主体性、協調性
私は周囲と協力しながらも主体的に行動する力がある。それはパスタ屋でのアルバイトで培った力である。
私はアルバイトを始めたばかりの頃接客の経験がなかったため、特にお昼の混雑時にクレームをいただいたり、他の店員との連携が取れず自分が手助け出来なかったことで他の店員がクレームをいただいたりしていた。ある時、お客様から「お兄ちゃん、忙しいのに笑顔で頑張っていて偉いなあ、素晴らしい」と言っていただいたことをきっかけに、私はより積極的にお客様に対して働きかけることで同じ業務時間でも有意義なものになることに気づいた。そこで私は混雑時に効率的に仕事を行うことでクレームを減らし、よりお客様に満足していただける環境を作ることでやりがいを持って仕事をしようと考えた。
まずホールとキッチンの連携が重要と考えた。キッチンからは店内が見渡せないため、ホール担当の私が新規の入店客数を伝えて前もって麺を茹でられるようにし、パン食べ放題の人数を考慮した上で必要な焼き立てパンの数を伝えた。逆に、キッチンで仕事を行っている時は、常にキッチンから俯瞰して見ることで得た情報を共有した。それはお皿を下げたり料理を食べ終わったお客様にデザートをお持ちしたりするタイミングを知らせるといったことだった。また、各自が業務に集中するため役割分担の強化を提案した。新人は簡単な料理提供を、ベテランは難しいレジ打ちを担当した。さらに、それでも人手不足の業務には即座に手助けに入り、それを見た後輩も積極的に他の店員の補助に回るようになった。例えば、すべき仕事には優先順位があり料理提供が最も順位が高いので、料理が出来上がると担当が違っても手助けに回った。
結果、クレームが減り、直接お客様から満足の声をいただくことも増えた。これは他の従業員の協力なしには出来なかったことである。仕事においても、人との連携を意識し主体的に働きたい。
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