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【ホンダ日産でエンジン熱愛】【20卒】本田技術研究所の冬インターン体験記(理系/技術職)No.5971(東京工業大学大学院/男性)(2019/7/22公開)

株式会社本田技術研究所のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。

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2020卒 本田技術研究所のレポート

公開日:2019年7月22日

インターン概要

卒業年度
  • 2020卒
実施年月
  • 2019年2月
コース
  • 技術職
期間
  • 14日

投稿者

大学
  • 東京工業大学大学院
参加先
内定先
  • 未登録
入社予定
  • 未登録

インターンシップ参加前

このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。

私はもともと自動車が好きであり、完成車メーカーでエンジニアとして働くことに興味があった。今後競争の激しくなる自動車社会で生き残れそうな大企業以外は選択肢から外し、更に個人的な好みからホンダと日産に的を絞った。そして、比較のため両社のインターンに参加した。

このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。

まずは、同じインターンに参加した先輩から情報を集めた。ホンダのインターンに参加するためにはとにかくクルマとホンダへの情熱が大事だと聞かされたので、自己分析(なぜ自分がクルマやエンジンが好きなのか、どう好きなのかを詳しく語れるようにする)と企業研究(企業理念やホンダ車のどこに良さを感じたか、どこが自分と合っているかを考える)に時間を割いた。

選考フロー

応募 → WEBテスト → エントリーシート → 最終面接

応募 通過

実施時期
2018年11月
応募媒体
企業ホームページ

WEBテスト 通過

実施時期
2018年12月

WEBテストの合否連絡方法
未選択
WEBテストの合否連絡までの時間
未選択

エントリーシート 通過

実施時期
2018年12月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

最終面接 通過

実施時期
2018年12月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
ベテラン 主任研究員

通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

クルマが好きだ!という気持ちを素直に伝えられたことが一番の勝因だと考えている。また、学部選びや研究室選びといった過去の行動と、ホンダのインターンを志望する理由に一貫性を持たせられたことも、重要だったと考えている。

面接で聞かれた質問と回答

ホンダのインターンを志望する理由を教えて下さい。

私の夢は、スポーツカーをエコなクルマにして世に広めることです。洗練されたデザインと高い走行性能を併せ持つスポーツカーは、運転の時間を楽しみに変えてくれる魔法のアイテムです。しかし一方で、そのような車は燃費が悪くなる傾向にあり、環境に悪いというイメージが浸透しています。運転が単なる移動手段に終わらないことを教えてくれる、魅力あふれるスポーツカーを多くの人に乗ってもらうために、今より性能の良いエンジンを開発し、スポーツカーの悪いイメージを払拭させたいです。
貴社は、VCMやVTECなど、運転する楽しさと環境性能を両立させる新しいエンジン技術を多く開発し、今までにない車を生み出してきました。また、誰でも気軽に楽しめることをコンセプトにした軽スポーツカー「S660」や、ハイブリッド化によって驚異的な高燃費を実現したスーパースポーツカー「NSX」はスポーツカーの新たな形を示し、貴社の車づくりに対する強い情熱を感じました。これらの車を実現できる貴社のインターンシップならば、人を楽しませる車づくりの本質に触れ、上記のチャレンジに一歩踏み出す良い機会になると考え、応募しました。

ホンダに対する想いを教えて下さい。

近年の「エコ」を謳うクルマの多くは、環境性能に固執するあまり「運転する楽しさ」を忘れているように思います。一方で貴社は、高度な技術と強い情熱に支えられた、楽しい走りを追求したクルマづくりを続けていると感じます。例えば、多くの車種に搭載されているスポーツハイブリッドは、トップレベルの低燃費を実現するだけでなくスポーティで力強い走りを可能にしました。また、過酷なレースの世界に身を置くことで技術の向上を図る姿勢には、そのようなクルマづくりに対する情熱を感じます。
常に新しいことへのチャレンジを続け、環境性能と走行性能を高次元で両立したクルマを数多く生み出してきた貴社は、クルマファン目線からも技術者目線からも非常に魅力的です。このようなクルマづくりができるのは、「The power of dream」をモットーとする貴社に、確固たる夢と情熱を持ったエンジニアが集結しているからだと感じます。インターンシップでは、夢を大切にし、その実現のために努力を惜しまない貴社のエンジニアの仕事の姿を学びたいです。また、貴社の企業理念の一つである「創る喜び」を体験したいです。

逆質問の時間

  • はい
  • いいえ

インターンシップの形式と概要

開催場所
4輪R&Dセンター(栃木)
参加人数
50人
参加学生の大学
殆どが院生でだった。全国各地の様々な大学から学生が来ており、大学によるフィルターは全くなかったように思う。
参加学生の特徴
私のようにクルマが好きな学生が多かったが、そうでない学生も一定数いた。
報酬
なし

インターンシップの内容

テーマ・課題

特にテーマは無し

1週目にやったこと

1日目の午前中はオリエンテーション。その日の午後から部署に配属され、ひたすら座学を受けた(クルマ開発の流れ、エンジン開発の流れ、部署全体の構成・役割、各部門でどんな開発を行っているか)。

2週目にやったこと

いくつもあるエンジンの開発現場(テストベンチ)を1日1件ずつ訪問し、各フェーズにおいてどのようなことを行っているかを見学したり、手伝いで手を動かしたりしながら、ホンダでのエンジン開発について理解を深めていった。最終日には、主任研究員と部長の前で2週間のまとめを発表した。

発表会はありましたか?

  • はい
  • いいえ

審査員の肩書き

主任研究員、部長

優勝特典

なし

インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?

最終日の発表の場で「エコや環境配慮への関心が強まり、ハイブリッド自動車や電気自動車が当たり前になってきた現代でなぜエンジンに携わりたいのか」と部長に聞かれ、「ハイブリッド自動車や電気自動車がコスト的に普及しないアジアなどの国では、今後もエンジンの需要が大きい」と無難な建前を答えたところ、「素直に”エンジンが好きだから”と答えてくれればいい。君のパッションをぶつけてくれ」と言われたことが何より印象的だった。

苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?

宿泊した寮では朝食と夕食を自分で用意する必要があったが、寮の近くにはスーパーが一件あるのみだった上に終業後には品薄になっていたため、飽きない献立を考えるのが大変だった。また、自室に冷蔵庫がなかったため、ストックとして購入した食料や飲料の保存に苦労した。

インターンシップを終えて

インターンシップで学んだこと

様々な部署を訪問し多くの社員と交流する中で、ホンダという企業の本質(泥臭さ、クルマ作りに対する拘りなど)を肌で感じることが出来たと思う。他の完成車メーカーとの違いがはっきりと分かり、その後の就活での企業選びや、自分が本当にやりたいことは何かを改めて考える上で大いに役に立った。

参加前に準備しておくべきだったこと

ホンダ車への乗車経験があれば、ホンダで行っている自動車開発と実車のつながりを明確にイメージ出来たのではないかと思った。特に、ホンダは走ることの楽しさを大事にする企業だったので、実際にクルマに乗ることが企業理解において重要だったと考えている。

参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?

  • はい
  • いいえ

2週目の部署訪問では、エンジンテストベンチを回している社員につきっきりで話を聞いたり実験を見学したりしたため、非常にリアルな現場を体験することができた。どのような設備があって、他部署とどのようなつながりがあって、どのような仕事をするのかがよく分かった。

本選考で内定が出ると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

大学院での研究でもエンジンの研究をしているため、エンジンに関する知識や考察は他の学生には負けない。その上、インターンに参加することでホンダ内部の情報にも精通し、自分のキャリアをイメージすることができたため、かなりの説得性を持って企業にアピールできると考えた。

この企業に対する志望度は上がりましたか?

  • はい
  • いいえ

ホンダのエンジニアは、オタク気質で体育会系的なところがある。技術や研究が好きで、こだわりが強く、非常に泥臭いことを好む。それが、自分にはやや合わないと感じた。更に、実際に宇都宮で2週間暮らしてみて、宇都宮で働くことに対して全く魅力を感じることが出来なかった。

この企業を本選考でも受験予定ですか?

  • はい
  • いいえ

インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?

  • はい
  • いいえ

インターン終了後、社員や人事からのフォローがあったり、特別イベント等に招待されたりといったことは何もなかった。インターン参加者であっても、本選考は全員同じプロセスを進むことになる。

参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい

インターンに参加後の社員や人事のフォローは特になく、インターンに参加したからといって本選考が有利になるということはない。

参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい

メーカーに行くことは決めており、自動車と重工業を考えていた。自動車に関しては、トヨタ、ホンダ、日産以外のメーカーは今後激しくなると予想される競争で生き残るだけの規模と資金がないと考え、はなから除外した。また、自分の性格と合わなさそうなトヨタも除外し、日産とホンダに絞った。重工業に関しては、規模と安定感のある三菱重工業を候補にしていた。

このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?

多くの人と会い話をする中でホンダという企業の本質が分かり始め、多くの良い面を発見できたものの結局自分にはあっていないと感じた。また、勤務地である宇都宮に対し、今後の長い人生を捧げるだけの魅力を感じることが出来なかった。そのため、インターン参加後にはホンダの就活イベントに参加することはなく、就職先の候補からは外した。

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株式会社本田技術研究所のインターン体験記

本田技術研究所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社本田技術研究所
フリガナ ホンダギジュツケンキュウジョ
設立日 1960年7月
資本金 74億円
従業員数 13,000人
売上高 1608億3500万円
決算月 3月
代表者 松本宜之
本社所在地 〒351-0113 埼玉県和光市中央1丁目4番1号
電話番号 048-461-2511
URL https://global.honda/jp/RandD/
NOKIZAL ID: 1697144

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