- Q. 志望動機
- A.
経済産業省の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒経済産業省のレポート
公開日:2018年9月13日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 総合職/技術職/特許庁
投稿者
選考フロー
企業研究
経済産業省の外局である特許庁では基本的に特許審査業務に携わっていき、基本的に技術区分の人しか採用しないため、特殊であると言えます。特許庁で働く上で特許審査の流れを把握してなければ話にならないと思うので、口である程度説明できるくらい覚えておくといいと思います。情報源は主に本府省合同説明会で頂いたパンフレットが中心でした。また、説明会で聞いた話をノートにメモして官庁訪問前には見返していました。大学や各研究機関に特許を申請するため、ある程度発明品のことを理解していかなければいけませんし、英語の論文も読むことが多いので英語力があると示せるエピソードをもっていると有利に働くと思います。面接では自分が行っている研究のことを詳しく聞かれるので官庁訪問前に整理しておくとよいでしょう。
志望動機
私は行政官としての業務と審査官としての業務の両方を通じて、発明を保護しつつ、利用を促進することで産業を発達させる特許庁の業務に魅力を感じ志望致しました。農業分野においてはICTによる農業技術の向上により、アグリゲーションを実現する絶好のチャンスになっています。自分の専攻である農学を活かしつつ、特許庁で産業発展に寄与していきたいです。面接で話した経済産業省の外局である特許庁での志望動機は上記の通りで、審査官の業務に注目が行きがちだが行政官としての業務にも興味がありますよというのを示すようにしました。また私が学んできたのは農業であることから、特許審査を通じて農業振興にも寄与できることを示して、学んできたことを活かせることを伝えました。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
まず国家公務員総合職の試験に最終合格しないといけません、私は大卒程度の農業科学・水産区分で受けました。基礎科目は大学の公務員講座で対策し、専門試験は農学の問題集を買って、インターネットや専門書で答えを調べながら解き進めていました。
筆記試験の内容・科目
基礎能力試験:多岐選択式30題(知能分野24題⇒文章理解・判断数的推理、知識分野6題⇒自然・人文・社会)、2時間20分
専門試験:多岐選択式40題
農業科学・水産区分 の場合
Ⅰ部 5題、生物資源に関する基礎(生物資源科学、食糧事情、統計学)
Ⅱ部 10題 選択A:農業科学系←私はこれを選択
選択B:水産系(水産学に関する基礎)
Ⅲ部 25題
23科目(各5題)から5科目を選択⇒私は作物学、園芸学、病理学、昆虫学、植物生理学・土壌学を選択)、3時間30分
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年05月
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
専門記述試験:解く科目を4つに絞り、問題文をルーズリーフに書いて回答をオレンジペンで書いて、赤シートで隠し暗記した。
政策論文試験:食料・農業・農村白書を見て情報を得ていた。
筆記試験の内容・科目
専門記述試験:農業科学・水産 20科目(各1題)から2科目選択⇒私は作物学と昆虫学を選択しました
政策論文試験:・政策の企画立案に必要な能力その他の総合的な判断力
及び思考力についての筆記試験、基本的に農業に関すること
時間は非常に長くとってるので区分にもよるかもしれないが余る。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
専攻分野、学業や職務において、社会的活動や学生生活において、日常生活その他において、志望動機
ES対策で行ったこと
地方公務員の面接カードは既に作っていたので、それを参考にしていた。大学の就職相談室の方と話し合いながらより良いものに修正していった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 国家総合職担当の人事の方
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
人事院面接であるので面接で足を引っ張らないように、評価を下げないようにすることが必要です。面接官が聞きやすいように結論から先に話したところ、良くうなずいていただき評価されたと感じました。
面接の雰囲気
圧迫ではなくどちらかというと穏やかな面接だった。「緊張していますか」という質問から入り、「今日はどこから来ましたか」といったアイスブレイクを挟んでいた。
1次面接で聞かれた質問と回答
長所と短所を教えてください。
長所は課題に素早く取り組めることです。提出期限が一か月後の課題でも当日から取り組み、翌日には出して教授を驚かせました。もちろん取り掛かりが早いだけではなく、内容も質が高いものでした。始める前にしっかりと作業手順を考え、計画を立てて課題に取り掛かります。すると短時間で質の高いレポートが書きあがります。計画通りにいかない場合も想定して、柔軟に対応できるようにいくつかのパターンを考えて計画を立てていました。短所は緊張しやすいことです。試合前や大勢の前で話す際にはなるべく深呼吸をして、心を落ち着かせるようにしています。他には事前準備をしっかり行って自信をつけるようにしていました。このように長所と短所は根拠となる自分の経験を交えて話すようにしていました。
自己PRをしてください。
私には忍耐力があります。私が大学1年生の三月に部活の練習中に左腕を骨折しました。4月になると新入部員の勧誘をするのですが、当時部員が少なく、人手が足りなかったこともあり、片腕で部活のビラを配りました。雨の降る中、配っていたこともあります。翌年2月には練習中に脚を骨折したため、松葉杖での生活を余儀なくされていましたが、同様に粘り強く勧誘を続け、部員数が7人から24人に増えました。このことから粘り強く努力し続ければ、良い結果が生まれることを身をもって知りました。公務においても、困難な課題に対して粘り強く取り組んでいきたいと思います。このように最初に結論から話し、その後その根拠となるエピソードを話します。こうすることで聞きやすくなると思います。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2018年07月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 特許庁の人事担当の方
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
スポーツをやっていて感じたことや大変だったことなどを気持ちを込めて話したら、「ほぉ~」と感心していただいたので、評価されたと感じました。
面接の雰囲気
3日目の官庁訪問でした。かなり重苦しい雰囲気で、この面接で採用かどうか決まるんだなということが伝わりました。
最終面接で聞かれた質問と回答
特許審査の流れを教えてください。
大きく3つの段階に分かれています。1つ目は発明内容の理解です。出願書類をしっかり読み発明のポイントや背景を把握、理解します。2つ目は先行技術調査です。庁内外の検索システムを用いて過去に類似の技術がないか調査します。3つ目は特許性の診断・出願人とのやり取りです。特許審査官は出願された発明と発見された先行技術文献との対比を行い、特許性の判断を行います。そして特許性があると判断した場合には特許査定を、特許性がないと判断した場合には拒絶理由通知を行います。出願人は拒絶理由通知に対し、意見・補正などの応答を行い、これに対し、再度特許審査官は審査を行い、最終的に特許査定または拒絶査定を行います。特許となった出願には特許証が交付されます。
特許審査官に必要なスキルと、人との関わり方で大切にしていることを教えてください。
技術的な専門知識はもちろん、新しいアイデアなど技術の新しい切り口を見抜く力や外国文献を読むのに必要な英語などの語学力、出願人・第三者の双方が納得する審査を行うためには技術・法律の両専門知識に加え、高度な論理的思考が必要だと思います。また、私が人と関わる際に大切にしていることは相手の気持ちを考えて接することです。もし、自分が相手と同じ立場だったらと常に考えて相手ができるだけ嫌な思いをしないように接します。先輩・後輩の関係でも同様です。私が先輩になったときにただ指示してるだけでは後輩や周りはついてこないと思ったので、人が敬遠する作業にも積極的に取り組み、背中を見せるようにしていました。このように私は相手の立場になって考えることで人間関係をよりよくしてきました。
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経済産業省の 会社情報
会社名 | 経済産業省 |
---|---|
フリガナ | ケイザイサンギョウショウ |
代表者 | 山村、阪本、後藤 |
本社所在地 | 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1丁目3-1 |
URL | https://www.meti.go.jp/ |
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