【学生の人数】3人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】営業【面接の雰囲気】三人の部長クラスが面接官ですが、そのうちの一人の方があまり会話についてこれておらず、何度も同じ質問をされて返答に困りました。しかしながら、和やかな雰囲気の下行われますので、問題はありません。【弊社で特にやってみたい仕事とその理由】『「燃料販売部門のセールス職にて、SS営業のサポートの仕事をやってみたい」と思います。私は将来的には営業供給企画の職に就き、需要と供給のバランスが難しい原油の販売において、国内外のエネルギー市場の動向を常に把握し、迅速かつ正確な判断を下すことで、エネルギーの安定供給に貢献したいと考えております。そのためにまず、「最も顧客に近い現場で且つ石油元売りの魂」とも言える「SS」の営業に携わり、「お客様から選ばれるSSづくり」を目指す中で、様々な知識やスキルを身に付けたいと思います。そこで、より具体的なアイデアとして「SSの万事屋化」を行いたいと思います。というのも、SSよりも「マクロにガソリンを供給する存在」、また「ミクロにガソリンを供給する存在」は居ないことから、SSは「より小回りの利いた万事屋的存在」になるべきだと考えます。その事業の一例として、「車の点検事業」を挙げさせて頂きます。車の整備の重要性は車が壊れてから初めて分かるものであり、そう考えた時、車検が二年に一度というのは頻度が余りに少ないと私は考えます。そこで、SSにてガソリンを入れるタイミングで同時に「車の点検」を行うことで、車のトラブルを未然に防ぎ、異常のある部品を売ることも可能であると考えます。このようなアイデアを導入して成果を上げ、社内で成功体験を共有することで、ひいては「お客様に選ばれるSS」を実現したいと思います。そしてこれは、SS事業において様々な先進的な取り組みを行ってきた実績のある、貴社でこそ成せると確信しております。』自分が日頃から感じているSS事業の改善点と絡めて述べることで、問題意識の高さをアピールしました。【あなたの専門分野・研究テーマについて教えてください。】『私はゼミナールにて「日本はどのようにすれば他国と対等且つ安全に貿易できるのか」について研究を進めております。その手法は、歴史を見直し、各国の戦略を考察することで、日本の現状の背景を検証するというものです。その結果、「米国による歴史認識の植え付けに伴う支配構造の存在」、「中国がアジアを支配する長期的な戦略を取っていること」が明らかとなり、これらは日本が貿易を行う上で大きな障壁となっています。そこで日本の課題は「国際的な発言力を持つための十分な軍事力の保有」としました。私はこの研究を通じて、貿易の源泉である「各国の歴史・文化・慣習の違い」や、何より「歴史を振り返る重要性」を学びました。』石油業界で重要な貿易についての考え方を中心に話すようにしました。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】かなり深堀をしてきて、何故そのように考えたのか、何故そのような行動を取ったのか、などについて述べる必要があるため、最低でもパーソナル系の質問に対する回答と、予想される質問に対しての準備をしてから面接に臨むようにしましょう。自分自身で、なぜ?なぜ?なぜ?と深堀を重ねていくことで、思考が深まっていき、矛盾点も解消されるはずです。
続きを読む