【挑戦と成長の化学】【23卒】森六ケミカルズ・オーバーシーズ・ホールディングスの営業職の本選考体験記 No.29249（非公開/男性）（2022/6/9公開）

会社説明会

人事の方から、会社概要の説明、事業内容の紹介、質疑応答がありました。

会社ホームページで、最低限の会社の概要や展開している事業内容について調べておくといいと思います。また、取り扱っているものは化学品ｇ多いので、少しは化学の知識が必要かもしれません。

参加することで、書類選考の案内が届きました。

志望動機/学生生活中に取り組んだことや困難を乗り越えた体験について具体的なエピソードを含め記入してください/卒業研究について/海外経験について

採用担当当てにメールで提出

Excelに入力後、PDF化し提出

文字数制限は無く、枠一杯に書けるので出来るだけエピソードを具体的に記入しました。

大学のキャリアセンターの方や先輩などにエントリーシートの添削をしてもらい、改善していった。また他社の通過したエントリーシートで用いたエピソードなどを取り入れた。

なし

zoomを10分前に接続し、面接をおこなう。

フィードバックで言われたように、明るく元気な雰囲気でハキハキと受け答えしたのが良かったと思います。1次面接は、どれだけ人事の方に好印象を残せるかが鍵を握っていると思います。

堅苦しい面接という雰囲気ではなく、どちらかというと面談に近いような話しやすい雰囲気だった。質問に受け答えする中で、その都度、いい点と改善点を話してくださった。

明るくハキハキと笑顔で話しているのが好印象だった。結論ファーストで端的に話すとなお良し、と言われました。

なし

あなたの強みと弱みを教えてください。

私の強みは、未知の領域に挑戦する姿勢を持っているところです。この姿勢が顕著に現われた出来事が2つあります。1つ目は英語が苦手な私が大学の英語の副専攻を受講したことです。この経験からTOEICの点数が200点ほど上がりました。もともと中学高校と受験勉強の最低限しか英語と触れあってきませんでした。しかし、海外赴任している父の姿をみて将来はグローバルに活躍したいと思い、大学入学時に英語の副専攻を受講することに決めました。2つ目は、大学から大学院に進学するさいに生物系の学科から化学系の専攻に変えたことです。この経験から化学の知識も身に付き、学会発表での質疑応答に対応できたり研究の幅が広がりました。現在、行っている研究が生物の知識を主に使いながらも化学の知識も必須でした。そこで、私は足りない化学の知識を習得するために大学院進学時に化学系の専攻に変更し、化学の専門的な講義を受講しました。これらの2点の経験から、なにか決断する際には自分が成長できる方に挑戦するようになりました。
次に私の弱みは、緊張しいで心配性なところです。特に学会発表や研究室内での研究の進捗報告など人前で話すことに関して、失敗したらどうしようと考えてしまいます。そこで、人より時間は掛かってしまうのですが、準備をしっかりとすることで大きな失敗をなくすことはできました。

あなたがチームで成し遂げたことについて教えてください。

私は、陸上競技部での活動に最も力を入れて取り組みました。私は、部内で、中距離パートのパートリーダーをやっていました。これまで、中距離パートの部員が試合で結果を残せていませんでした。私は、中距離パートの部員全員に試合に勝利することや自己ベストの記録を更新する達成感を味わうことを経験してほしいと考えました。私が所属する陸上競技部には監督やコーチがおらず、学生だけで練習を行っていました。そこで、私は部員それぞれの課題や不調の原因を、試合や練習を録画して振り返り、部員のランニングフォームや、どのタイミングでバテるかを分析しました。さらに、従来行っていた練習を続けるだけでは意味が無いと思い、強豪校がおこなっている練習を取り入れ、自分たちのレベルに合うように改良を行いました。そして、走るだけでなく、部員それぞれに合った筋力トレーニングやランニングフォームを提案し、弱い部分を克服していきました。このように、練習を改善していくことで、結果的には中距離パートの部員全員がベストタイムを更新し、中には関西学生陸上選手権に出場できる部員も出てきました。この経験を通して、従来のやり方にこだわらず柔軟な考えを持って取り組むことの大切さを学びました。

到着後、控え室に通され、必要書類を提出しました。交通費は出なかったです。

対面の面接ということで、第一印象を大切にしました。具体的には、入室時に笑顔で元気よく入室したことで面接官の方々に絶賛されました。海外で働けるかどうかという質問に対して、ポジティブな回答をした方が良いかなと思われます。

最初は緊張感があったが、面接官の方々から私の地元についてや趣味の話を振ってくださり和やかな雰囲気になった。

化学の知識も持っていて、海外へのモチベーションも高いのが良い。志望理由をさらに深く話せるとよりよくなる、と言われました。

なし

就職活動の軸と、なぜ大学院で研究をしているのに営業を志望しているのか教えてください。

私の就職活動の軸は化学の力で世の中の人々の生活の質の向上に貢献したいというものです。私たちが生活していく中には化学品であふれています。例えば、医薬品や食品添加物など生きていくために必要不可欠のものから、スマートフォンやパソコンといった電子機器や自動車や電車など、私たちの生活をより豊かにするものなど数えだしたら、キリが無いです。私は、何か1つの物に特化したメーカーよりも、幅広く、これらの化学品に携われる化学系専門商社を志望しています。
また、私は実験することも好きですが、研究成果を発表する学会や質疑応答などで議論を行う方が好きです。人とコミュニケーションを取りながら、私が大学や大学院で得た知識を活かせる職種を考えた際に、研究職よりも営業の方が向いていると感じ、営業職を志望しています。

海外で働くことについて、どう考えていますか。

私は、世界中の人々の生活の質の向上に貢献したいと考えているため、海外でも積極的に働きたいと考えています。
以降、深掘りされました。
質問　海外でも積極的に働きたいと思えるモチベーションはどこからきていますか？
回答　私の父が、私が中学生の頃から約10年間、海外赴任しています。私は家族と共に、1年に1回、長期休暇中に会いに行っていました。そこで、実際に海外で生活し、現地で働く人たちと英語でコミュニケーションを取りながら働いている姿をみて、自分自身も将来、父のように海外で活躍できるような人になりたいと思うようになりました。
質問2　ちなみに、どこで働いているのですか？
回答　中学生から高校生の頃はマレーシアで、大学生から現在はドイツで働いています。

到着後、必要書類の提出と交通費の精算があった。

森六ケミカルズへの志望理由を、これまでの面接以上に詳しく話すことで熱意の高さをアピールできたことが、内定をもらえた1番の要因だと思います。

社長や役員の方がいたので、堅苦しい雰囲気になるかと思いましたが、面接を進めていく中で和やかな雰囲気になった。

細胞を用いた研究をしているということで、その知識を入社後活かしてほしい、と言われました。

なし

研究について教えてください。

電気化学的現象である誘電泳動現象を用いた細胞分離について研究しています。目的の細胞を細胞群から分離するのに誘電泳動が利用されています。しかし、誘電泳動で分離が困難な細胞種が多く、汎用性に乏しいことが課題でした。そこで私は、誘電泳動による細胞分離法の汎用性向上のために、非標的細胞への高分子微粒子の修飾に着想しました。高分子微粒子は細胞とは異なり、多くの周波数領域で負の誘電泳動が作用します。微粒子に作用する負の誘電泳動と細胞に作用する正の誘電泳動を拮抗させ、微粒子で修飾された非標的細胞の誘電泳動挙動を修飾していない標的細胞から大きく変化させました。これを利用して、標的細胞から非標的細胞を分離します。

エントリーシートに海外経験としてタイで１ヶ月の語学留学をしたと書いてあるが、具体的になにをしたか教えてほしい。

私は、大学一年生の春休みにタイのチェンマイ大学に英語の語学留学に行きました。数ある英語が学べる国の中でタイを選んだ理由は、大学で受けられる英語の授業の質と異国の文化を学べることの２点です。タイの大学ですが、英語を教えてくれる先生方は、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語が母語のネイティブの方から学ぶことができるのが、１つの国にいながら複数の国の先生から教われることに魅力を感じました。２つ目の異国の文化を学ぶことができるということに関しては、私が通う大学の短期留学プランのなかで、ホームステイができるものだったからです。ホームステイをすることで実際にタイで暮らす人たちと暮らすことで、観光だけでは得られない文化や習慣に触れることができました。