IT技術に関して頑張ったことは研究とFlutterでのアプリ開発です。・研究に関して:私は農学部で
ありながらIT技術を農業に応用する研究室に所属しています。昨年の卒業研究では「ハイパー
スペクトル画像解析によるかぼちゃの病害早期検出」という研究を行いました。研究の概要を簡
単に説明すると,ハイパースペクトルカメラという人間の目では捉えられない情報まで取得でき
るカメラを用いて撮影したカボチャの葉の画像からデータを取得し,そのデータで機械学習を行
い,今後カボチャが病気になるかどうかを判別させるというものです。研究に使用した言語は
Pythonです。最終的には80%近くの精度で検出することができましたが,最初は中々高い精度
を出すことができませんでした。精度を改善するためには機械学習の手法を様々に変えたり,機
械学習させる前のデータの処理の手法を変えてみるといった工夫をしました。現在ではさらなる
精度改善のためにC#でデータ取得のためのソフトウェアの開発を行っています。今後はより精
度を上げていき実用化できるレベルを目指していこうと思っています。 ・Flutterでのアプリ開発/
個人開発について:これまでに個人開発でFlutterを用いて2つのアプリをリリースしました。一つ
は「見た目の変化を記録できる体重管理アプリ」です。このアプリの開発の経緯としては,筋トレ
にはまっていた時期に見た目の変化が楽しくて筋トレを行っていたのですが既存のアプリは体重
をグラフ化するものばかりで見た目の変化に焦点を充てているものはありませんでした。そこで
見た目に焦点を充てたアプリを「ないなら作ってしまおう」ということでここからアプリ開発の勉強
を始めて3か月ほどでリリースすることができました。実際にこのアプリを通じて自分の課題を解
決することができ,プログラミングで課題解決できること,プログラミングが楽しいということを実
感しました。2つ目のアプリは「フットサルの試合結果の記録・分析アプリ」です。こちらは,学部時
代に所属していたフットサル部で試合結果を紙で記録していたのですが,そのデータを有効活用
できていないと感じてアプリ開発に着手しました。このアプリは実際に部員に使ってもらいフィー
ドバックをもらっている状況です。具体的なフィードバックとしては,結果の「記録」「分析」だけで
はなく,「戦術」も確認できたらいいよね,という声でした。そのフィードバックをもとに「戦術ボー
ド」の機能を実装してアップデートしました。現在は,よりユーザーにアプリを見てもらいやすくな
るために試合結果入力後に”プッシュ通知”を各ユーザーに送る機能を追加している最中です。
アプリを作って終わりではなく実際に使用してもらいユーザーの生の声を聞いて改善につなげら
れたことがとても良い経験となりました。このアプリ開発を通じて,誰かに使ってもらって喜んでも
らえることがとてもうれしいということを実感できました。この経験から,将来は使ってくれた人が喜んでくれるようなサービスを作れるようなエンジニアになりたいと考えています。・Flutterでのア
プリ開発/アルバイト:プログラミングの勉強のために入ったコミュニティで知り合ったエンジニア
から,業務委託という形でアプリ開発のアルバイトを2021/4~7月の期間で経験させていただきま
した。アプリの概要は「サウナー専用のSNSアプリ」で人数は3人でGit-flowによる開発を行いま
した。このアルバイトの経験から共同開発の基礎や流れ(Git-flowによる開発経験など),共同開
発ならではの難しさ(テキストによるコミュニケーションの難しさや,個人開発よりも規模の大きい
機能の開発など)や楽しさ(開発の規模の大きさ,他の人が書いたコードが見られることなど)を
実感しました。・Flutterでのアプリ開発/インターンシップ:サマーインターンシップにて○○○○○株式会社,○○○○○○株式会社の2社でそれぞれおよそ2週間ずつ実務開発の経験をさせてい
ただきました。○○○○○株式会社では実際のオフィスに出社して実務開発を経験できたこと
で,現役エンジニアの働き方だったり,他のチームの様子だったり,様々なことを直で触れられた
ことが良かったです。また技術的にも,責務の分け方やRESTfulAPI,ユニットテストなど個人開
発ではあまり意識していなかったことに触れられてとてもいい経験になりました。○○○○○○株式会社ではオンラインでのインターンで,リモートワークを実際に体感しました。こちらのイン
ターンでは可読性の書き方やFlutterの状態管理の方法など技術的なことはもちろんですが,多
数のユーザーを抱えるサービスの開発に携わらせていただき,徹底的なユーザー目線でアプリ
を開発していくということを経験させていただきました。インターンでは実務での開発を経験出来
て成長できたのと同時に,実務レベルで活躍していくにはまだまだ技術や知識が不足しているこ
とを痛感しました。コンピュータサイエンスの基礎や,ネットワークの知識,バックエンドの知識な
どまだまだ足りない部分があることがインターンを通じて明確になったので,今後はこれらの知
識を習得して行きたいと考えています。現在はFlaskでWebアプリケーションの開発をはじめWeb
について勉強している最中です。今後も足りない知識の勉強を続けて,学生期間のうちに苦手
な部分を無くしたいと考えています。
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