私は昨年、24日間の施設実習を行いました。利用者は知的障害をお持ちの方々でしたが、
高齢者福祉においても活かせる学びはたくさんありました。その中でも、私が貴社に入職す
るにあたって活かすことができる考えが3つあります。1つ目は、ニーズや特性が異なれば
お客様一人ひとりの支援方法は変わるという考えです。支援は、お手伝いをする、促す、待
つ、あえて反応せずに見守るなどさまざまな方法があると思います。また、全てにおいて支
援をするのではなく、できることは自分でやっていただくことで、機能維持にも繋がること
を学びました。2つ目は、申し送り等で利用者の状況を全体で把握することが大切だという
考えです。自分がどのお客様の担当であるかは決まっていると思いますが、担当者だけだと
見落としや気付かないこともあるため、一日に複数回申し送りを行うことで、職員間で情報
を共有し、支援結果や今後の支援計画をよりよいものにすることが大切だと思います。3つ
目は、介助をする際は、自分だったらどうしてほしいかを考えて支援をすることが大切であ
るという考えです。私は実習を行っていく中で、最終週あたりになると、慣れも出てきてし
まったことから、自分のペースでの支援が多くなってしまいました。そのような行動で、お
客様を不安にさせてしまったり、事故に繋がってしまう可能性もあるので、お客様とのコミ
ュニケーションを怠らず、しっかりといつでも初心にかえって支援を行うことの大切さを
学びました。さらに、私はこの施設実習を通じて自分のストレングスが2つ見つけました。1つ目は、失敗してもすぐに切り替えて、次に活かせるよう反省することができたことです。2つ目は、何か疑問に思ったことやお客様の変化に気付いたときは質問をしたり、自身で考察ができた点です。このようなことから、私はさまざまな視点から、相手の立場に立った考えや支援ができます。
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