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中国電力株式会社 報酬UP

【挑戦と責任、電力の未来】【19卒】中国電力の技術職の本選考体験記 No.5960(広島大学大学院/男性)(2018/12/10公開)

中国電力株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2019卒中国電力株式会社のレポート

公開日:2018年12月10日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 広島大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

日本の電力業界の現状と今後の展望について調べ、その中で中国電力が他社と比べてどういった点で優れているか、遅れているかなどをまとめました。企業の掲げる理念と自分がやりたい仕事がどう結びつくのかに重点を置いて企業研究を進めました。日本の電力業界は、電力自由化に伴い、これまで通りの保守的な考えのみではなく、新技術の開発や新市場の開拓が求められます。そのため電力自由化に関する知識とそれに対する自分の考え、そして自由化に伴って電力会社ひいては社員である自分がどのように社会に貢献していくかを具体的に述べられるとよいと思います。中国電力には技術系の仕事にも複数の部門があり、自身の大学での専攻によってある程度配属先が絞られます。インターンシップや事業所見学には必ず参加し、仕事内容などそれぞれの部門についての知識を深めておく必要があると思います。

志望動機

私が生まれ育った中国地方を中心に、多くの人々の生活を支える責任感のある仕事に携わることができると感じ、貴社を志望しました。私はこれまで安心・安全な社会の実現に貢献できるエンジニアになりたいと考え、企業選びを行ってきました。貴社の説明会に参加した際には、貴社が停電時間の短い品質の良い電気を提供しており、ポイントサービスや他企業とのコラボレーションメニューを取り入れていることを知り、地域の人々に魅力を感じてもらえるような企業を目指している点に魅力を感じました。また、今までのお客様を大事にする一方で、マレーシアを初めとした海外事業に参画しているほか、ITを活用した新たな取り組みにも力を入れるなど、積極的に新たな課題に挑戦している企業であると感じました。その他にも貴社は石炭ガス化複合発電技術など、石炭火力の技術開発に長けていることを知り、原子力発電や再生可能エネルギーなどが不安定な現状において、日本を初めとした世界の環境問題やエネルギー問題の解決に向けて貴社が果たす役割は大きく、貴社であれば地域密着と新たな挑戦を両立し、責任とやりがいのある仕事ができると考えています。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2018年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2018年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

研究内容/性格・特徴等/志望動機/会社への希望事項等(ここで私は自己PRしました。)

ES対策で行ったこと

会社説明会で仕事理解を深め、自分のやりたい仕事とのマッチングを行いました。大学で行われる説明会に参加するだけでなく、企業で行われる説明会にも参加し、より多くの社員の方に質問して仕事内容や企業の抱える課題などについて深く理解するようつとめました。

WEBテスト 通過

実施時期
2018年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

英語の問題があることを過去の傾向から予想し、予め「最新最強のテストセンター(成美堂出版)」などで対策をしました。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、英語

1次面接 通過

実施時期
2018年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
人事/人事
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

志望動機と部活動での経験に一貫性を持たせたことが評価されたポイントであると感じました。また、事業所見学会で感じたことを伝えられたことも評価されたと思います。

面接の雰囲気

面接の雰囲気は堅めでした。しかしながらこちらの話にしっかりと耳を傾けてくださっていたので、話しやすかったです。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜ他電力会社ではないのか

御社は他電力会社と比較しても石炭火力に強みを持っており、ベースロード電源とすることで良質な電気を安価に供給することができ、中国地方以外のより多くのお客様に、選んでいただけるのではないかと考えました。また、石炭火力の課題であるCO2の問題に対しても、IGCCやIGFC、USCなどを適用することで改善に向けて取り組んでいますし、御社の一員として働くことで、多くのお客様に選んでいただきつつ、課題解決に向けた挑戦ができると感じたためです。
そして私が生まれ育った中国地方を中心に、多くの人々の生活を支える責任感のある仕事できること、そして電力の安定供給を通じて安心・安全な社会の実現に貢献できるエンジニアになれると考えたためです。

研究以外に力を入れたことはあるか

大学では●●部に所属していました。●●部には指導者がいなかったため、選手同士での指導を行っていたこともあり、積極的に技術を吸収し、それを他人に教える力を見につけることができました。1年目は選手として活動していましたが、2年目は怪我のため選手としてではなく、マネージャーとして活動しました。主に選手の技術指導に当たり、1年目に得た技術と、2年目以降に指導書などを通じて学んだ知識を生かして選手指導を行いました。選手によって理想的なフォームへのアプローチが異なってくるため、個々の選手の指導ノートを造り、選手と相談しながら技術を高めていくことができました。
中学から続けてきた●●が好きだった、そして所属している部活に恩返しがしたいと思ったため、マネージャーになったのですが、自分が主体的に取り組まなければならない環境のため、多くのことを学ぶことができ、先輩方には感謝しています。

最終面接 通過

実施時期
2018年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
人事/役員/役員
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次面接では仕事内容に対する理解がうまく伝えられていないと感じたので、説明会や見学会で聞いたことをもう一度見直し、わかりやすく伝えるよう心がけたことが評価につながったと思います。

面接の雰囲気

面接の時間が短いため、質問内容は1次面接を踏まえたものになっていますし、それに対して簡潔に答えることを要求されます。1次面接と比べて緊張感があり、仕事理解に関する質問が多かったです。

最終面接で聞かれた質問と回答

原子力発電についてどう思うか

新規制基準をクリアしている発電所に関しては再稼働させるべきだと考えています。これには以下の3つの理由があります。
・韓国や中国で今原子力発電は稼働していて、もしそこで事故が起こった場合は風向きの関係上日本も無関係ではありません。そのとき,日本で原子力発電を行っていないとなると、今現在高い技術を有していても、事故後の対処などに加わることができないということが起きるかもしれないと考えているからです。
・原子力発電はCO2の排出量が少なく、発電コストが安価であり経済性にも優れています。さらには、カントリーリスクが低く、安定確保ができ、供給安定性に優れているからです。
・昨年夏に台湾で大規模停電が発生しました。停電の原因は人為的な作業ミスであったとされていますが、この事故を機に、台湾の脱原発路線について疑問の声も上がっており、上質な電気を安定的に送るためにも、原子力発電は必要であると考えております。

事業所見学会を通じて、自分が一番やりたいと感じた仕事は何か

主に発電設備の保守・点検から新規設備の搬入に関わりたいと思っています。私の研究では回転機械を扱い、振動原因の予測を行ってきましたので、火力発電、原子力発電で用いられている蒸気タービン、ポンプ、コンプレッサーなどの保全、改修作業において、振動測定によって異常診断する際に、これらで得た振動工学の基礎的な知識が生かせると考えています。私の志望動機にもつながっている、安定した電気を家庭や工場に送り、生活を支えているという実感が得られるのは実際に機械を正常に動かす役割であると思いますし、見学会で現場で働く社員の方のお話を聞くと、非常にやりがいと充実感をもって仕事をしているように感じられ、より強くそう感じるようになりました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

中国電力は推薦応募を行っていないため、他社に推薦を出している学生にも内定を出す場合があります。しかし私は推薦を使用していませんでしたので、すぐに内定を承諾しました。企業側から就活をやめるように指示をされることはありませんでした。

内定に必要なことは何だと思うか

夏に行われるインターンシップに参加し、仕事理解を深めることが重要であると思います。また、中国地方出身の人は地元への想いを、そうでない人は他社と比べて中国電力を選んだ理由を分かりやすく説明できた方が良いと思います。また、出身にかかわらず、業界に関する理解を深め、他の電力会社ではなく中国電力のここが自分にあっている、自分が働きたい理由であるということはしっかり説明できた方が良いです。電力業界はこれからより競争力が求められるため、挑戦できる人材を求めているように感じます。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

業界理解度、仕事理解度が高く、自分の意見をしっかりと持っている人が内定をいただけていると思います。また、多くのことに挑戦してきた経験を持つ人が求められているように感じましたので、挑戦する心意気を持つことが重要であると感じました。

内定したからこそ分かる選考の注意点

過去の先輩には1次面接は堅め、最終面接は入社意志を確認するだけの緩いものであるといった内定報告書を描いている人もいましたが、私の場合は最終面接までしっかりと自分の意見を言えなければ内定はいただけなかったと考えています。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定後、原子力発電所の見学会が行われました。原子力発電に関する理解を深めることを目的としたものでした。

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中国電力の 会社情報

基本データ
会社名 中国電力株式会社
フリガナ チュウゴクデンリョク
設立日 1951年5月
資本金 1855億2700万円
従業員数 12,776人
売上高 1兆6287億8500万円
決算月 3月
代表者 中川賢剛
本社所在地 〒730-0041 広島県広島市中区小町4番33号
平均年齢 42.3歳
平均給与 790万円
電話番号 082-241-0211
URL https://www.energia.co.jp/
NOKIZAL ID: 1132952

中国電力の 選考対策

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