18卒 本選考ES
技術職
18卒 | 神戸大学大学院 | 男性
-
Q.
研究概要
-
A.
抗体医薬の需要が増す中、その高額な医療費が問題となっています。抗体医薬生産では抗体にのみ結合する吸着剤を用いて目的抗体と夾雑物を分別する必要があり、ここでの莫大なコストが高額な抗体治療を招いています。そのため、抗体吸着量が大きく、かつ細孔内への抗体流入が迅速である高性能な吸着剤の開発が求められています。私は吸着性向上のための具体的な改善箇所を明確にする目的で、吸着剤内の抗体の拡散・吸着挙動を解析しています。吸着シミュレーションに基づく解析結果から、当研究室ではより高性能な吸着剤の開発検討を行っています。抗体医薬の製造コストを減らし、多くの患者様に抗体治療を届けることが私の研究の最終目標です。 続きを読む
-
Q.
上記テーマで、あなたなりのオリジナリティを発揮した点、画期的な点など特に主張したい点を3つあげて下さい。(全半角40文字以内)
-
A.
物質収支に基づいたシミュレーションと単位操作により吸着剤の性能を評価している点。 他の研究者と比べて、より少ない物性値で吸着挙動をシミュレートできる点。 実測値と計算値の比較から導いた拡散係数を用いて吸着剤の構造を検討している点。 続きを読む
-
Q.
あなたがこの会社で成し遂げたいことを述べてください。 (全角400字以内)
-
A.
私は大学で培った知識をもとに、研究によって生み出された技術を「製品」という形で世に送り出し、人々の暮らしに「新しい価値」を提供したい思いが強く在ります。世の中に大きな影響力を持つ「素材」を扱い、さらに高い技術力を有する貴社でこそこの思いが実現できると考えます。入社後は技術開発職に就きたいと考えており、安定かつ高品質な製品の量産化を図るため、まずは生産プロセスに関する知識や経験を学びます。そして、より安く、より効率的に生産できるプロセスを開発し、貴社の素材を用いた製品を広く普及させ、新しい価値の創造を実現していきたいと考えています。また、将来的には海外での工場設立や量産化への取り組みに尽力し、世界中の人々に東レの製品を広めたいと考えています。これらの仕事には大きな困難が伴うこともあると思いますが、「新しい価値の創造を通じて社会に貢献する」という信念のもと、粘り強く最後までやり遂げたいです。 続きを読む