【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】役員/開発本部長【面接の雰囲気】本来は社長も含む1:3の面接だったが、今回は社長の急な出張のため1:2で行うとのことであった。一次面接と比較すると自分がリードして話を展開していかなければならなかった。圧迫ということは全くないが、それなりの肩書の方が面接官でいらっしゃっているので始まりは緊張感がある。時間がたつにつれ、少しずつ和やかになっていった。【留学に行かれていたとのことですが、日本に戻ってきてからご自身が変わったことと思うことを教えてください。】自分の意見をしっかり伝えること、チャレンジしてみることの2点が大きく変わったポイントだと思っています。留学以前であれば、人前で失敗したり、他の人と意見が異なるのを避けていたと思います。しかし、留学中の授業やディスカッション、友達との会話であっても、自分の意見を発さない人は何も考えていないのと同じとみなされるとわかりました。多様性が進む社会の中で、自分の意見が誰かと同じである必要性は全くなく、逆にその違いに価値が生まれうるのだと感じました。そのため、日本に帰ってきてからも自分はこう思っている、というのは伝えるようにしています。誰かを気にして自分の意見を隠してしまうことで自分の存在価値を生み出せないということが無いように心掛けています。チャレンジしてみることに関しては、背景として失敗を恐れ過ぎない方が人生のプラスになるという考えの定着からです。例えば、大勢の前でプレゼンテーションをしてみる。今までであれば、人前で失敗するのを恐れてそんな機会は避けていたかもしれませんが、今は数分間の間に起こせる失敗なんてたかが知れている。それよりもそんな機会を逃さずに挑戦できた自信というベネフィットの方がはるかに大きいと感じるようになりました。以上が自分が変わったと思うことで、日常で反映できている点です。【日本を出て、日本のいい点も見えたかなと思うのですが、教えてください。】世界から良い印象を持たれやすく、信頼を得やすい国だと思います。例えば授業の中で先生が話している時には話を聞く、携帯をいじらない、宿題をちゃんとやってくる。日本では当たり前のことですし、特に褒められるポイントでもないですが、これらを当たり前としてできる国はそう多くはないとわかりました。先生という評価者の立場からすると、同じ生徒であっても特別日本への印象は良くなります。また、相手のことを思いやる、気遣う習慣も日本の美点だと思います。これはビジネスにおいて重要ではないかなと私は感じました。Aの情報をくださいという指示に対して、はい、Aです。という返しは仕事のうえでは何も間違っていないし、きちんと仕事をこなしています。しかし、Bの情報もあった方が良い場合それを一緒に添付するひとが他の国に比べて日本人には多いと感じました。+αをすることは良い印象を持たれることが多いですし、同じくらいの力であればこちらに頼もうとビジネスの相手は思うと思います。相手のことをおもんばかる力に長けているのが日本人の特徴で、その特徴は相手からの信頼につながると思います。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】この最終面接でも、入社後のビジョンが描けていること、そのために逆算していまこの場に来ていることが評価していただけました。全ての質問に自分の言葉で正直に答えたことも評価につながったと思います。質問内容を自分の日常生活に落とし込んで自分の考えや体験をふまえて答えることによってより具体性のある回答になったため、説得力を増すことができ、良い印象に繋がったと感じます。
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