課題を解決するためには、まず当事者一人一人の声に耳を傾け、それに基づいて柔軟に策を練り、実行に移すことが不可欠だと学びました。 私は貴学で、広報や社会連携に携わりたいと考えております。こうした業務においては、学外の方々のニーズと学内の意向を調整し、柔軟に情報発信・企画立案等を行うことが必要だと考えます。その際に不可欠なことは、多様な意見に耳を傾け、常によりよい状態を追求することです。「○○離れ」に対応する中で行ってきたように、一人一人の声をもとに練った策を提案・実行することで、貴学と社会の橋渡しに貢献したいと考えております。 この強みは広報や社会連携に限らず、貴学におけるあらゆる業務に役立てることができると考えます。 大学は多様な背景をもつ人々が学び、協働する場です。貴学は所属学生の約13%を留学生が占めるなどグローバルな環境であるとともに、ジェンダー平等推進にも尽力していらっしゃることから、よりいっそう多様性尊重が求められると考えております。そうした中では、一人一人の学生、教職員、地域の方々にあわせた柔軟な対応をとる必要があります。 どんな業務に従事する際にも、多様な意見に耳を傾け、課題解決策を柔軟に考案・実行することを通して、多様な背景をもつ人々が学びを通して繋がる場としての大学運営に貢献する所存です。 続きを読む