【4Kテレビの番組制作】【20卒】エヌエイチケイメディアテクノロジーの冬インターン体験記（文系/技術職）No.7592（早稲田大学/女性）（2019/10/11公開）

放送系のサークルに所属しており、放送業界に興味があった。そこでテレビ局やCM制作会社、広告代理店などを中心に広く業界を見ていたが、中でもNHKの直接の子会社であるこの企業は番組の企画力や最先端の4Kテレビの技術をいち早く使っていることで非常に興味が持てた為

ES提出のみであったため、自己PRでは放送サークルで実際に番組を作った経験を引き合いに出して簡潔に自分の強みをアピールできるように文章構成を工夫した。またこの企業が制作した番組のどこが面白かったか、また自分だったらさらにどう面白くするかを志望動機では簡潔に綴れるようにした。

実際に音声さんやカメラマンなどを一通り体験し、その後実際に番組を収録するワークショップ

1日目にやったこと

会社説明、社内見学、現役社員の方との昼食会、その後は4グループに分かれ現場社員のレクチャーを受けながら機材を触り、実際に番組を一本収録するというワークショップが開催された。

なし

技術的な面では照明さんの明るさをカメラマンは配慮すべきという点でグループ全体を通してもう少し、個々の動きを見るべきだという指摘があった。また、時間との勝負なのでこういう場面ではてきぱきと動くべきとの言葉もあった。

現役社員が実際に学生をレクチャーする場面が多く、評価されているような雰囲気が出ていた為、個々の学生がお互いをライバル視するような部分もあり協調性に欠ける場面があった。最終的に協力しなくてはいけないとわかるまで全員が個人プレーをしてしまい、まとめるのに苦労した。

まず、放送業界といっても映像系の経験が乏しい自分にはどうしても専門的なことを学ぶ学生に劣ってしまう部分があると感じた。未経験でも歓迎すると御社は仰ってくれたが、果たして本当なのだろうか、どうしても現場を経験した学生と比べてしまうと厳しいように思う。このような点を確認できたのが一番の収穫だったと思う。

当然、専門知識を持った学生が多いので映像技術に関する知識があるに越したことはないが、それだけではなくグループワークやグループディスカッションのような一面もあったのでそこは本を読んだり練習するなりで対策していっても良かったかもしれない。

体育会系のような雰囲気や仕事のスピード感など全てにおいて自分には合わないと感じてしまった。会社説明の時点でも何も知らない文系学生はあまり向いてないとされていたのが気になったが、実際本当だと思った。テレビ業界でのアルバイトやサークルで映像技術を触ったことのある経験者が必要とされているのが伝わってきた。

参加した学生は皆理系で映像技術や放送技術を研究する理系の学生であり、実際にカメラマンなどで番組を制作したことのある学生も多く、その中で自分はあまりマッチングしているようには感じなかったため。また仕事内容の都合、全国転勤が必須であり、そこまで放送業界に熱意やバイタリティは自分にはないように感じたため。

志望度が下がった理由は、社内の雰囲気や自分との性格面でのミスマッチが大きい。仕事内容がどんなに面白そうでも、会社がNHKという安定した企業であっても、やはり社内の人間、特に現場社員の方々の雰囲気は大切だと思った。そういう意味で自分は御社とミスマッチを起こしてしまったのが大きい。

冬の5daysのインターンは恐らく、ESなどが免除になる手当がありそうなものの1dayだったのでなさそうだった。その為、話題性にはある程度役には立ちそうだが直接関係するかというと怪しいところである。

放送業界の他に、大手広告代理店(電博ADK)やCM制作会社、他にもエンタメ業界、その中でもゲーム業界(任天堂やカプコン、バンナム、セガなど)を考えていた。インターンは志望業界は絞らずに色々手広く受け、受かった所から順に行ってみる考えだったため、5daysよりも1dayの方が多く受けていた印象がある。

実際にインターンに行ってみて、やはり知識や実践の重要性や熱意のようなものを強く感じた。その中で自分には少し放送業界は合ってないような気がした。マスコミや広告業界が気になってはいたものの果たして本当に自分に合っているのかもう一度自己分析して考えるきっかけとなった。職人気質の方が多い中で自分はもっと色々な仕事が出来るような総合職を志望しようと考えた。