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【金融教育の未来を担う】【21卒】日本証券業協会の総合職の本選考体験記 No.9299(一橋大学/男性)(2020/7/15公開)

日本証券業協会の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒日本証券業協会のレポート

公開日:2020年7月15日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 一橋大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

マーケットインフラ業界についての理解を深め、各社の役割を具体的に説明できるようにすることが重要だと思う。日本証券業協会は業界団体としてだけでなく自主規制機関としての役割もあるため、どの部署がどのような仕事をしているのか企業研究を入念に行い、その上で自分が入会後にどのような仕事に携わりたいかを根拠となる経験(大学で学んだことなど)も交えて具体的に話せるようになれば完璧だと思う。ここはマイページ上でOB訪問を受け付けているので、積極的に活用するべきです。また、「現在の証券業界の課題は何か、その課題に対して協会はどう対処すべきか」「最近気になっているニュースは何か」というような学生の考えを問う質問がなされるため、事前に調べて自分なりの考えを伝えられるようになるといいと思います。

志望動機

私が御協会を志望する理由は2点あります。1つ目は、御協会の自主規制機関・業界団体の2側面から仕事ができることに魅力を感じているためです。私には「人々や社会の足元・環境を支える仕事がしたい」という想いがあります。御協会の高い専門性や公益性を活かした幅広い活動は、私の想いに非常に近いものがあると考えており、仕事を通じてやりがいを感じられると考えております。2つ目は、金融知識の普及活動に携わりたいからです。知識不足な学生を狙った投資詐欺の被害を未然に防止したり、貯蓄から投資への流れを促進するためにも、金融知識の普及は大変価値があると考えています。上記の理由から、証券市場の活性化と保護に尽力し、日本経済の発展に貢献する御協会の事業に共感し、志望します。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

志望動機、自己PR、人生で一番打ち込んできたこと、学生時代に最も苦労したこと

ES対策で行ったこと

新卒採用のパンフレットやHPを見て企業理解を入念に行い、志望動機に生かしました。OB訪問で得られた知見も生かしました。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

市販の問題集を2周した。一般的な対策で十分だと思う。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、英語

1次面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
中堅人事2名
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

1次面接なのでネガティブチェックの側面が強かった。質問に対して自分の言葉で解答していること、話すスピードなどを評価されたのだと思う。

面接の雰囲気

一見固い雰囲気かと思われたが、面接が進むにつれ穏やかになっていった。学生側の話はうなずきながら聞いてくれたため、話が伝わっているかどうか確認しながら進めることができた。

1次面接で聞かれた質問と回答

アルバイトについてのエピソードを教えてください。

アルバイトで、約10名いるアルバイトスタッフの交流を行いました。5つの部門に分かれており、他部門のことをそれぞれがあまり理解していないように感じていました。そこで業務をより円滑にして活気ある職場にすることを目指し、以下のことを行いました。1に、月1回全部門の代表でミーティングを行い、情報交換を活性化を図りました。2に、一人ひとりが自分の業務だけでなく全体を意識して動けるよう、中堅以上のスタッフを対象に他部門研修を実施しました。3に、全部門参加のイベントや飲み会を開催しました。その結果、手が空いたスタッフが進んで他部門の業務を手伝うことができるようになりました。また、休憩室で部門の違うスタッフ同士が会話することが多くなったと考えています。

あなたの強みを教えてください。

私の強みは、目標に向け粘り強く取り組むことです。高校のダンス部で、5人のメンバーと協力してチームで大会に初出場しました。現状の技術力向上のため、外部のワークショップに参加し新しい技術の習得に励んだが、2年時は選考を通過できませんでした。そこで1.メンバーの強みが活かせていない点、2.メンバーの意思疎通ができていない点の2つの課題に着目しました。1に関しては、部内の他チームに聞き、客観的にメンバーの強みを挙げ、その強化をしていく方向に変更しました。2に関しては、毎回の練習の動画をメンバーで分析し、課題設定や反省を行ってチームの目線を揃えました。こうした努力が功を奏し、3年時に同じ大会に出場することができた。

最終面接 通過

実施時期
2020年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
10分
面接官の肩書
役員
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接なので、内定を出したらうちに来るかを相当重視していたと思われます。最後の一言でも熱意を表現したことも評価されたのではないか。

面接の雰囲気

役員が出てくるということで緊張していたが、雰囲気は柔らかく話しやすかった。アイスブレイクからはじまり、速攻で終わってしまったので正直落ちたと思った。

最終面接で聞かれた質問と回答

学生時代に力を入れたことについて教えてください。

インターンにおいて、リーダーとしてスタッフ応募数の増加に取り組んだ。私は当時シフトが慢性的に埋まらなかった原因がスタッフ数の少なさにあると考え、自らチームを組み2ヶ月でスタッフ応募数を3倍に増やすことを目標に取り組んだ。当初私は自らの課題意識をもとに解決策を提案し、チームメンバーに仕事を割り振る形を取っていた。しかしチームの動きが悪く、私はその原因が自分とメンバーの間にある課題意識の乖離だと考えた。そこで私はメンバーに都度課題は何か、どうしたらいいと思うか尋ね、大きな目標のみを提示し具体的な解決策は同じ課題感を持つ2、3人でやってもらう形に変更した。その結果私1人で検討していた解決策よりも質の高いものが出てくるようになり、2ヶ月後には月平均3人の応募数を9人に増加させることに成功した。ここから私は、対話からメンバーの考えを理解し、メンバーを信用して仕事を分担する重要性を学んだ。

他企業の選考状況/内定を出したらうちに来るか/取り組んでみたい業務は何か

大手銀行2社、大手証券1社、大手損保1社から内々定をいただいています。現在はマーケットインフラ業界の会社3社の選考が継続中です。/内定をいただいたら御協会に決めます。現在選考中の企業については辞退いたします。/取り組んでみたい業務は複数ありますが、中でも普及推進部での投資・金融教育に携わりたいと考えております。「貯蓄から投資へ」のスローガンを達成するためには、長期的な視野で若年層への適切な教育が必要不可欠だと考えております。コロナの影響で短期志向の個人投資家が増えている問題を解決するためにも、中長期・分散・積立投資の重要性を説くセミナーの開催や学生への出張授業に積極的にかかわっていきたいと考えております。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

自分自身が内定をいただいた段階で他企業の選考を全て辞退したため、わからないが人によっては納得いくまで続けさせてくれる気がする。

内定に必要なことは何だと思うか

とにかく情報収集が大事だと思います。説明会でもらえるパンフレットや採用ホームページ、OB訪問など企業との接点を思う存分生かして、他の志願者との差別化を図るべきです。業務内容が多岐にわたるため、部署名とその中心的な業務内容についてすらすら言えるようになれば十分です。業界団体なので、日頃からニュース等を読み業界の動向や将来について自分の考えをまとめておくと面接で聞かれたときに困らないので良いと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

企業研究の充実度と面接時の論理性・人柄だと思います。業界団体として多種多様なステークホルダーと関わるため、調整能力やコミュニケーション能力は重要視されていると思います。一方、金融や証券の知識はそこまで必要ないと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

面接の時間が短いため、1つ1つの質問に対して簡潔に応えることが重要だと思います。普段からよくニュースを見て、それについて考えているかも見られているので日経新聞などを購読しとくといいのではないかと思います。

内定後、社員や人事からのフォロー

内々定者の懇談会の案内と面接のフィードバック面談の案内が来た。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

住友化学株式会社

迷った会社と比較して日本証券業協会に入社を決めた理由

私が住友化学株式会社よりも日本証券業協会を選んだ理由としては、素直に第一志望業界だったからです。マーケットインフラ業界の代表的な企業であり、その中でも非営利で社会的意義のある仕事ができることに魅力を感じたからです。また、基本的には転勤がなく、東京勤務であることも入社の決め手の1つとなりました。他の金融機関と比べてガツガツした印象はなく、落ち着いた職員が多いため、ストレスなく働けそうだと感じています。

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日本証券業協会の 会社情報

基本データ
会社名 日本証券業協会
フリガナ ニホンショウケンギョウキョウカイ
設立日 1940年6月
資本金 292億8960万円
従業員数 370人
代表者 森田敏夫
本社所在地 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目11番2号
電話番号 03-6665-6800
URL https://www.jsda.or.jp/
NOKIZAL ID: 2706857

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