こんにちは!○○と申します。よろしくお願いいたします。
初めに、コロナ禍による生活者のニーズの変化について、私は大きく二つの変化が生じたと考えます。
一つ目は「メイクアップ化粧品へのニーズの低下と、スキンケア化粧品へのニーズの高まり」です。
マスクの着用や家にいる時間が増えたことによって、化粧をしなくても良い、目の付近だけ化粧をすればいいなど、メイクアップへのニーズは大きく低下しています。
その一方で、マスクによる肌荒れや、自分の素肌を目にする機会が増えたことなどから、スキンケアへの関心が高まったと感じます。
二つ目のニーズの変化は「ECサイト、すなわちデジタル環境でも自分に合った化粧品を見つけたいというニーズの高まり」です。
外出自粛の影響で、店頭に足を運ぶ機会が少なくなったことから、生活者はECサイトで化粧品を購入することが増えたと感じます。
一方で、これまではテスターを試したり、美容部員の方とお話するなどして、自分に合った化粧品を見つけ出すことができましたが、デジタルではそれが難しくなったと感じます。
続いて、コロナ禍によるビューティー業界を取り巻く環境の変化について、私は国内外問わず変化したと考えます。
国内事業においては、先程申し上げましたスキンケア化粧品や、自分に合った化粧品を見つけることができるデジタル環境へのニーズの高まりが、ビューティー業界のスキンビューティー化とデジタル化を急速化させていると感じます。
一方で、海外事業では、訪日外国人の減少からインバウンド需要が激減していますが、その一方で、アジア圏の方はmade in japanに一定以上の価値を感じていることが報告されており、海外のお客様に対して、国内で売るのではなく、海外で売ることが求められているように感じます。
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