【素材革新、挑戦の舞台】【21卒】ユニチカの夏インターン体験記（理系/総合職）No.10169（新潟大学大学院/男性）（2020/7/14公開）

夏季インターン先を探している中で、自分の専攻分野を考慮して、バイオ系の素材を扱っているユニチカに興味を持った。また、素材や化学系のメーカーを見てみたかった思いもあり、繊維事業から事業転換を行っているという点も決定打になった。

特に選考はなかったが、ユニチカのインターンは連続した日にちで行うものではなく、二日間もしくは3日間を別日に実施するため、移動費がネックとなる。

業界・企業の概要/新商品の開発の提案グループワーク/自己分析用の性格検査

1日目にやったこと

業界や企業の概要をしたのち、新商品の開発をテーマにグループワークを行った。テーマの決定は衣食住のどれかから選び、詳細な商品を考えていくもの。最後に自己分析用の性格検査を行った。このフィードバックを2日目（別日）にもらうことができる。

2日目にやったこと

これから始まる就職活動のため自己分析のサポートをしてくれる。1日目に行った性格検査の結果をもらうことができ、今後の役に立つ内容となっていた。1日目に自分が行った自己分析と検査結果とを比較した。

人事部の社員

なし

4つのグループに分かれ、2グループごと発表し、質疑応答を学生同士で行った後に、人事部社員のフィードバックを受ける形であった。実用化という観点では、難しいかもしれないが、アイデアはおもしろいと言われたことが印象的だった。グループワーク中も社員の方が各グループの様子を見ながらメモを取っていたため、ディスカッション中の雰囲気についても触れていた。

グループワークは初めての学生がほとんどであったため、手探り状態で進行していった。7人グループであったため、全員の意見をまとめながら、時間内に発表までもっていくのに非常に苦労した。ただ、本選考でもグループワークが実施されるので、そのための予行演習にもなる。

グループワークのやり方をつかめた点で非常に良かったと感じた。ただ、新商品の開発の様なテーマだと全員のアイデアを活かすことが難しいため、不満に感じる学生も出てきてしまうと感じた。その辺の話の運び方やアイデアの融合など行えれば、よりよいグループワーク並びに発表になると感じた。

グループワークの取り組み方を知っておくと良いとより有意義な時間になると感じた。グループワーク中に人事の方がメモを取っていた。今後の選考に関係するようなメモなのかは分からないが、好印象を与えるに越したことはないと思う。

実際に社員が働いているオフィスで行ったため、働く場所のイメージをつけることができた。また内容も新商品の開発といった今後実際に行うような内容であったため、より働く実感を得ることができた。またこういったことを実際に技術者同士で行っていると教えていただいた。

インターンシップに参加してみて志望度が下がったため、本選考を受ける優先度が下がったから。ただ、グループワークの練習や自己分析ができるため本選考並びに今後の就職活動に有利に働くことは確かである。仮に受けたとして必ず内定がでるかは分からないが、以上の点が有利になると思うため本選考に参加するつもりの方はインターンに参加して損はないと思う。

事業転換を図っているのは事実だが、数十年の間それが上手くいってないように感じた。実際に少しお話させてもらったが、危機感が薄いように感じたため志望度が下がった。ブランディングの意味合いもあるのかもしれないが、マイナスの要素もしっかりと伝える企業が本当の意味で良い企業だと思うし、生き残っていく企業だと思う。様々な企業説明や人事とのコミュニケーションでそこの部分は強く感じた。

グループワークの予行練習やエントリーシートの質問内容を把握できるため、本選考では有利になると思う。また、2日目のインターンシップ以降もグループワークの練習会のようなものにも招待されるため、本選考のグループワークで通過するスキルは身につくと思う。

まだ8月ということで明確な志望業界は決まっていなかったが、化学系の研究開発職を目指していた。素材や化学業界は企業も多く、規模も大小さまざまなためそういった観点に囚われず、自分の興味のある事業をやっている企業を探していた。環境配慮が謳われる時代に変遷してきているため、数ある企業の中でもバイオ素材等を扱っている企業に注目していた。

バイオ素材というユニチカという企業に興味を持ったが、インターンに参加してみて自分との相違を感じる部分が多かったため、結果的に志望度が下がった。こういったケースはよくあることだと思うので、実際に会って話を聞くことの大切さを知った。志望業界自体の変化はなかったが、財務状況や今後の事業展望を注視して、企業選び・企業研究をするようになった。