【21卒】原燃輸送の冬インターン体験記（理系/総合職）No.9733（神戸大学大学院/男性）（2020/6/26公開）

今回の原子力のような、国と大きく関わっている事業は強力な親会社、国の支援もあり守られる立場にあるからホワイトの可能性が高いといえること。おそらくマニュアル通りの仕事を求められるため官僚のような働き方を要求され、自由度が低いかもしれないが、成果主義とは反対の仕事だと思った。本選考において持ち駒が切れたら、国営という括りから企業選びをやってみようと思った。

原子力に関する関連事業、どのような会社があるかを調べたり、どのような事業リスクがあるかを調べておけばよかった。

青森配属の可能性があったり、新卒が3~5人しか入らないという話を聞いて、自分にはついていけそうにないと思った。多くが東京で働ける会社ではあり、青森配属も稀な例ということは説明で受けていたが、西日本出身の自分からすれば、リスクが大きいと思った。

本題のワークに入る前にエントリーシートの設問を知ったが、参加してみてもどんなことを志望動機にして会社を受けるべきか分からなかった。ナビサイトにエントリーシートの前例がなく、このような企業は他に例を見なかったため、どうしてもインターンシップ中にキャリアプランが思いつかなければ応募しないでおこうと決め、結局やらなかった。

特殊な業界の業務だったが、おそらく守秘義務が厳しすぎて、具体的な業務内容、業務をする上でのリスク、そして肝心の運ぶことに求められる専門性が何かが分からなかった。会社の実態という部分に全然触れられなかったりマイナスの話が聞けなかったため志望度はあがらなかった。

特に早期選考や一次面接免除などの名言はされておらず、直接的な優遇はない。しかし、特殊領域故に会社そのもののブラックボックス感があり、会社説明会だけでは分かりえない業務理解はあるので、その点のアドバンテージはとれるだろう。

インターンシップ参加者限定の対面の説明会が東京で開催されるとアナウンスがあった。自分は関西なので予定が合わず参加できなかった。

本選考において受けたいと思っている企業を中心に志望した。特に、自分の専攻で触れたことがあり、仕事のイメージがしやすい素材化学業界、それに関連する石油業界、電力業界。また、インターンシップで好印象だったIT業界も志望していた。主に変化が激しい時代であるため、一旦安定した企業の中で腰を据え、若いうちに力をつけていこうと考えた。

あまり変わらなかったが、ホワイト企業でも事業内容に興味を持てないと苦しいと思った。そこで、上記の業界の中でも、「入った後にどんなことに力を入れてどんな人間を目指すか」といった理想像が思い浮かぶ企業だけにエントリーした。実際早期選考を受けていても、自分で志望動機すら浮かばない企業は面接を受けるだけ無駄だったと感じる。