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【法務局を支える情熱】【21卒】法務省の法務局(国家一般職)の本選考体験記 No.11315(新潟大学/男性)(2021/1/26公開)

法務省の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒法務省のレポート

公開日:2021年1月26日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 法務局(国家一般職)

投稿者

大学
  • 新潟大学
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

(1)法務局の行う業務は、法律(特に民法)を使うことが多いです。そのため、大学で法律を学んだ方は、専門性の高さをアピールすると高い評価に繋がると思います。実際の官庁訪問(採用面接)でも、法律に関する専門的な質問(「Q.法務局では民法を多く使います。あなたが専攻している国際法と民法の違いを説明してください」)をされることがあります。
(2)法務局は職務の性質上、「サービス分野の面が大きいため、相手の立場になって考えることができ、コミュニケーション能力が高い人材が望まれます(法務局質問集より)」。そのため、相手の気持ちを考えながらチームで物事を進めた経験(エピソード)を丁寧に語れると高い評価につながると思います。また、採用候補者のコミュニケーション能力を測る質問(「Q.初対面の方と接する上で意識していることを3つ挙げてください」)をされることが多いので、その点を意識して対策をするべきでしょう。
(3)法務局は、明るく穏やかな方が多いです。当たり前のことですが、官庁訪問(採用面接)の際には、明るくハキハキと答えることを意識することが望ましいです。

志望動機

 私が、法務局(貴局)を志望する理由は、大学で学んだ法律の知識を活かし、国民の財産を守り、社会生活や経済生活を支えたいからです。
 法務局では、登記、人権擁護、戸籍、供託など幅広い仕事を行います。中でも、私は「登記業務」に携わりたいと考えています。中学生の頃に亡くなった祖父の相続登記の時に、法務局の方にお世話になりました。さらに、大学に入ってから民法を学ぶ中で、私法秩序の根幹を支える「登記制度」の重要性を知りました。こうした経験から「登記業務」に強い関心があります。
 大学で学んだ法律(特に民法)の知識を活かし、「登記業務」を中心に、幅広い側面から、国民の生活を支えたいという思いから、法務局(貴局)を志望いたしました。
*「登記業務」は、法務局のメイン業務です(法務局の業務の5~6割は「登記業務」)。何らかの形で「登記業務」に関心があることをアピールするべきだと思います。

筆記試験 通過

実施時期
2020年07月
通知方法
直接
通知期間
1週間以上

筆記試験対策で行ったこと

寺本康之の「ザ・ベストプラス」という参考書を使って、専門科目(法律科目)の対策を行った。国家公務員試験は、配点が大きい専門科目でいかに点数を稼げるかが勝負になります。

筆記試験の内容・科目

(1)基礎能力試験(40問)
・文章理解11問、判断推理8問、数的推理5問、資料解釈3問、自然・人文・社会13問(時事を含む)
(2)専門試験(80題出題40題解答)
・次の16科目(各5題)から8科目を選択し、計40題解答
政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学、国際関係、社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般)

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2020年08月

1次面接 通過

実施時期
2020年09月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
局長、総務課長など
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

(1)自分の専門性をアピールできたこと。法務局は、法律(特に民法)を使う場面が多いため、法的な知識を有していることは高く評価されます。
(2)相手に寄り添ってコミュニケーションを取れることを経験を交えながら伝えたこと。法務局の業務は、サービス分野の面が大きいため、相手の立場になって考えることができ、コミュニケーション能力が高い人材が望まれます。

面接の雰囲気

受験者の人柄を引き出す採用面接だったと思います。面接官の方には、常に笑顔で質問をして頂き、落ち着いて回答することができました。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に頑張ったことを教えてください。

 私は、大学時代に特にゼミナールの活動に尽力しました。例えば、他大学と行った報告会に向けて、仲間と協力して準備を行う機会がありました。法律の解釈などをめぐり激しく対立しましたが、私はゼミ長として、対立する意見に耳を傾け、相手の意図を正確に把握し、妥協点を探りました。そして、全員の納得いく報告ができ、他大学の先生や学生の方からお褒めの言葉を頂くことができました。この経験から、相手の立場に寄り添ってコミュニケーションをとる重要性を学びました。
 私は、法務局に入局してからも、ゼミナールで学んだ「相手に寄り添うことの大切さ」を意識し、しっかりと国民の方のお話をしっかりと聞きながら、業務に邁進していきたいと考えております。

あなたは、趣味が農業とサッカー観戦とのこと。私のその趣味の楽しいところをアピールしてください。

(1)はじめに農業につきましては、自分が育てた作物を収穫するときが最も楽しいです。農作物を育てていると時に大変なこともあります。自然災害や病害虫などから、作物を守るためにさまざまな対策をとることも必要です。すべての作業を一人で行うことはできないため、家族と協力をしながら進めます。こうした努力が実を結び、収穫する時に最も楽しさであったり達成感を感じることができます。
(2)次にサッカー観戦につきましては、ゴールが決まった時のスタジアムの盛り上がり(雰囲気)を感じることがとても楽しいです。特に自分の応援しているチームが、ゴールを決めた時は、選手とサポーターが一体となって喜ぶことができます。そういったところに楽しさを見出しています。

最終面接 通過

実施時期
2020年09月
形式
学生1 面接官3
面接時間
20分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

(最後の)人事院面接は、国家公務員になるための適性を判断する試験です。民間企業や地方公務員ではなく、「なぜ国家公務員になりたいのか」を自分のやりたい仕事と関連づけて論理的に話すことができた点が評価されたと思います。

面接の雰囲気

(最後の)人事院面接は、各省庁から派遣されためちゃくちゃ偉い人が面接を行います。国家公務員の適性を判断する面接なので少し硬い雰囲気ですが、笑顔でハキハキ話せば、面接官の方はしっかりと話を聞いてくれます。

最終面接で聞かれた質問と回答

学生時代にソフトテニス部でスランプに陥った時のことを、具体的に話してください。

 高校時代にソフトテニス部に所属していた時の出来事です。高校1年次のとても重要な大会で負けたことがきっかけでスランプに陥りました。基本的な打ち方もできなくなってしまい、練習試合や大会では負け続けました。部内の団体戦のメンバーから落選し、特にペアの友人に多大な迷惑をかけ、「部活を辞めたい」と思う程、苦しい日々が続きました。
 しかし、こうした大変なスランプを自分の努力と周囲の援助で乗り越えることができました。顧問の先生に積極的に助言を求め、仲間たちからは「〇〇くん、大丈夫だよ」と何度も声をかけられ、人一倍練習を重ねました。最終的に、ボールの打ち方は改善され、高校3年生の最後の大会で地区予選を突破できた時は嬉しかったです。

(1)特技について教えてください。(2)趣味について教えてください。同時に、魅力や楽しいと思う点についても詳しく教えてください。

(1)私は、マラソンを特技としており、体力と持久力には自信があります(面接カードに記入済み)。日々、練習に取り組みながら、地元のマラソン大会をはじめ、県内外各地のマラソン大会に参加しております。マラソンで鍛えた持久力を活かし、業務に粘り強く取り組みたいと考えております。(2)私は、実家の農作業の手伝いを趣味としております(面接カードに記入済み)。農作業の魅力は、自分が丹精を込めて育てた農作物を収穫するときの「達成感」にあると考えております。ときには、天候などの影響によって上手くいかない場面もあります。それでも、家族と協力をしながら試行錯誤を繰り返し、協力しながら農作物を育てることに非常に大きなやりがいを感じております。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

 内定を頂いた後も「オワハラ」などはありませんでした。
 内定後、職員の方とお話をする機会をつくって頂き、質問や悩みを親切に聞いて頂くことができました。

内定に必要なことは何だと思うか

 受験者の人柄を引き出す採用面接だったと思います。面接官の方には、常に笑顔で質問をして頂き、落ち着いて回答することができました。法務局は、国民の財産や権利を最前線で支える官庁です。常に国民と接するため、明るく穏やかな雰囲気の方が非常に多いです。緊張すると思いますが、落ち着いて丁寧に話すことができれば、面接官はしっかりと話を聞いてくれます。
 また、法務局は職務の性質上、「サービス分野の面が大きいため、相手の立場になって考えることができ、コミュニケーション能力が高い人材が望まれます(法務局質問集より)」。その点を意識して、履歴書と調書を作成し、面接対策を進めて頂きたいです。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

 業務内容を正確に把握していないと内定を勝ち取ることは難しいと思います。専門性が高い業務内容なので、その制度が国民生活にどのように役に立っているのか(制度の意義)を論理的に話せるように、準備をしておかないと、面接で痛い思いをします。

内定したからこそ分かる選考の注意点

 人柄を重視する官庁訪問(採用面接)だったと感じています。国民に密着する官庁なので、特に明るく前向きな性格の方が高く評価されると思います。面接官の質問をしっかりと聞き、ハキハキと答えることがとても重要です。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定式や内定者の顔合わせ会を積極的に開催して頂きました。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

厚生労働省

迷った会社と比較して法務省に入社を決めた理由

(1)採用担当者や面接官の方の人柄に強く惹かれたからです。自分の性格に似た穏やかな方がとても多く、この方々と一緒に働きたいと思ったことが一番の理由です。
(2)幅広い業務に携わることができるからです。法務局は、登記、人権擁護、戸籍、供託、訟務(国の立場で裁判に参加し、主張立証を行う)など、幅広い業務に関わることができます。多様な側面から、国民の生活を支えることができる点に強い魅力を感じました。
(3)専門性が高いからです。大学で学んだ法律の知識をフルに活かせることに強い魅力を感じました。

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会社名 法務省
フリガナ ホウムショウ
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