【素材業界の融合戦略】【20卒】セントラル硝子の冬インターン体験記（文系/総合職）No.6880（法政大学/男性）（2019/7/19公開）

就職活動の解禁の１ヵ月前に迫り、１社でも多くのイベントに参加したいと考えていた。特に、化学や金属などの素材業界の関心が高かったため、イベントがあれば必ず参加するようにしていた。また、単に参加するだけでなく、人脈形成も狙っていた。

選考があったわけではないので、特に対策はしていません。ただ、ホームページや公開資料を見て事業内容を理解してから参加しました。

サプライチェーンゲーム。他グループとの取引を通じて利益を最大化せよ

1日目にやったこと

最初に企業の説明や事業内容の説明を行われました。次に、グループ対抗のゲームを通じたワークが行われ、その後フィートバックを行いました。そして最後に社員への質問会が行われました。

なし

ゲームを通じたグループワークを行い、営業社員の仕事の疑似体験を行いましたが、その中で、取引相手と自分の両方が有利になるような条件を提示することの重要性を指摘されました。

グループが一つの会社となり、グループ対抗で取引を行って最終的な利益を競うゲームでしたが、情報量が非常に多く、全てチーム全員でコンセンサスを取っているときりがないので、何を個人の裁量でやるか、何を全員で共有するべきか、その線引きを行うことが非常に難しかったです。

ゲームを通じたワークの中で、取引の方法やビジネスの意思決定の方法、組織行動のやり方などを少し経験することができたのではないかと考えています。具体的には、取引を行う上で、お互いにとって有利な条件に持っていけるように話を持ち出す工夫を行いました。

特別必要なものがあったとは思えませんでした。ただ、質問会があるので、何を質問すべきか準備したり、予備知識はあったほうが良いと感じました。

今回のインターンシップは企業とのファーストコンタクトのためという感じで、実際の就業理解のために企画されたイベントではないという様子でした。実際、ゲームを通じたワークがメインのプログラムで、社員との接点よりも参加した学生間の交流の時間のほうが長かったです。ただ、きっかけにはなりました。

インターンシップに参加していた学生の様子を見ると、あまり就職活動の軸がはっきりと定まっておらず、まだ手探りの状態という人が大半でした。これに対して私は、この時点でやりたい事や軸を決めており、説明できる状態にありました。この点で、ややリードしているのではないかと感じました。

インターンシップのプログラムでは、ゲームを通じたグループワークだけでなく、社員への質問会がありました。その中で、セントラル硝子は２つのメイン事業を中心に展開しているが、シナジー効果を狙う取り組みが増加しているという話を聞きました。この点で、長期的に成長できる企業なのではないかと感じました。

インターンシップの参加者は20人未満で、そこまで人数は多くありませんでした。にもかからわず半日で、それなりに時間が長かったので、社員に顔と名前を覚えてもらう可能性が高いのではないかと感じました。

インターンシップに参加する前の時点では、化学業界や非鉄金属業界など、素材を中心とするメーカーに関心がありました。そして、その中でも、大手ばかりに目が行っており、業界トップクラスの大企業に行きたいと漠然と考えていました。実際、そういった企業群のインターンシップにエントリーしており、すでにそのうちのいくつかに参加していました。

このインターンシップに参加してみて、もともとは素材メーカーの中でも業界トップクラスの大企業を志望していましたが、中堅クラスで、少数精鋭の組織も面白いのではないかと感じました。特に質問会の中でその印象を強く感じました。大企業では組織の中で距離が遠くなりがちですが、少数精鋭組織の中では声が通りやすく、かつ裁量が大きくやりがいが感じられるのではないかと感じました。