【未知への挑戦、知識の探求】【23卒】新日本科学の夏インターン体験記（理系/Webインターンシップ）No.23859（非公開/非公開）（2022/6/17公開）

元々医薬品の研究職を目指していたが、視野を広げるために開発職も見てみようと思い、臨床試験に関わる企業のインターンシップに参加した。その後、非臨床試験に関わる仕事についても知りたいと思ったため、インターンシップへの参加を決めた。

先着順での参加だったので対策は行っていない。しかしインターンシップへの参加前に、会社概要や同業他社と比較した時の強みなどを調べたり、社員の方々に質問してみたいことを書き出したりなど事前準備を行った。

業界研究・仕事体験ワーク

Day1は主に講義形式、Day2はGW、Day3は座談会だった。

非臨床試験のデータ解析方法

キャリアについての考え方、業界・会社・仕事理解

1日目にやったこと

①これからの時代の働き方について ②キャリア活動について ③医薬品業界とCRO業界について ④会社説明 の4つのテーマについて講義を受けた。途中4人グループに分かれて話をする機会もあった。

2日目にやったこと

自己分析に関するGWを行った後、仕事体験GWがあった。仕事体験では、非臨床試験の生データと帳票が与えられ、①帳票に間違いがないかをチェック ②データ解析 ③データの考察 を行った。最後には会社説明の時間も設けられた。

3日目にやったこと

役員講話と先輩社員座談会、選考についての説明があり、選考で見られるポイントなども教えていただけた。先輩社員座談会では、若手社員とベテラン社員の2名の方々にお話を伺うことができ、入社後のキャリアプランを考える際の参考になると感じた。

なし

3日間とも採用担当のお二方がメインでプログラムを進めてくださった。3日目にはこのお二方の他に、前臨床事業の責任者の方と先輩社員お二方にもお話を伺うことができた。

仕事体験で治験データを考察するワークがあったが、専門外であったためワークについていけずに苦労した。ただ、薬学などの知識がある学生が各グループに1人以上入るようにグループ分けがされているようだったので、わからないことは積極的にグループメンバーに聞いてみることで勉強できると思った。

GWで同じグループになった数名の学生とは関わりがあった。仕事体験で治験データを考察する際に、薬学や臨床検査の知識がある学生から、データ項目が意味するものや数値の読み方などを学んだ。

最終日の座談会で、先輩社員の方々のキャリアや普段の働き方などについてかなり細かくお話を伺うことができたので、インターンシップへの参加によって入社後のビジョンは明確になると思った。また、選考のアドバイスもいただけたので、ES作成の際に少し有利になるかもしれないと感じた。

質問をできる機会がたくさんあるので、参加前にある程度業界・企業研究をして質問を考えておくと有意義な時間を過ごせると思う。

業務内容はある程度理解できたが、自分の中で動物実験への抵抗があり、将来それを仕事にしている姿を想像できなかったから。動物実験以外にも細胞実験や機器分析の仕事もあることは理解していたが、企業として非臨床事業に取り組んでいる以上、そこへの違和感は拭えないと思った。

会社の事業内容に対して抵抗がある以上、どうしても本心の志望動機を書けないし、話せないと思ったから。また、この企業で働いている自分の姿も想像できなかったため、キャリアビジョンやなりたい姿が思い浮かばず、熱量を持って選考に挑めないと感じたから。

会社や社員の方々の雰囲気がとても良く、業界の安定性や企業の成長性も感じられたが、仕事内容が自分に合っていないと思ったから。最終日の座談会において実際の現場で働く方々のお話を伺い、動物実験現場のリアルを知って、自分のやりたいこととのずれを感じた。

ネット上だけでは得られないような業界・企業についての説明が受けられ、疑問点が解消できる機会も多くあったので、本選考においてより明確な志望理由やキャリアビジョンを伝えられると思ったから。

臨床試験に関心があり、臨床CROを中心に企業を見ていく中で、非臨床CROという選択肢もあることを知った。動物実験には抵抗があったが、細胞実験や分析など他にも活躍できるフィールドがあるかもしれないし、仕事内容について理解を深めることで動物実験にやりがいを感じられるようになるかもしれないと思い、本インターンシップへの参加を決めた。

動物実験は倫理的な問題で将来的に廃止されていくものだと思っていたため、非臨床CROは今後停滞していく業界だと考えていた。しかし実際にお話を伺って、今後も安定して需要のある業界だというイメージに変わった。しかし、動物実験への抵抗が拭えなかったことから、やはり非臨床ではなく臨床CROを目指そうと思った。