
株式会社エイチ・ツー・オーアセットマネジメント
- Q. 研究活動
- A. 災害の安全・安心について心理学の観点から、災害時に避難を諦める「避難放棄」を予防するための研究を行っています。このテーマを選択した理由は、避難放棄研究は、あまり研究されておらず新規性があり、今後の死亡者を減らす手立てになると考えたからです。研究方法は、スマートフォンアプリを作成し、参加者に災害を疑似体験してもらい、どういう要因で避難放棄が起きるのかを測定する予定です。また避難放棄は高齢者、障がい者などの災害時要援護者に多いと言われているため、例えば聴覚障害者の疑似体験できるよう、アプリ内で音声での避難勧告が聞こえないようにし測定する予定です。私は避難放棄が人と同じ行動をしてしまうことで、避難へ取り組む時間が遅くなってしまうと考え、率先して避難する人がいれば、避難放棄は起きないのではないかという仮説を立てました。地震で津波が押し寄せてきたとき、一分一秒でも早く逃げれば助かる可能性がとても高いため、率先避難者が実際に避難放棄に有効なのであれば、即座に各地域に率先避難者を養成すれば、災害時の死亡者数を減らせるのではないかと考え、社会へ寄与できるのではないかと考えました。