20卒 本選考ES
総合職
20卒 | 専修大学 | 女性
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Q.
志望理由
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A.
漫画からは多くの楽しさや感動をもらったため、今度は自分がそれを生み出し、世に広める存在になりたいと思い、漫画専門の出版社である貴社での編集職を志望しました。少女、女性向け漫画も好きですが、少年、青年向け漫画の方がより幅広いジャンルを扱っているため、そちらの編集を希望しています。連載中の作家を担当して、より面白い作品になるように協力することや、新人作家を発掘して、作家の才能を最大限に引き出し、ヒット作に繋げていきたいです。私としてはハンググライダーの漫画を描いていただきたいです。ハンググライダーは競技人口が少ないですが、とても奥が深く面白いスポーツであり、その魅力を伝えるのに漫画は有効な手段だと考えています。他には地方を舞台にして、聖地巡礼によって地方活性化に繋がる作品なども描いていただきたいです。このように積極的にアイディアを出しながら、編集の仕事をしていきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたが注目している秋田書店発行の雑誌・単行本のタイトルを1点挙げ、その感想を書いてください。
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A.
『どろろ』 旅をしながら魔物退治をしていくというのはよくありそうな話なのですが、それによって主人公の体が戻るというのが独特で面白いと思いました。しかし、そのことが民を苦しめることに繋がるため、複雑な気持ちになりました。現在リメイク版のアニメーションが放送されていることもあり、注目している作品です。 続きを読む
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Q.
作文「漫画と○○」
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A.
「漫画と発展方法」 日本語を話す外国人に、どうして日本語を勉強しようと思ったのかを尋ねると、今多くの人が「日本の漫画が好きだから」と答える。なぜそれほどまでに多くの人を魅了し、日本の漫画は発展したのだろうか。その要因の一つに表現方法があると私は考える。日本に漫画が登場した頃の明治期における漫画は、一コマに人物の全身が描かれていて、全てのコマにセリフがあるものが主流だった。しかし現在の漫画はその様なことは決してなく、あるコマには人の横顔とか、あるコマには目だけと言ったように、多様な表現を用いて様々な感情表現や、迫力のある戦闘シーンなどを描いている。また田河水泡の『のらくろ』から広まったとされる漫符により、より豊かな表現がされるようになった。さらにそれまで滑稽な笑いを中心としてきた漫画に、手塚治虫が悲劇を取り入れたことで、漫画の物語としての表現の幅が大きく広がった。このように表現の幅を広げていくことが、漫画の発展に繋がったのである。 そして今後さらに漫画が発展していくためには、その掲載方法が重要だと考える。現在、紙の漫画の売り上げは減少傾向にあるが、電子コミックは売り上げを伸ばしている。しかし、それほど大きな伸びではない。その要因に海賊版サイトの存在がある。こちらが広まってしまうと、作家や出版社には報酬が入らず、日本の漫画は衰退していってしまうことが考えられる。そうならないためにも、海賊版サイトの取り締まりを進めることは非常に重要である。 このように日本の漫画が発展した要因の一つに、その表現方法の工夫があった。今度はその媒体の中心である紙に加え、電子コミックの拡大と、それに伴った海賊版サイトの取り締まりが重要であると考える。これらが今後の日本の漫画の発展に、大きな影響を与えるに違いない。 続きを読む