【直接感謝を伝える職場】【20卒】物語コーポレーションの総合職の本選考体験記 No.8091（関西学院大学/男性）（2020/2/6公開）

素直に答えたことがよかったと思います。言葉に詰まりがなかったことや、生き生きと話していたことがよかったと言われました。

LINEビデオ通話で面接しました。極めて和やかな雰囲気でかなり個人的な趣味や性格の話もするほど、話しやすい方でした。

いままでの人生で一番気分的に落ち込んでいた時期はいつですか。

私はあまり今までの人生でどんなときも「失敗した」とか「挫折だな」と考えることをしないようにしているので、正直そこまで大きく落ち込んでいると感じたことはありません。しかし敷いて申し上げれば今かと思います。私は今年(2019年)の6月までヨーロッパに留学しており、帰国後進学も考え迷った後、つい最近になり就職活動を始めさせていただいたのですが、周りの就活生にはすでに就職活動を終えた人が多いこと、この時期にスーツを着て街中を歩くことで周りの視線が気になること、暑い中でもジャケットが必須である息苦しさなどから、少し気分が落ち込むこともございます。ただそれも大きく落ち込んでいるというほどではなく、人生の中の一つの過程であると考えております。

いままでの人生で一番気分が上がったのはいつですか。

自分の身に起こったことではないのですが、2014年のソチオリンピックでとあるフィギュアスケーターがメダルを獲得できた時です。
(その選手は誰のことかという質問を受け)ご存じないかもしれませんが、イタリアのカロリーナ・コストナー選手です。私はフィギュアスケートが好きで、2006年、荒川静香さんが金メダルを獲得したトリノオリンピックの頃からフィギュアスケートを観戦しているのですが、そのトリノオリンピックでもメダルを期待され9位、4年後2010年のバンクーバーオリンピックでも期待されながら16位だったコストナー選手がソチオリンピックでようやく彼女自身が納得できる演技をできたことに、思わず涙してしまい、心を強く揺さぶられました。

嘘のような質問と回答と思われるかもしれませんが、このように答えました。偽りなく素直に伝えること、人柄がわかることが何よりも大切なのだと思います。そのなかで一貫性や話していることの根拠、意思決定の仕方について観察してらっしゃるのかと思いました。

一見強面なおじさんでしたが、話してみると非常に穏やかで優しい方でした。途中から世間話のような話も交えつつ、切り替える場面では切り替えるというようなメリハリある面接でした。

(留学経験を見て)なぜその国に留学したのですか。

まず第一にヨーロッパに関心があり、小学生の頃からヨーロッパに留学したいと考えていたためです。ヨーロッパ全体に関心があったことに加え、食事の合う国へ留学したい思いがあり、その国(実際の面接では国名を出して話しています)を選びました。私はパンよりも米派なのですが、〇〇(国名)はヨーロッパでお米を多く消費する国の1つです。
二つ目は、大学で○○(専攻分野)についてゼミで研究する中で、彼らの母語である言語を学ぶ必要を感じたためです。これら二つの理由から、日本では比較的なじみのない〇〇語を学び始め、その能力を伸ばすためにも○○(国名)への留学を決意し、実際に1年弱という間ではありますが、現地の大学に留学いたしました。

あなたが苦手なものを教えてください。

怒りっぽい人や初対面からけんか腰な人が苦手です。(と言いかけたところ、「違う違うもっと、こういうのを見るとゾワッとするとか気持ち悪いとか！」と指摘され、)ゾワッとしたり、気持ち悪いという意味では虫の中でも私はハチが極度に苦手です。
(「それはどういうところが苦手なんだろう」と聞かれ、)黄色と黒という色が危険を感じさせるというのもあるにはあるのですが、それよりも特有の羽音と”飛んでくる”という”部分に苦手意識があります。特にスズメバチの低い羽音にはとても恐怖を感じます。また、ゴキブリやムカデのようなタイプの嫌われる害虫は飛行しないのに対し、ハチはどこからともなく飛んでくるときがあるので苦手なのだと思います。