【自分らしさを具体化！】【23卒】クラレの技術系職種の1次面接詳細 体験記No.39403（大阪大学/男性）（2023/1/12公開）

リンクをつなぐと、人事の○○さんが待っていてお話しする時間がある。それから他の面接官がいるところへ繋げてくれる。

自分がどう言った考えを持っていて、他の人と違ってどんなアイデンティがあるのか、といった自分らしさを意識した。それが説得力を増すために、自分の限界まで具体化したエピソードを持ってアピールした。また、エピソードや、面接全体で自分の言うことにリアリティを持たせるために、あえて自分の弱みを曝け出すことで自分という人間がなんなのかを理解させるチャンスを面接官に与えた。それによって長所も引き立つと思った。
都合のいいところは他の就活生も言うからだ。

普通の面接といった感じで、笑いが多いわけでもなく、厳しすぎるわけでもなかった。面接が、１次が終われば最終で終わりだったので、ある程度2次面接よりの1次面接だったから真剣な感じだったのかもしれない。

なし

絶対内定、クラレの公式サイト（中期経営計画）

なぜ大阪大学に院で移動したのか。

正直、大阪府立大学でも十分就職活動もできる環境で悪くなかったため、迷いました。それでも進学で移動することを決めたのは２つの理由からです。
まず、研究のレベルや測定機器の充実さから自分が成長できる環境だと感じたからです。学部時代とは異なり、ドクターに進む学生も多く研究熱心な学生が多い中で切磋琢磨できる環境であると感じたからです。
次に、英語力を伸ばせる環境だと感じたからです。私の所属する研究室は非常に留学生の多い研究室で、自分が英語が好きで英語力を磨いて将来英語を使って仕事をしたいという夢があったので、それに近づけると考えました。実際に、お昼に英語で雑談するのが楽しいですし、研究のこともディスカッションして地検を深めたりしておりためになっていると感じています。

２つのあなたが作った錯体の結晶状態は違うのですか？（プロトン伝導度の違いが見られるという研究だったので）

違いますと答えた。すると、追加の質問として例えばtriclinicなどといった結晶系はそれぞれどうなっているのかという質問をいただいた（これは非常に鋭い質問、▼▼さんは非常に知識も深いと考えられる）。
私は正直に「すみません、具体的にどちらがどの結晶系かというのは思い出せません」といったところ、大丈夫ですよとおっしゃってくださった。
ここで深掘りがあった。

プロトン伝導の話がありましたが、プロトン伝導は、燃料電池などに応用するときにレベル的にはあなたの材料はどれくらいの改善が必要であったりするのか？という質問をいただいた。
私はこう返した。燃料電池で非常に優秀と言われる材料ですと、１０のマイナス２乗S/cmくらいで、良いもので−３、乗ほどあると使えるくらい良いですが、私の材料は良くて１０のマイナス５乗ほどなので使えるほど良くはありません。しかし、材料のためのこの錯体ではなく、立体異性の差で伝導度が変わるという事実自体が珍しいと考えているのでそこにこの研究の価値があると考えています。