ホームセンター業界での現在の位置と今後の展望、発展の見込み具合を四季報などを見て大まかにでも把握しておく。ホームセンター業界は近年のD.I.Y.ブームをテレビや雑誌などで多く見かけるため好調のように見えるが、この業界全体の成長は鈍化、各企業ドミナント戦略をとるが店舗も飽和状態に近づいている。そこで当企業では差別化をはかるために様々な試みを行っている。たとえばグループ会社一体でのモールになっていたり生活に関わる製品を取り扱うためモデルルームのようになっていたりする。他にも地域密着をはかる習い事教室など多くの珍しい取り組みをしているのでそれらのなかから自らがどんなことに興味関心をもち、また自分ならさらにどのような取り組みをしたら良いと考えるかなど、自分の考えを持ちしっかり伝えることが重要である。エントリーシートとともに店舗見学レポートがある。このレポートは他社ではあまり見かけないと思う。当企業の実店舗とその付近の同業他社の店舗を直接訪れ、それぞれの店内レイアウトや商品の価格、デザイン、特徴や違いなど自らが感じたことをまとめて提出する。見学するのはなるべく規模が大きい店舗が良く、一度訪れれば良い。写真撮影は駄目だがゆっくり見学してくださいと人事の方が仰っていた。面接は二度あった。最初の面接では当企業の店舗数や売上高など勉強しているかどうか判断できる質問をされる。最初の面接と二度目の面接(最終選考)ともに、これまでの学生生活と当企業に就職後について詳しく訊かれた。これまでの学生生活では勉強、アルバイト、部活などの基本的なことである。どれも常にどんなことを考えて、どのように工夫して取り組んだか、努力したか。そしてどのような結果になったかを具体的に答えると良い。就職後については具体的にどのような分野に興味があるか、特に3,5,10年後のキャリアアップについて具体的に述べられると関心をしていただける。これを二次面接(最終選考)でより具体的に自分の考えを言えるように、一次面接の最後にある質疑応答時に分からないことは訊いておくと良い。面接ではどれだけ具体的に自分の考えを伝えられるか、よく言われるような自分の言葉で伝えられているのかが重要である。サービス業のようなところがあるので表情の豊かさ、声の大きさももちろん重要である。このような業種は内定辞退や辞職する人も多いのでやる気を見せることも重要である。また、当企業の商品で好きなものも訊かれるので実際に商品を購入しなくても調べておいた方が良いと考える。インターンシップが多数開催されるので、それに参加すると選考が早く進む場合もある。またそのような機会のなかで、人事の方に分からないことはどんどん訊くと良い。人事の方は非常に良い方なので気軽に質問してみると良いと思う。
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