【感動をリアルに】【23卒】ニッポン放送の総合職の本選考体験記 No.39221（筑波大学/非公開）（2023/1/4公開）

一番やりたい仕事と内容・好きなエンタメ・好きなラジオ・自分の中の重大ニュース・ほかに志望していた企業・志望動機

採用HPのマイページより提出

用紙を印刷して、手書きで記入。PDF化してweb上で送信。

手書きで内容が多いわりに書けるスペースが小さいので、大切なポイントを推敲しながら書いた。その上で、信頼できる友人に読んでもらった。ペンの太さを変えて強調したいポイント、題名など目を引くようなデザイン性を重要視した。

ESの参考書などを読み込んで書いた。また、他のESで書いていたものを複数転用したが、企業に合わせて少しずつオーガナイズしていった。就活会議などのサイトも参考にした。

就活会議、ユニスタイル

自宅で行った。

好きなコンテンツをきちんと話せることや、それにニッポン放送のコンテンツを絡めた話が出来たことが評価されたのではないか。また、志望動機に関連して自分の強みをうまく話せたことも良かったと思う。

物腰が柔らかく、年代も近い方が担当してくれた。こちらの話に相槌を打ってくれたり、適宜質問を挟みながら、話しやすい雰囲気を作ってくれた。動機は重視されているようであったが、人柄を意識して見ているように感じた。

なし

なし

好きなエンタメについても聞かれた。

アイドル、特に乃木坂46が好きです。
「深堀された」→「どんなところが好きなの？」
他のアイドルも好きな時期がありましたが、当時流行していたAKB48に対抗する形で作られた背景やライブのすばらしさに惹かれました。また、アイドルとして輝く姿も素晴らしいのですが、人前で見せない努力をする姿が同じ人間として共感したし、応援したくなりました。
あと、その姿を見られる場面としてラジオはとても素晴らしい場であるなと感じています。普段とは全く違う姿が見られたり、メンバー同士の交流が見られたりすることでより深くメンバーを理解することができて、応援したくなる気持ちが強くなりました。
「深堀された」→「どんな瞬間が一番好き？」
やはりライブやラジオなどの生の現場が一番好きです。その場でしか見られないプレミアム感もそうですが、相互関係の中で一緒にコンテンツを作り上げられている感触がありその一体感はほかでは体験できないものであるなと感じました。

入社したらどんな事がやりたいのか

最終的にはスポーツに関わるラジオやプログラムを担当したいと考えている。ただ、それまでに色々な分野のラジオに触れて、広い知見を持ったラジオマンになりたいと考えている。
「深堀りされた」→「ニッポン放送のスポーツと言ったら、ショウアップナイターだけど聞いたことある？」
もちろんあります。普段から野球は好きで球場に足を運ぶ機会もありますが、行けないことの方が多い。その時に重宝しているのが、ショウアップナイターで、リアルタイムにあれだけの情報量を伝えられるアナウンサーもすごいと思うのですが、裏にいるディレクターや一緒に作っている人の努力も計り知れない。多くの人に聞いてもらえるコンテンツなので、関われるとしたらこの上なく幸せな事だと思う。

ニッポン放送のHPや経営理念を調べた。また、内容に関しては全く言及されないまま始まるが、よく言われる一般常識試験の対策を行った。

一般常識や時事問題、ニッポン放送について、簡単なSPIみたいな内容

ひとまとめで90分

なし

入り口横のドアから、階段を下ってイマジン・スタジオに直行した。

とにかく誠実に話した。時間が比較的短く、質問数も限られているので自分の人間性やニッポン放送でやりたいこと、志望動機とガクチカの関連性は理解して評価してもらえたのではないか。

お二人とも丁寧に話を聞いてくれる印象だった。話の合間に私の印象や服装に関しても触れてくれて、こちらにきちんと興味を持って面接に臨んでくれていたように感じた。
また、交通手段や時間などの話も聞いてくれて、アイスブレイクもしっかりあった。

なし

なし

ラジオというメディアが置かれている状態をどう考えているか。

私自身は幼いころから触れてきたメディアであったので身近なものであるという風に感じています。最近では、Twitterのトレンドにラジオやそれに関する事がランクインしたり、また人気が出てきているのではないか。
「深堀された」→「周りの同年代でラジオ聞いている人はいる？若者にはどうしたらラジオをきいてもらえるようになるかな。」
周りで聞いている人は多くはないが、一定数居る。最近では、クラブハウスやポッドキャストなどの音声コンテンツが盛り上がっている(盛り上がっていた)ので、時代的にはまた人気になると思う。テレビを持たない友人も増えていますし、そういった人も多くなっていると思います。そんな中でも、スマートフォン1つで聞くことが出来たり、作業中にも耳だけで手を開けたまま聞ける手軽さが魅力であると思います。
若い人に聞いてもらうためには、やはりパーソナリティや企画の対象を若者向けにオーガナイズすることが大切かと思います。最近は、パーソナリティの若返りが目立ったり、人気のある番組や若いパーソナリティの番組でリアルイベントを行ったりすることで、身近さに感じてもらい聞いてもらうことが出来るのではないか。

大学まで部活を続けてきたけど、選手にはならないのか。

→選手になるのはかなり大変なんです。環境、実力、タイミングなんかに本当に影響を受けます。一番の理由は自分には卒業後も続けられるような実力も実績もないことです。ただ、アマチュアでも続けるという手はあるが、それはまだ考えている段階です。
また、卒業後もこれまで同様に努力を続けられるだけの覚悟がないこともあります。日々、競技の事を第一に考えて、起きて、食事して、トレーニングして、ケアをして、睡眠をとる。そういう生活は本当に覚悟をもたないと出来るものではないので、自分はその道を選びませんでした。大学時代の仲間にはアスリートとして就職して続ける人もいれば大学院で競技を続ける人もいる。その仲間をもっと知ってもらって、見に来てもらって、体験してもらって、感動してもらう側に回りたいと考えてる。

入り口横のドアから、階段を下ってイマジン・スタジオに直行した。

面接中にもほめていただいたが、開き直って用意してきたことをすべて話せたこと。
また、自分のESの内容に関して少し深堀りされても対応できるようになっていたこと。

面接官の年齢が一気に上がり、それなりに緊張感のある面接だった。端の方にいる面接官でもきちんと質問を投げてくる。全ての面接官から均等に質問を受けた。

なし

なし

大学時代のアルバイトの話とそこで学んだことなどを聞かれた。

私はコールセンターで、お弁当の注文やアルバイトの応募の受付などをしています。
ここで学んだことは敬語などの社会人としての常識とクレーム対応などを含めたストレスのかかる仕事への対処法です。
コールセンターでは、全く経験がないところから始めるので、敬語については皆さん苦戦します。そんな中でも、「自分にとっては何十本中の1本でも、お客様にとっては最初の1本」という言葉を聞いてから、より丁寧に相手にとって良い接客が出来るようになりたいと思うようになり、適切な敬語を身につけました。
また、時折あるクレームの電話などのストレスのかかる仕事などについては、とにかく相手の立場にたって考えるようにしました。どのような点に腹をたてているのか、どんな対応をしてほしいのかを相手の立場で考えることである程度納得して、お電話を切っていただくことが出来るようになりました。
これらが私がアルバイトを通して学んだことです。

落ち着いている雰囲気が感じますが、どのような経験などがそうさせたのか。

自分ではあまり落ち着いているとは思わないのですが（笑）
12歳の時に弟が生まれたことが関係していると思います。反抗期に入りかけている自分にとって、自分が助けてあげないと生きていけない弟が生まれたことは大きな変化でした。
弟が泣いている時に焦ってなにもできないのでは役に立たないので、ずっしりと構えて両親にポイントを教えてもらいながら、一つ一つ学んでいきました。それらの経験を通して、自分でどうにもできないこともあり、そういった事には固執しないような思考になっていきました。
それが今にも活きており、自分が用意してきたことやお伝えしたいことをすべてお話出来るようにと考えています。そうした姿勢をほめていただけることはうれしいです。

受付でアポを確認し、エレベーターで待合室まで案内される。その後、面接用の大きな会議室まで案内され、面接。面接終了後、エレベーターで下に戻り、解散。

入社の意思をとにかく確認されていたように感じた。面接官が多く、緊張感もあるのでそういった緊張感にも耐えられる人なのかも確認されていたかもしれない。
これまでの面接同様に、ESベースで話は進むが、隅の方に書いていた内容まで聞かれたので、きちんと読み返しておくことは必須。

とにかく緊張感があった。これまでの面接とは比べ物にならないほど緊張した。始まる前に「私たちも緊張していますので、あまり硬くならずにお話ししてほしいです」と言われた。

なし

なし

ESに怪我と書かれていたが、どのようなものか。あなたの人生にどのような影響を与えたか。

私の怪我は神経系のもので、基本的に手術をしない限り完治しないものである。この怪我には悩まされて、競技を辞めようと思ったことも一度ではない。しかし、コロナ禍になって時間が出来て、治療に当てる時間が増えたり、今後について考える機会となった。この機会を使って、怪我を乗り越えた先の目標をたてて、その過程を楽しんだと思えるように真剣に部活に取り組んでやりきろうと考えるようになった。
今でも肘を伸ばすと痛みは走るし、種目を変更しなければいけなかったが、残りの期間、困難を乗り越えて部活をやりきろうと考えられるようになったし、成長していくためには必要な試練であったのではないかと考えている。
今後もこの怪我と付き合っていくが、そのたびにこのやりきったという経験を思い出すこと出来、勇気をもらうことが出来るのではないか。

他に志望していた企業に文藝春秋があるがこの選考はどこまで進んでいるか

実は文藝春秋はESの段階で選考を受けることを止めてしまった。理由としては、媒体としての影響力ややりたいことから少しずれてしまっているという事がある。
「深堀りされた」→「どのような点で相違を感じたか」
自分は感動を与える「場」をリアルに作りだすことをしたいというような事を考えていた。しかし、文藝春秋などの紙媒体、オンライン媒体ではそのような機会を作ることがむずかしいのではないのかと感じた。また、雑誌などはここからかなり厳しい状況に陥っていく事が想定されることも理由の1つ。
「深堀りされた」→「あなたの大学・学部では出版社などに就職する人はいるのか。それは専門系の雑誌なのか、総合誌なのか」
少ないがいると聞いている。どのような雑誌に就職したかは存じ上げない。