【未知の医療世界へ】【23卒】新日本科学の冬インターン体験記（理系/インターンシップ）No.24484（非公開/非公開）（2022/4/22公開）

インターンを探そうと思い、エントリーを受け付けている薬品・化粧品業界の企業をマイナビで検索した時、新日本科学という企業が目に入ったため、そのままエントリーした。非臨床CROというものが何なのか理解していなかった。

選考はなかったため、工夫したこと・行った対策・準備・勉強したこと・調べたことはない。参考にした書籍・WEBサイトもない。

選考無しで参加できたので、学生への周知が目的だったのだと思う。

製薬業界・CRO業界・新日本科学についての講義、仕事体験、社員座談会

1日目: 講義→業務紹介→質疑応答
2日目: 講義→仕事体験→業務紹介→質疑応答
3日目: 学会発表内容紹介
4日目: 講義→社員座談会→質疑応答

試験データのチェック・解析・考察、計画の立案

インターンシップ

前半にやったこと

1日目は、まずトップマネジメントの方から、製薬業界、CRO業界、新日本科学について全般的な講義を受けた。その後、採用担当の方 (試験責任者) から前臨床事業を簡単に紹介していただいた。
2日目は、まずトップマネジメントの方から、製薬企業とCROとの関係について講義を受けた。その後、仕事体験を行った。

後半にやったこと

3日目は、まず、新日本科学で行っている研究活動について説明を受けた。その後、社員の方が学会で発表した内容を聞かせていただいた。
4日目は、まずトップマネジメントの方から、TR事業について講義を受けた。その後、社員座談会が行われた。

採用担当の社員

なし

座談会の最後に、求める人物像について細かに教えていただいたことが印象に残った。満場一致で採用が決定するのは、どこに辿り着きたいかが明確であり、そのゴールが新日本科学にある学生ということだった。

血液検査に関する知識を持っていなかったので、まずアルファベットが何を表しているのか調べなければならなかった。その後、値が低い/高いときはどのような原因が考えられるのかをネットで調べつつ、他の学生とも話し合った。誰も詳しくないので結論をまとめるのが大変だったが、ああでもないこうでもないと意見を交わすのは面白かった。

仕事体験中のグループワークで一緒に課題を考えた。バックグラウンドの異なる人間がいると、データを様々な観点から検討できることを学んだ。

非臨床CROについて学ぶことができてよかった。参加しなかったら、CRO業界を知らないまま製薬業界にのみ目を向けていたと思う。非臨床CROでインターンシップを開催しているところはあまりないので、このインターンシップで学んだことをもとに業界研究を行った。

仕事体験の資料は事前に送られてきていたので、インターンシップ前に目を通し、血液検査項目について調べておくと良いと思う。

グループワークの比率が少なく、業界や企業、業務の説明に多くの時間が割かれていたため。非臨床CROは認知度が低いので、まず自社を知ってもらうということに力を入れていたのだと思う。おかげで企業研究が進んだ。グループワークも仕事に直結する内容だった。

非臨床CROは、製薬企業に比べて本気で志望する学生が少ないだろうと思ったから。インターンで企業研究が進んでいることに加え、インターン参加者は書類選考をスキップして早期選考を受けることができるので、後からCROを知り、製薬企業の滑り止めとして受けに来る学生よりは有利だと思った。

製薬企業と非臨床CROの違いを知ったことで、自分にはメーカーよりもCROの方が向いているのではないかと思い始めたから。基礎研究よりも非臨床研究 (安全性研究) に魅力を感じるようになり、非臨床なら、自社内の化合物しか扱わないメーカーよりもCROの方が面白そうだと思った。

インターンシップに参加すると、本選考時に書類選考が免除され、かつ早期選考を受けることができるから。また、非臨床CRO業界について、そして新日本科学について、かなり詳しく知ることができるから。

薬学部出身という強みを生かせるのは製薬企業しかないだろうと考えていたため、インターンシップ参加前は製薬業界を志望していた。一般用医薬品やジェネリックにはあまり興味がなく、新薬開発ができる製薬企業を中心に志望していた。食品メーカーや化学メーカー、農薬メーカーなども一応見てはいたが、今後そこで研究していくイメージが持てなかった。

インターンシップに参加する前は非臨床CROの存在を知らなかったが、話を聞いてかなり興味を持った。医薬品開発におけるCROの貢献度の高さを知り、臨床CROにメーカーの下請けというイメージを持っていたことを反省した。製薬企業に加えて非臨床CROにもエントリーしていくことを決め、さらに業界研究・企業研究を進めた。