18卒 本選考ES
CRA
18卒 | 岩手大学大学院 | 男性
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Q.
学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容
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A.
私は日本三大中途失明原因の一つである網膜色素変性症について研究を行っています。この眼疾患は網膜中に存在する、視細胞の変性が原因で引き起こされます。現在、変性の詳細なメカニズムは不明であり、有効な治療法が確立していません。そこで私の研究はこの視細胞変性の機序の解明と保護薬の検討を行っています。具体的には視細胞変性モデル動物の 網膜中のたんぱく質を調べ、視細胞変性に関与する因子の究明に加え、視細胞変性に関与する因子の発現を制御することができる薬剤の検討を行っています。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私は困難に対し「できることを前提に考える」ことが強みです。私はこれまで困難に対 し、できるためには何をすればよいか考え、実践することで乗り越えてきました。この強 みを発揮した経験として、2つの実験を同時並行して行い、本来であれば2ヵ月かかる実験 を1ヶ月という短い期限内に成功させた経験があります。それぞれの実験は全く条件が異 なり、多くの実験動物を取り扱うため、手順が複雑で時間調整も大変でした。そこで私は 2つの実験を成功させるため、実験が重ならないように試薬調整、投与、評価の時間を細 かく計画することと、研究室の仲間に実験前に実験の概要を把握してもらい、実験を手助 けしてもらいました。そうすることで実験を円滑に進めることができ、2つの実験いずれ も成功させ、期限内に成果を上げることができました。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと
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A.
学生時代に最も力を入れたことは「研究活動」です。大学4年生の時に与えられた研究内 容は、1年間で結果を出せずに終わってしまいました。そのため、大学院に入ってからは 「今回の研究こそは成功させる」と強い意志を持ち、取り組みました。しかし、これま で、なぜ結果を出せなかったのか分かりませんでした。そんな時に教授から「報告、連 絡、相談ができていない。おちぶれている」と、叱咤激励を受けました。そこで、これま では問題点を自分だけで解決しようしたため、時間がかかってしまうことや方向性がずれ てしまっていたことが分かりました。この経験からは、自分で考えることは勿論のこと、 私とは異なった視点をもつ先生や研究室の仲間に相談し、他の意見を取り入れることで、 問題点をスピーディーかつ着実に解決することができました。そうすることで、実験を円 滑に進めることができ、これまで知られていなかった、結果を導くことができました。 続きを読む