22卒 本選考ES
専任事務職員
22卒 | 関西学院大学 | 女性
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Q.
志望動機
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A.
私は、学生の背中を押す存在や拠り所となり、学生の生活を支援することで広く社会に貢献したいと思い、貴学の職員を志望致しました。大学で学んだことを社会に出てどう生かしていくかを試行錯誤してきた中で、当初は一般企業で利益の最大化を目指す一助となる選択を考えておりました。しかし学問の府として、あるいは社会に出てから重要な役割を担っていく学生の後押しや学生が学ぶ学校での業務に寄与することを通じ、社会全体の価値向上を目指す方法もあると考え、今に至りました。在学中は書道教室の指導ボランティア活動や、学内アルバイトで講義の運営・指導補助を行うなど、人がより良い学びを行う環境整備に励み、喜びを感じた経験から、学生に尽くし、その成長に携わることのできる学校職員という仕事に強い魅力を感じるようになりました。貴学におかれましては、研究機関としての使命を存分に果たされつつも、学生が社会に出る際の就職面での手厚いサポートや、女性のキャリア開発に先駆けて取り組んでこられた教育への姿勢に感銘を受け、志望させていただきました。学校は様々な知識や経験を得る場ではありますが、職業教育を行うわけではなく、学問を牽引する存在であり、経営の上に成り立ってはいますが、経済を牽引し利益を追求する企業とは別の性質を備えています。そして貴学は、日本屈指の女子大として公務員や教員も含め就職率も大変高いことに加えて、生活環境、薬学、建築などの理系、健康・スポーツ系、音楽系や、保健医療の分野にも力を入れておられ、総合性を発揮し、幅広く社会の要請に応えた人材の育成を行っておられます。このように従来の女子校の在り方を越え、幅広い教養と豊かな人間性を育む女性の教育に先駆けて励んでおられる貴学に、私は最も感銘を受け、志望いたしました。 続きを読む
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Q.
大学在学時に苦労されたことを挙げ、その経験が本学院での仕事にどのように生かすことができるか、述べてください。
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A.
大学在学時に苦労したことは、書道教室のボランティア活動において、指導方法を個別に変化させ、生徒のより良い学びに貢献するための試行錯誤をしたことです。16年間書道教室に通い、自分の教室を持ち指導することができる資格を取得したことをきっかけに30人程度いる中高生の指導を任せて頂き、この活動を始めました。最初は平等を重視して全員に対し丁寧な指導を行いましたが、ある生徒の「親にやらされているだから、本当は早く帰りたい」という発言を受け、生徒個人の欲求を汲み取った上で反映させるべきだと気付き、改善に努めました。まずは雑談を通して学校生活や部活動などについて聞き、生徒を取り巻く環境や生徒自身を知ることで、信頼関係を構築することに努めました。そこから個人の意欲や目指す方向性を聞き取り、先生や保護者の方とも相談しながら、短時間で済ませたい生徒には1枚だけを集中して書くように促すなど、それぞれが意欲を持って取り組むことのできる最善の指導を目指しました。その結果、日頃の学校生活や進路などの相談を受ける機会も増え、指導面でもプライベート面でも信頼関係を構築し、相手の真意を汲み取り、的確な提案と行動を遂行できる力を身に着けられたと自負しています。職員とは、学生の学びや生活を支援するとともに、教職員や地域の方々など、幅広い立場の人々と協働しながら教育・研究機関としての使命を果たすべく、柔軟かつ積極的にその使命に参画していく非常に責任ある誇り高い仕事であると存じます。そして、在学中に先述のような小さな規模ではありますが、先生や保護者の方と協働しながら生徒の良い学びのために改善を先導してきた経験を活かし、今後競争が激化すると予測される教育業界での改革にも主体的に取り組むことで、貴学の教育・研究機関としてのさらなる発展に貢献することができると確信しております。 続きを読む