【未知の技術への挑戦】【21卒】本田技術研究所の冬インターン体験記(理系/HV車用電動パワープラント研究開発)No.11219(千葉工業大学/男性)(2020/10/14公開)
株式会社本田技術研究所のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2021卒 本田技術研究所のレポート
公開日:2020年10月14日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2021卒
- 実施年月
-
- 2020年2月
- コース
-
- HV車用電動パワープラント研究開発
- 期間
-
- 3日
投稿者
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
当初は全くインターンに行くことを考えていなかったが、実験のTAと雑談をしていたら、その会話内容からこのインターンを勧められて本選考にも直結すると言われたため、締め切り一週間前くらいだったが、準備して応募してみた。企業自体に興味はとてもあったため、ESはサクサク書くことができ、受かればラッキー程度の気持ちだったが、参加できることになったため参加した。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
特に対策はしていない。TAに書きかけのESを見てもらったが、その調子なら大丈夫そうと言われそのまま書き上げ提出した。このインターンは院生が多いと聞いていたので知識を貰いまくろうと思っていた。また、面接時に自動車の基本的な構造について知ってると良いと言われたのでそれを調べた。あとは自分がインターン当日に聞きたいこと・気になっていたことをひたすらまとめた。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年12月
- WEBテストの合否連絡方法
- 未選択
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 未選択
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年01月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
応募コースに沿ったホンダの技術をよく調べていたことと、i-DCDを好きだという点で、珍しい学生だと思われたのだと思う。面接を担当された方には「よく調べられていますね」と評価された。
面接で聞かれた質問と回答
志望する理由はなにか
私は、車に乗るすべての人が楽しめる、ワクワクする車づくりをしたいと考えています。実際の現場の体験を通じ、最先端の車づくりをされている方のお話を聞くことで、自動車業界、開発内容への知識を深め、そして貴社の職場の雰囲気を感じ取りたいと考えています。また今後さらに効率の良いシステムを搭載した自動車をつくるにはどうすればよいかを知り、より深く考えることができると思いました。
弊社のハイブリッドシステムに興味を持ったきっかけは
貴社のi-DCDを搭載したフィットハイブリッドを運転した際に、ハイブリッドの運転の楽しさはガソリン車以上だと知りました。自動車にとって運転の楽しさがあることは大前提です。一般的にハイブリッド車は運転がつまらないと言われがちですが、私はそれぞれのハイブリッドシステムに運転の楽しさがあると感じています。i-DCDは非常にポテンシャルの高いシステムだと感じていて、ハードウェアはとても素晴らしいものなのですが、制御に疑問点があったりと、探求心が芽生えるシステムでした。それから何度も乗るようになりました。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 本田技術研究所栃木四輪R&Dセンター
- 参加人数
- 5人
- 参加学生の大学
- 全体で100人程度いたがほぼほぼ院生で、私が参加したコースも3人院生で2人学部でした。大学については名の知れた大学が多かったですが、上位大学だから通るという雰囲気では全くありませんでした。
- 参加学生の特徴
- 全員自動車が好きなのは同じでしたが、その度合いにはばらつきがありました。また、私以外の方はHVコースだからといって電動車に詳しいというわけではなく、興味があって且つ専門分野が活かせるから来ているという方々でした。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
ハイブリッド車用電動パワープラントの研究開発
1日目にやったこと
全体オリエンテーションを行った後、コースごとに分かれて室課についての紹介と、顔合わせ・自己紹介があった。また、当時ちょうど新型車の発表間近ということもありその車のPLの方とお話をした。午後にはベンチの見学をし、実際に性能測定をしているところの見学等をした。
2日目にやったこと
各構造部分の研究・設計を一日にわたって見学した。最後には、新卒入社2年目の先輩方と「ワイガヤ」と呼ばれるディスカッションをする時間があった。LT会のような雰囲気だった。
3日目にやったこと
ホンダの様々なハイブリッド車に同乗し、いくつかのテストコースを体験した。普通には乗ることができない車に乗ったり、挙動についての疑問を実際に実験していただいたりと、かなり貴重な体験になった。午後にはレポートをまとめ、発表・質疑をし、評価をいただいて終了。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
PL/各担当者
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
開発者の方々の目線と消費者(万人)の目線で一つの物事を考えたときに、やはりズレが大きいのが気になっていて、それを伝えると、開発者の方は消費者の求める発想があまりなかったようで、お礼を言われた。自分が将来技術者になったとき消費者の声をよく聞くことが大切だと気付かされた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
各部品の研究や設計に関しては、全く知識がなかったため、相当難しく感じたが、周りの詳しい学生が簡単に教えてくれたりして、とてもありがたかった。3日間という短い期間だったので仕方ないが、もう少しゆっくり見たい部分がたくさんあった。それでも相当準備に時間を割いてくださっていて、少しでも学生に楽しんでもらえるように企画しているのは素晴らしいと思ったし、本当にありがたいと感じた。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
やはり第一線で最新の技術を研究・開発している方々なので、自分の想像を超える考えや技術を皆様は持たれているのだなと感じた。また、一つのシステムの中にも膨大な量の部品があり、その一つ一つに専門性が求められるため、たくさん勉強が必要なことも知ることができ、本当にためになった。実際に現場を見るまで気づかなかったこともあったり、大きな企業の内部を垣間見ることができたのは大きな収穫であった。
参加前に準備しておくべきだったこと
モーターの種類に関すること、パワエレの概要、機械、電気電子全般に対して少しでもいいので知識を持ち合わせていると何倍も楽しめると思う。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
3日間だったことが一番の理由になってしまうが、働きたいという気持ちは強まったものの実際に働くというところまで意識・想像できなかったのが事実である。しかし、社内の雰囲気は自分とよく合っていて、もし働くことになってもとても気分良く働ける環境であることは確認できた。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
前述の通り、機械工学や電気電子の専門的な知識があるわけではなく、ハイブリッドシステムに少し詳しかったから参加できたようなもので、本選考でも気を緩めてはいけないと感じた。しかし、参加したことで、選考が通りやすくなることは雰囲気から感じ取ることができた。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
このインターンシップに参加するまで勤務地がちょうど良い、という点以外であまり魅力を感じていなかったが、いざ中を見てみると面白い人が多く、士気の高い人もそこそこ多くいたので、仕事をしていい結果を残したいと思う私にはぴったりの場所ではないかと感じた。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
内定をもらった先輩がそのように言っていたので、通りやすいのだろうと思った。大企業の自由応募は狭き門だと思うが、自由応募でも最終選考まで進んだ。とはいえ、油断は禁物である。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
インターン参加後に直接連絡が来たことはなく、面接で少し触れられた程度なので実際の評価などは分からない。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
自動車業界に行こうとはなんとなく考えていたが、インターン応募前はIT系の企業も見据えていた。専門性を活かせる業種でもよかったが、興味がある方を選ぼうと思い、自動車業界に絞った。とはいえ、音楽・芸術系の仕事にも興味があったため、応募した企業に一貫性は全くといっていいほどなかった。ESの用意などが大変になるため、業界はなるべく絞っている方が良いと思う。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
第一志望の企業はインターン参加企業にしようと決め、ほかも志望順位の高いところはすべて自動車メーカーや部品メーカーになった。また、ハイブリッドシステムの開発に関わりたいという気持ちはさらに強くなり、応募する企業の業務内容もよく調べて応募していた。はっきりいってこの業界は大手と中小で給与に劇的な差があるため、よっぽどのこだわりがなければ、大手を目指したいところ。
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本田技術研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社本田技術研究所 |
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フリガナ | ホンダギジュツケンキュウジョ |
設立日 | 1960年7月 |
資本金 | 74億円 |
従業員数 | 13,000人 |
売上高 | 1608億3500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 松本宜之 |
本社所在地 | 〒351-0113 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 |
電話番号 | 048-461-2511 |
URL | https://global.honda/jp/RandD/ |