三井金属は1874年、鉱山経営に端を発し、一世紀を超える長い歴史を誇る国内トップクラスの非鉄製錬会社です。
非鉄金属という業界の中で常に時代の変化に対応しながら、戦略的に経営多角化に成功した数少ない企業の一つで、非鉄金属業界のなかでは「亜鉛の三井」として、また鉛、銅や、その他の非鉄金属地金の生産においてもメジャーな地位を占め、「総合素材メーカー」としてのポジションを確立しています。
現状にとどまることなく、常に時代の先を読み、蓄積した技術力を活用し、機能材料・電子材料・自動車部品等々、幅広いフィールドで事業展開を行っており、世の中に新しい価値を創造すべく日々数多の製品を創造しています。
例えば、スマホの小型化に欠かせない極薄銅箔、自動車・バイクの排ガスに含まれる有害物質を無害化する触媒、液晶テレビ等に必要不可欠なITOターゲット材、安全という形で自動車の普及に貢献している自動車用ドアロックなど、いずれも世界シェアトップクラスの商品を全世界に提供。意外なところでみなさんの身の回りに私たち三井金属の製品が使われています。
これからも私たちは、今日まで培ってきた知恵とノウハウを活かし、未来の文明につながるアイディアと素材を技術でつないでいきます。
・当社の強み
マテリアルの知恵を活かす
近年、自動車は安全、快適性、エコなど高度な進化を遂げています。三井金属はそのニーズに素材の力で応えています。また小型高性能化、高機能化、省電力化など進化が止まらないスマートフォンなどの最新デジタルデバイスにも、素材の力で貢献しています。鉱山開発、金属製錬からスタートした三井金属は、140年以上の長い歴史の中で培ってきた材料の技術「マテリアルの知恵」を活かし、現在成長を続けている機能材料などの多種多様な製品の開発に力を入れています。
・当社の課題
主力3事業を核に、成長商品・事業を継続的に創出する
・機能材料事業においては、成長事業である銅箔事業、触媒事業の強化を継続的に行います。また、これら既存事業の強化に加え、市場共創型(企業が提供する商品やサービス等をお客様や大学・研究機関等とともに創る形態)の事業体への変革を一層推し進め、成長商品・事業の創出を図ります。開発・企画力の強化、人材の強化が課題です。
・金属事業においては、リサイクル原料の処理量の増加に重点を置いた取り組みを実行しコスト低減、環境対応に取組みます。
・ドアロックを主力とする自動車部品事業では、国内拠点の収益改善および海外拠点の戦力化のためのコスト低減を継続するとともに、北米市場、中国市場への拡販に向け、次期モデルの獲得すべく、開発力の強化、営業力を強化します。
・向いている人
「未来志向」「お客様視点」「グローバル」「協働」「スピード」「やり遂げる」これが三井金属のありたい人材像を示す6つのキーワードです。
この人材像を体現する社員たちを原動力として、当社を大きく成長させていきます。
したがって、この6つのありたい人材像へ向けたポテンシャルを持つ人材を求めています。これらすべての要素を皆さんに求めるわけではありません。このありたい人材像に沿った行動を心がけていける人。
そんな人材を三井金属は求めています。
・向いていない人
「手取り足取り教えてもらわないと行動できない人」
自ら考え、発言し、行動できる人には多くのチャンスがある会社です。若いうちから大きな仕事を任せられるのでやりがいがありますが、それをチャンスと捉えられないと仕事が嫌になると思います。もちろん上司、先輩からのアドバイスはありますが、すべてを教えるわけではありません。主体性が無いと苦労します。