【笑顔の糸、世界へ】【16卒】東海染工の本選考体験記 No.551（金沢大学大学院/）（2017/6/13公開）

真冬の季節、飛行機に搭乗中に不具合を起こして、飛行機が森の中に不時着してしまった。持っている持ち物である15個を用いて、どのような方法で生き抜いて助けを求めるか議論する

自分から積極的に意見を述べられているかどうか、相手の意見に否定せずにうなずきや相槌を適度に適切に打ち、そのうえで自分の意見を重ねられるかどうか、うまく発言しようという心意気よりも、口下手でもいいからしっかりと論理性を持って発言を展開する、なにか議論がとどこってしまったときは、次の話の展開をつけるべく、話題を触れるかどうかを見られていたと思う。また、発言者に対して耳を傾け、発言者のほうを向き、しっかりと相手の意見を聴けるかどうかも評価対象になったと思う。

提出したエントリーシートで書かれている内容と、実際に面接で質問をされて自らが発言した内容に差異がないかどうかが見られていたと感じる。また、質問をされて受けこたえる際の態度や表情も評価されていると感じた。

エントリシートの内容に沿って、一般的な志望動機や学生時代に取り組んだこと、自己アピールの質問があった。また、雰囲気に関しては、終始穏やかな雰囲気な面接であり、圧迫面接とは感じなかった。社会に出るうえで基本的な考えを尋ねられた「社会人のとって一番必要な能力は何だと思いますか？」

仕事を行う上で、何が一番大切だと思いますか？

自分にとって、一番必要な能力はコミュニケーション能力だと思います。その理由としては、社内のコミュニケーションに関しては、常日頃から頻繁に連絡を取り合ったり会話をする関係になっていないと、いざトラブルが起きた時に適切な対処が遅れてしまったりすると感じるからです。また、仕事の遅延にもつながるためです。取引先に対するコミュニケーションに関しても、仕事を遂行する上で矛盾が生じないようにしておく必要があるため、人との信頼関係を気付くうえで大切だと感じているからです。最初に発言した「コミュニケーション能力」とその後の理由に矛盾が生じないように気をつけた

学生時代に一番取り組んだことは何ですか？

一番取り組んだことは、サークル活動です。初心者であったため、最初のころは周りの歌声を聞いて、全体に溶け込むようなハーモニーを創り上げることができませんでした。そのため、練習日には必ず参加し、近くで歌っている方の声に耳を傾けて、何が違うのかということを自問自答しました。一方、周囲の方々の力にも助言をもらいながら、練習に取り組みました。結果として、早くから全体のハーモニーに溶け込むことができるようになり、自らで自身の歌声の調子が判断できるようになりました。合唱の経験から、新しい物事でも意思を高く持って成長する過程を身につけました。染色の幅広い知識も、成長する姿を常に心にとどめて、長い期間かけて吸収していきたいです。エントリーシートに書かれている内容と大きく違わないようにしながら、自分の言葉で話した

本当にこの会社に入社意思があって、会社のために真剣に働いてくれているかという点を見られていたと思う。また、今必要な人材であるかどうかを見極めるために、自分自身の性格に対して、自分自身はどう思っているのかということを確認し、事前に検査していた性格検査と矛盾がないかどうかを見極めていた。そして、海外勤務は大丈夫かということを、何度も確認されて、嘘がないかだうかを回答や態度で評価されていると感じた。

面接官が社長だということもあり、しっかりと個人の意思を確認するためだけに行われていた面接だと感じた。あまり質問らしい質問はせずに、本当にこの会社で働きたいかということを「はい、いいえ」形式で答える質問であった。

海外勤務に行きたいか？大丈夫か？

「海外勤務は可能ならばぜひ行きたい」と答えた。それに対して社長は「可能ならばではない、絶対行くことになるが、大丈夫か？」とさらに再確認する質問をされて「はい、行きたい」と答えた。必ず将来的には海外勤務はあると事前に説明会などできかされていたため、しっかりと自分の意思表示を行った。しっかりと面接官である社長に目を合わせて、真剣なまなざしで海外に行きたいという意思が嘘ではないということを明確に示すような態度で行った。

自分の性格はどう思っているのか？

「自分の性格は神経質です」と答えた。最終面接の場で嘘は言ってはいけないと思っていたため、自分の気持ちに対してありのままに答えた。また、この場で中途半端な回答であったり、自分の性格を相手に対してよい意味にとらえてもらおうと小細工をしてしまっては、自分にとってもよくないと考えて正直に一言で簡潔に答えた。それに対して、少し面接官は思案しているようだったので、私は自分の回答がよくないと考えて困惑そうな表情を浮かべたところ、「神経質はよいと思っている」というフォローをしてくれた