- Q. 志望動機
- A.
独立行政法人国際協力機構(JICA)の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2023卒独立行政法人国際協力機構(JICA)のレポート
公開日:2022年6月30日
選考概要
- 年度
-
- 2023年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種名
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
私は海外にいたので、最終面接までオンラインでした。事情で対面が難しい場合はオンラインでの面接が希望できました。2次面接までは全員オンラインでした。
企業研究
私はJICAに幼いころから憧れがあったので、具体的な働くイメージがあらかじめできていましたが、まずはJICAがどのようなことをしているのか、これまでの歴史と比較して現在どのような業務に力をいれているのか、またなぜ他のNGOや総合商社、開発コンサルなどではなくJICAでなければならないのか、といったことを明確にする必要があると思います。意外と、この分野でこういった協力・事業に携わってこういうことをしたい、といった具体性は求められていないように感じました。私自身、これといった専門分野を持っていなかったのですが、将来の理想像を掲げた上で、逆にどのような課題にも全力で取り組めるバイタリティをアピールしました。OB訪問やJICafeなどはできる限り利用して企業研究をするとより用意周到に面接に臨めると思います。
志望動機
JICAを志望する理由は、開発途上国支援をとおして「国創り」に貢献し、世界中の人々の生活をより豊かにしたいからです。
もともと幼少期から戦争に関する本などを読み、平和や国際協力に興味を持ち続けてきました。また高校生の時、部活帰りに地球ひろばに行き、初めてJICA職員の方々とお話をさせていただき、本格的にあこがれを抱くようになりました。さらに大学入学後、東南アジアの途上国のスラム街で、初めて貧困を目の当たりにし、それまでの興味や関心が強い「使命感」に変わりました。このような原体験をもとに途上国支援に携わりたいと強く考えます。
さらに、特にJICAを志望する理由として、幅広い開発領域と世界中のアクターとの連携が可能な点があります。私は大学での経験から、途上国の課題解決にあたって、特定の分野からのアプローチには限界があることを痛感しました。JICAでは複雑に絡まり合う地球課題に対して包括的に、また持続的に取り組めると考えるため、強く志望いたします。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2022年04月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
ゼミのテーマ、志望理由、学生時代力を入れて取り組んだこと、自己PR
ESの提出方法
マイページ
ESの形式
Web
ESを書くときに注意したこと
簡潔に、わかりやすい、伝わりやすい文章にするよう気を付けた。
ES対策で行ったこと
就活会議に登録してJICAの過去の先輩方のエントリーシートを参考に、自分がもともと書いたものを改善していった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2022年04月 下旬
- 実施場所
- オンライン
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
参考書を購入し、特に非言語に力をいれて対策をした。
WEBテストの内容・科目
玉手箱(参考書を購入して少し対策したが、結構オリジナル要素が強いと思った。あまり勉強しても役に立たなかった)
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
言語、非言語、適性検査
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2022年05月 下旬
- 実施場所
- オンライン
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
小論文課題で、テーマに沿って制限時間内に解くというものだったので特に対策はしなかった。先の選考を受けた友人に形式だけ聞いておいた。
筆記試験の内容・科目
小論文(25分)
筆記試験の各科目の問題数と制限時間
25分
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2022年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 入構20年以上
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
なし
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
何を成し遂げたか、よりも行動の背景にどのような思考があるのか、何を考えて、何がきっかけとなってその行動を起こしたのか、を深堀されました。難しいことは聞かれないので、自分がその時その時に何を考えていたか振り返っておくと答えやすいと思います。
面接の雰囲気
非常に和やかな雰囲気だった。雑談とまではいかないが終始笑顔で話を聞いてくださり、緊張しすぎずフランクに会話を楽しめた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
JICAの強みはなんだと思うか/なぜ他ではなくJICAなのか
はい、他ではなくJICAを志望する理由は、純粋に、途上国の人々のために活動することができるからです。
たしかに、民間企業などの長期的雇用や投資による経済循環というのは欠かせないものだと理解しています。しかし、結局のところは利益が最終的な目標になってしまい、利益の出にくい領域や、国が主体となっておこなうようなインフラ整備や環境整備といったところには手が届きにくくなってしまうと考えます。
また、国際機関ではなく日本を代表する立場、ということもJICAを志望する理由です。私はこの1年間の留学を通して自分が日本人であるということを再認識しました。御機構においては、途上国への支援、国際社会への貢献を行いつつも、その貢献が日本の国際社会での立ち位置や国益に還元できると勉強させていただいております。
最後に、他の政府系機関と比較しても経済面だけでなく、幅広い分野から途上国の人々に国際協力という形で最も貢献できるのは御機構を置いて他にないと思います。
学生時代に力を入れて取り組んだことを教えてください
アフリカ〇〇の貧困地域で社会問題解決に尽力したインターンシップです。
ごみ問題に対する意識改善を目的としてプロジェクトを立ち上げましたが、最終的に村の美化だけでなく、ビジネスにつながる仕組みの導入に成功しました。
プロジェクトのはじめは、現地の文化や慣習に阻まれ、なかなか村の人々の興味や関心、協力が得られませんでした。
しかし、家庭訪問や小学校での授業実施、授業内で作ったポスターの掲示、村のチーフとの交渉を経て、徐々に清掃活動に参加してくれる人が増えました。
さらに、ごみ回収がビジネスに繋がるシステムを導入することにより、別の角度から利点を見つけてもらえるよう工夫をしました。
この経験を通して、相手の立場に立ち対話を通じてニーズの分析や相互理解を深める重要性を学べたと思います。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2022年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事部次長、事務所長
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
なし
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接よりも、さらに深堀をされる。また、いかに企業研究できているか、具体的な業務内容や事業を把握できているかがみられると感じた。
面接の雰囲気
一次と比べるとやや厳かな雰囲気ではあったが、どちらの面接官も頷いて話を聞いてくださったので非常に話しやすかった。最初に今回の面接の流れを説明されてから実際に面接に入るという感じだった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
就職を考える時に途上国に携わる組織・機関様々あると思う(国連や国際NGOなど) そこで日本、JICAを選ぶのはなぜか
(この質問の前に留学で学んだヨーロッパの視点からみた開発経済学の話をしていたのでその流れで聞かれた)
長期留学を通して、自分が日本人であるということを再認識しました。JICAは国際機関ではなく日本を代表する立場である点で唯一無二の存在であると思います。JICAにおいては、途上国への支援、国際社会への貢献を行いつつも、その貢献が日本の国際社会での立ち位置や国益に還元できると勉強させていただいております。
ー深堀が続くー
JICAの立ち位置みたいなところをしっかり調べられているが、例えば自身にとって特徴的なJICAの取り組み、JICAの事業で何か印象に残っているものなどあれば教えていただけますか。
→青年海外協力隊を例に挙げました。
自己PRをお願いします
私の強みは、いかなる状況でも課題に柔軟に対応できることです。
アフリカ〇〇でのインターンシップでは、はじめはプロジェクトの清掃活動に参加してくれる村の住民が非常に少なく、呼びかけなどだけでは日々の生活で精いっぱいの現地の方々の関心を得ることができませんでした。
そこで、私は、ごみ拾いがビジネスにつながるシステムを現地調査の中で発見し、村に導入することで、村の人々に別の視点からごみ拾いの利点を見つけてもらおうとしました。
すると、以前は興味を示さなかった住民も関心を持ってくれるようになり、最終的に村人たちが自主的に〇〇を立ち上げるまでに至りました。
私はこの経験から、現地の人々とのコミュニケーションはもちろん、相手の立場に立って、別の角度からアプローチすること、柔軟に課題解決に取り組むことの重要さを学びました。この課題に対する柔軟性は、御機構でも現地での活動、政府関係者との会議などあらゆる場面で生かせると考えます。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2022年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
なし
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接では、役員クラスの長年JICAに携わっててきた方々がいらっしゃると考えたので、創設からの歴史を事前に予習して逆質問に備えました。
面接の雰囲気
面接官が4人がローテーションで質問をしてくる形式だった。ビデオオフで書記とアシストの方が計2人おり、参加しているのは6人だった。最終面接ということもあり、厳かな雰囲気を想像していたが、思ったよりも和やかで、表情豊かに反応してくださる方もいらっしゃったので緊張しすぎずありのままの自分を出せたと思う。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
OB訪問を通して職員の仕事のイメージにギャップはあったか
実際に職員の方のお話を聞く中で、海外/途上国の現地での活動だけでなく、国内での業務というのも非常に重要であると感じました。
一般的なJICAのイメージとして、海外の在外事務所で現地のローカルコミュニティから政府関係者まで幅広く働きかけるという印象が強いと思いますが、国内での業務、現地と他のセクターをつなぐ役割も非常に欠かせないものであると勉強させていただきました。ですので、私の感じた職員の仕事のギャップとしましては、途上国の困っている人の現場に行って活動するというよりも、むしろより高い視座から関係者などをつなぎ合わせ、一つのプロジェクトを作り上げるというマネジメントの気質が強いということでした。
JICAで働くとなった際、様々な能力が必要だが、 ①発想力 ②処理能力 ③交渉力 自身の認識として、どこに強みがあって、相対的にどれが弱いと考えるか教えてください
私がどちらかというと強いと考えるのは、交渉力なのではないかと思います。理由としましては、これまで大学生活の中で15か国以上の国々に赴き、様々な価値観に触れる中で、固定概念にとらわれずにオープンに相手と話す力が身についたと考えるからです。異なるバックグラウンドを持つ相手と交渉をするにあたり、そのような柔軟な思考力を持っていることは重要だと考えます。
逆にどちらかというと弱いと考えるのは処理能力です。JICAの仕事の特徴として同時にいくつものタスクに分野を横断してアプローチしなければならないと認識していますが、私は一つのことに注力するあまり他のものが見えなくなってしまうことがあります。幅広く物事を俯瞰し、何を優先してやるべきかを常に考えるようにして、処理能力を今後身に着けていきたいと考えます。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2022年06月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
承諾しました。
理由は、第一志望だったからです。
内定後の課題・研修・交流会等
内々定者ミーティングがあり、内々定者の自己紹介や、若手職員と話せる時間がありました。
内定者について
内定者の人数
60名程度
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
内定後1~2か月ほど検討する期間が設けられているようでした。自分は承諾したので詳しくはわかりませんが、悩んでいる人の相談にも積極的に乗ってくださり、就活を応援してくださるスタンスが伝わってきました。
内定に必要なことは何だと思うか
とにかく他ではなくJICAでなければいけない理由を明確にし、熱意と高い志を持って挑めば大丈夫だと思います!開発途上国に対する専門分野、専門知識がなくても、JICAという独自の組織をしっかり理解し、企業研究を行うことで自分ができることをアピールしやすくなると思います。OB・OG訪問を私は一度しかできませんでしたが、可能な限り行うことで詳しい業務やキャリアへの理解につながると思います。また、学歴はほとんど関係ないと思って問題ないと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
私の場合は、海外での経験が大きなアピールポイントになりましたが、現在のコロナ禍で海外に行けずに大学生活を過ごした人も多いと思います。自分の考えがしっかり固まっていて、途上国支援に携わりたいという強い意志を言葉に表すことができれば、想いが面接官に伝わると思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接は意外と落ちることが多いから気をつけたほうが良いとよく聞きますが、実際のところわかりません。私の場合は最終面接でも比較的和やかに、話しやすい雰囲気でありのままの自分を出すことができたのであまり不安はありませんでした。最後の面接で役員クラスの人に私の話を聞いていただけると思ったら、こんなに貴重な機会はないと思い、俄然やる気が出ました。
内定後、社員や人事からのフォロー
人事の方と面談を通して不安なことはないか等フランクにお話させていただきました。
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独立行政法人国際協力機構(JICA)の 会社情報
| 会社名 | 独立行政法人国際協力機構(JICA) |
|---|---|
| フリガナ | コクサイキョウリョクキコウ |
| 設立日 | 2003年10月 |
| 資本金 | 8兆3105億円 |
| 従業員数 | 1,942人 ※2021年1月末時点 |
| 売上高 | 4061億7196万6000円 |
| 決算月 | 3月 |
| 代表者 | 北岡 伸一 |
| 本社所在地 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町5番地25 |
| 電話番号 | 03-5226-6660 |
| 採用URL | https://www.jica.go.jp/recruit/shokuin/ |
