【21卒】大和工業の夏インターン体験記（理系/技術系コース）No.8794（神戸大学大学院/男性）（2020/2/14公開）

自ら面接官をやってみることで、自分だけで面接対策する中では見えてこなかった弱点やあらたな自己分析の切り口が見えるということが分かった。また、緊張して全く話せない学生を見ると、「うろたえながらもとりあえず口に出してみる」といった精神が必要だと感じた。

鉄業界の大手の情報をあらかじめ調べておくと、情報の比較により企業研究がはかどったのではないかと考えていた。

少し体育会系だったり、人事がたまにグレーな発言をしていたことが、自分に合わないと思った。また、単純に鉄に興味が湧かなかった。なぜなら、工場見学によって、技術系コースが危険で過酷な仕事だと感じたから。そして、地元で働くよりは、東京や大阪などの都会で働きたいと思った。

他の大手企業の待遇や福利厚生を聞きなれてしまって、この会社の「給料待遇はいいですよ」という社員の方の声に賛同できなかったから。やはり、有名企業のインターンに参加したり、レベルの高い大学に所属していると、それなりのプライドが出てしまう。自分自身の問題ではある。

人事の方とのトークは非常に楽しかった。また、学生もそこまでがつがつしている人はいなくて、気をそこまで使わなくてよい所に魅力を感じた。ただそもそもインターンシップ前は存在そのものを知らなかったので志望度が上がるのはさも当然の事、といういい方もできる。

インターンシップ参加者のみの2ndインターンシップに呼ばれた。そのインターンシップで評価されると11月からの早期選考ルートに乗り、1月に内定が出るのだ。最速内定ルートは本選考よりも圧倒的に学生数は少ないはず。

優秀者は2ndインターンに呼ばれ、そこで模擬面接のプログラムに参加する。そこでも評価されると、早期選考に呼ばれ、1次2次の過程を経て1月に内定が出る。

エネルギー・インフラ業界、メーカーを中心に受けていた。化学専攻なので、それに関連する事業を行っている企業に就職し、専攻の強みを生かしたいと考えていた。しかし、現時点ではもしかすると自分に合った未開の業界があるかもしれないので、サマーインターンは色々なところを受けていた。自己分析が必要だと薄々感じていた。

大手の子会社だったり、転勤のない企業についても探してみようと思った。自分の第一志望であるメーカーは転勤が多く、家族を持った時の大変さが段違いなので、自分の体力や家族とのスケジュールを調整しながら働ける企業を選ぼうと思った。企業の人気度が自分の幸福度に直結するわけではないと知り、もう少し深く労働条件を比較検討しようと思った。