- Q. 志望動機
- A.
日本証券業協会の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒日本証券業協会のレポート
公開日:2017年12月14日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職事務
投稿者
選考フロー
企業研究
マーケット・インフラ業界は、少数の組織でありながら、広く社会に影響を与えることができます。全国のサラリーマンの中でも最も少ない人員で仕事をこなしています。そのため実際の生の情報は大変貴重で価値の高いものです。日経新聞等の二次情報だけでなく足を使って説明会等に参加することが重要だと思います。納得感を持たせるために志望動機の作り方は「ネット・説明会の情報」+「自分の経験」で作るのがおすすめです。例えば、
「大学のゼミで国際金融論を学んでいる。
そこで国内市場の世界におけるプレゼンスの低下を知り、その向上の一助になりたいという思いで貴社を志望している。
特に上場関連部門では大企業による不正会計問題など信用を失う事に対して、日本の信頼を高めるべく経済面から支えていけることに強い魅力を感じた。
貴社では日本の信用を直接管理している上場関連部門に入り、投資家からの信頼を得る国作りをしたい。」
という例では「説明会などの情報」+「自身の経験」を絡ませ、更に担いたい具体的な業務内容まで話せているため参考になります。
志望動機
貴協会を志望する理由は2つあります。
1. 社会への影響度です。私は高校時から金融機関こそが広く社会に貢献できると考え、金融への道を志してきました。その中で貴会は1社の利益追求ではなく、自主規制機関と業界団体の二つの側面を持つことから、非常に幅広いステークホルダーに直接影響を与えられる点に魅力を感じました。
2. 少数精鋭の組織です。就職活動をする中で、大手金融機関の採用数に疑問を感じ、少数の組織で働きたいという気持ちが強くなりました。貴会の説明会・OB訪問を通じて、少数の組織だからこそ若いうちから責任のある仕事ができ、成長していけると感じました。
市場発展に貢献したいという思いを持ち、貴会を強く志望します。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
自己PR/志望動機
ES対策で行ったこと
内定者のエントリーシートを丁寧に読み込み咀嚼した上で何度も推敲しました。特に字数が限られているので端的に書きました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 10年目人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
素直であるかと端的に考えを伝えられるかの二点だと思います。基本的な能力(論理的に考える力、計算処理能力、語学力等)は筆記試験で見られるところなので、嘘偽りなく話しているかどうかと相手にわかりやすく説明できるかが重要だと感じました。
面接の雰囲気
穏やかであるが、厳格でした。とにかく、少しアホだと思われてもいい程に志望度をアピールすること。 学校での自分の研究を端的かつわかりやすく伝えるところで一気に顔を引き締めて、やるときはやるやつアピールをした。面接において顔芸は大事です。
1次面接で聞かれた質問と回答
自己PRお願いします。
私の強みは「定量的な目標を設定し、執念を持ってやり抜くこと」です。昨年、所属するラクロス部の資金不足を問題として掲げ、予算を90万円から130万円に増やすことを目標としました。私はOBから寄付金を募ることを提案し、寄付金を募るためにOB総会の参加者を40人から60人にすることを目標とし、OB20人に交渉しました。しかし、当然のごとく交渉が断られるので私は2つの策を練りました。まず、ラクロス部への思い入れが強い各世代の幹部に交渉しました。また、時間の都合で会えないOBは会社まで訪問し熱意を伝えました。最終的にOB総会には63人が来場し、1口1万円の寄付金を42口集め、前年度90万円の予算を132万円まで増やせました。
志望動機お願いします。
私は貴協会の「社会貢献性」と「高い専門性」に魅力を感じたので志望しております。学生時代の部活動の経験から、自分が最も力を費やし、大きなやりがいを得られたことは誰かのため、チームのためにおこなった行為でした。したがって社会貢献性の高い仕事ならば自分のモチベーションを最大限発揮し、自分の人生を懸けて働くことができると感じました。また、貴社では金融機関のプロフェッショナルの方達を日々相手に仕事をしていくため、高度な専門性を身に付けることができると考えました。専門性を磨くことのできる職場で貪欲に学びつつ、誰にも負けない能力や分野を築いていくことができると思い、大きな魅力を感じたので貴協会を志望しております。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 専務理事/常務理事/総務部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
社風と合うと思われての事だと感じる。
正直30分程度の面接では優秀かどうかなどわからないので会話を楽しむ事を意識していた。
また、社員の方はESを熟読しているので、ESに書いた内容と、面接における雰囲気が一致しているかという事も評価されていた。
面接の雰囲気
前回と変わって非常に厳か。最終面接のため入社意思に関する質問は厳しく問われる。落ち着いて答えれば問題ない。
最終面接で聞かれた質問と回答
関心のあるニュース教えて。2016年に世界で起きたイベントのうち、日本経済に影響を与えると思われるものを1つ取り上げ、それが日本企業の経営・財務戦略にどのような影響を与えると思う?
2016年に世界で起きたイベントのうち、日本経済に影響を与えると思われるものは、アメリカでドナルド・トランプが大統領に就任したことです。このイベントでアメリカの財政赤字が増加してインフレ率が高まった。それに応じて金利が高くなる可能性があったので大幅な円安が起こった。そして、円安によって輸出企業の業績が好転すること、株価が騰がりやすくなることが考えられます。日本企業は輸出事業を増やすために、よりグローバル展開をしていきます。また、各企業の業績が上がるので雇用が増え、従業員の給料が上がると考えられる。以上より、アメリカでのドナルド・トランプの大統領就任は、日本の景気の好転につながるものと考えます。
あなたがこれまで一番興味を持って打ち込んできたことは?
大学3年次から始めているゼミナール活動です。現在、国際金融学を専攻しております。高校の頃、EU諸国のソブリン債の問題や米国の雇用指数、或いは中国の不動産投資の減衰などの報道を観ているうちに、経済規模の大きな諸国が他国の経済活動に及ぼす影響に関心を持ちました。大学でも深く勉強したいと思ったことが理由です。専攻の中で特に力を入れたことは大学3年次に論文を執筆したことです。「ギリシャ危機はなぜ長期化しているのか」という問いを設定し、「ギリシャ国内の労働市場改革」と「国営企業の民営化の関係性という観点」から考察しました。この論文を学内コンテストに応募したところ、15作品中4位入賞を果たすことができました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
すぐに内定者懇親会の場を設けてくれました。社員との交流を大切にしているので社員にも合わせてもらえます。
内定に必要なことは何だと思うか
日本証券業協会では社風との相性も重要視されます。
これは日本証券業協会が一般的な大企業より比較的会社の人数規模が小さく、社員間の距離が近いためです。
また、社員間の距離が近いためJPXの社員は似た雰囲気の人が多く、「何事もそつなくこなすバランス感覚の良い人」が多いです。
そのため、日本証券業協会に馴染めそうという雰囲気を出すことも非常に重要と言えるでしょう。
日本証券業協会の雰囲気をつかんだ上で、面接では振り切った発言をしない、物腰の柔らかさを出すなど「日本証券業協会らしいバランスの良さ」を出しましょう。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
日本証券業協会は「人の距離が銀行などの大企業よりかは近いが、ベンチャー企業ほど近すぎもしない、程よい距離感の社風」です。
性格の面でも、社員も特殊な経歴などを持つ人などはあまりおらず、様々な面でバランスよく優秀でアクのない人が多いです。
そのため、性格や能力に尖った部分がある人よりも、どの分野でもバランスがいい人に適した企業と言える。
内定したからこそ分かる選考の注意点
志望動機が重視されます。
採用数が少数のためまず第一に内定辞退されない事、そしてJPXの社会的な意義に理解がある人を取りたいと考えているためです。
実際に質問でも「具体的に日本証券業協会に入ってから何がしたいの?」という具体的な志望理由を答えさせる事が多いです。
そのため、対策としてESを出す前から志望理由に関する内容は必ず考えておくべき。
内定後、社員や人事からのフォロー
特にありませんでした。学生時代にしかできないことをやってきてほしいと言われました。
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-
A.
私が貴協会を志望する理由は、「金融の知識を活かせること」と「高い専門性を身につけられること」の2点に魅力を感じたからです。まず、学生時代に国際金融を学んだ経験から、将来も金融知識を活かした職業に就きたいと思うようになりました。数ある金融機関の中でも最も専門的な知識を必要とされる環境にあると考え、今までの金融の勉強が活かせることに大きなモチベーションとなるに違いないと確信しました。また、グローバル社会の現在、T型人材やパイ型人材のように日本においても自分自身に価値がなければ生き残れない時代になっていくと考えられます。私は、そのような時代に高い専門性を身に付け、一生活躍し続ける人材になりたいと思っております。 続きを読む
日本証券業協会の 会社情報
会社名 | 日本証券業協会 |
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フリガナ | ニホンショウケンギョウキョウカイ |
設立日 | 1940年6月 |
資本金 | 292億8960万円 |
従業員数 | 370人 |
代表者 | 森田敏夫 |
本社所在地 | 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目11番2号 |
電話番号 | 03-6665-6800 |
URL | https://www.jsda.or.jp/ |
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