【21卒】東京海上日動システムズの冬インターン体験記（理系/ITエンジニア）No.9611（神戸大学大学院/男性）（2020/6/26公開）

保険なんてコモディティ化しすぎてどこで差をつけるんだと思っていたが、AIの機能をうまく使ってヒューマンエラーを補うようなシステムを売り出していて、こんなにクリエイティブな差別化ができるんだと驚いた覚えがある。また保険料はみんなでやる一種の貯金みたいなもの、というたとえはさすがだなと思った。

他のIT×無形商材だったり、保険×別の領域という企業を勉強し、この会社の立ち位置を客観的に評価すべきだった。

あまりガツガツと働く事、そしてノルマに追われることが好きじゃないが、勉強には前向きな社員が多いと聞き、自分の求める環境と一致していると思った。人事の方のトークもほんわかしていて、こういった人が多い会社で働けると楽しいだろうな、と個人的に思った。

例年は40人の新卒採用に対して本選考は7000人の応募があると言われ驚いていたが、早期選考に参加する学生はインターン実施回数が20回だとしても20回×20人=400人なので実質倍率が175→10倍になると推測し、これならまだ頑張れば内定の可能性もあると考えた。

制度の説明においてもとにかく働きやすさをアピールしてくれる。他の企業にあった建前でアピールという部分がこの会社にはあまりなく、正直な性格である自分にとっては好ましい環境ではないかと推測した。東京しか勤務地がないことも非常に働きやすいと思った。

むしろ早期選考に参加しないとそもそも本選考に参加できないのではないかと思った。22卒は1月からコンタクトが始まっており、どんな遅いインターンシップでも3月までに最終面接をやりきってしまうため、6月に枠が残っているとは考えにくいとおもったから。

早期選考に呼ばれる。コロナの影響もあり、21卒以降はインターンシップに参加しないと本選考に実質参加できないのではないかと思う。

化学専攻なので、化学業界を中心に受けていた。最初は周りも受けるからと消去法的にAGC、積水化学工業などの大手化学メーカーの研究職を受けていたが、サマーインターンシップ選考途中で適性に合わないと思い研究職を選択肢から外す。それからは化学が間接的に関わってくる企業の技術職を中心にエントリーし、選考を受けていた。しかし、それらの企業は少数しか採用しない上に、ゴリゴリのジョブマッチング＆高学歴競争であり絞るのは危険だと考えていた。

思いもしなかった業界にこんなにホワイトで自分の性格とマッチしそうな会社があることに非常に驚いた。ITにはもともとそんなに興味はなかったが、この企業の志望度が高くなるにつれ、他の会社を見て、この企業のいいところはIT企業における一般的な長所なのか、それともこの企業ならではの良さなのかを比較検討したくなり、ITのエントリーを増やそうとした。