高校のダンス部に1年遅れで入部し、20人と制作する作品の立ち位置オーディションでは毎回、最後列になっていたことです。周りの人を巻き込みながら、粘り強く行動することで乗り越えました。私は1年生の頃は活動が月1回の部活に入っていましたが、毎日部活動をして生き生きとする友人を羨ましく思うようになり、部活選びに後悔をしました。やらない後悔よりやってしまった後悔の方が自分の中で納得がいくと思い、部活を変更することにしました。中でも、ダンスで多くの人を湧かせる友人に憧れ、ダンス部に途中入部を決めました。しかし、初心者である自分と経験者の仲間とではダンススキルの差がありました。毎回の立ち位置オーディションで獲得するのは、一番目立たないような、最後尾の端の位置でした。私は、毎回のオーディションで失敗してしまうほど実力が無く、作品の足手まといになっている自分に悔しさを感じました。この現状を乗り越えるためには、ダンスに長ける人の力を借りながら、練習量を増やし、基礎力の底上げをすることが必要だと思い、2つの行動をしました。1つ目は20人の中でもダンススキルに長ける友人に、私のダンスへのアドバイスを依頼し、それをもとに自主練習を行い問題点を改善することです。アドバイスを依頼する際には、「あなたのダンスに憧れているから、力を借りたい」とポジティブな表現で伝えることを意識しました。2つ目はプロダンサーのレッスンに通い、基礎を学ぶ機会を増やしたことです。3ヶ月続けた結果、最後の立ち位置オーディションではフロントの位置を獲得することができました。この経験からは自分が不利な立場にあっても、目標をぶらすことなく、周りの人の協力をもとに粘り強く取り組むことが必要だと学びました。貴社に入社後も、この経験で培った「周りの人を巻き込みながら粘り強く行動すること」を強みに、目標のため前向きに励みます。
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