【学生の人数】1人【面接官の人数】5人【面接官の肩書】取締役/人事部長【面接の雰囲気】最初の1時間は取締役と人事部長と日本語で面接が行われた。アイスブレイクもしてくださり、和やかな雰囲気で面接が進んだ。その後に海外事業部長の外国人の方と1時間英語での面接があった。この面接もフランクに行われた。【今の大学に通っている理由を教えて下さい。】大学受験で合格点に点数が及ばず、目標としていた学部入学が出来なかった事だ。結果として2部(夜間)に入学しました。親や友達から2部という肩書きもあり、大学決定時にマイナスなことを言われ、自分の決断が正しかったのか不安になることもありました。それでも入学を決めた理由の一つに模擬国連があります。英語という言語を学ぶだけではなく、英語をツールに世界問題を議論することに興味があり、受験前から私の大学が力を入れているプログラムである模擬国連への参加を希望していました。しかし、参加権利は学部生にしか与えられず、2部生が参加した前例はありませんでした。どうしても諦めきれなかった私は、自分の英語力をIELTSで形にし、教務班に毎日足を運び、熱意を伝えました。約1年に及ぶ交渉の結果、参加資格を得、2018年に模擬国連へ参加しました。この経験から、「努力で達成できない事は無い」という事と「物事を始めるのに遅すぎることはない」という事を学びました。【学生時代に力を入れて取り組んだことを教えて下さい。】私は学生時代に力を入れたことが英語検定準1級の取得以外にもう一つあります。それは模擬国連世界大会への参加です。模擬国連世界大会で多様な人材が集う中、互いを尊重し、1つの議決案を導き出しました。公用語が英語である大会で、多くの学生が英語を母語とし、日本語が母語の私に対して高圧的でした。しかし、十分な事前準備によって、発言時に自信を持ち、言語力で敵わない部分を知識量でカバーしました。1週間開催される大会の最終日には約30カ国で1つの決議案を出したが、豪州大使が決議草案に反対していました。しかし、自分が率先して声をかけ対話をする機会を設けることに成功しました。更に、自分の意見を主張しつつも相手の意見に対して前向き且つ対等な姿勢を示すよう心がけました。結果としてお互いの要望の一致点を見つけ、全員合意の議決案となりました。「自分の意見を主張しながら他人とうまく調和」する対話力、交渉力を身につけたと感じています。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】最初の日本語での面接の際は自分が将来やりたいことを明確に伝えることが大切だと感じた。また2020年4月から発足した海外事業部への配属と言うことで、英語面接が行われた。そこでも自分の英語力を示すことが大切だと感じた。
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