【22卒】セブン－イレブン・ジャパンの冬インターン体験記（文系/海外事業編インターン）No.25143（慶應義塾大学/女性）（2022/4/29公開）

みな必ずしもコンビニ業界に興味があるわけでは無かったものの、全員積極的にグループワークに参加してくれた。

｢身近な存在だから仕事内容もわかる｣といった安易な考えは間違いだということを痛感した。コンビニはいつも利用しているが、その裏ではオーナーとOFCの多大な努力があることを知ることが出来た。それまでどのセブンイレブンに行っても同じようなつくり、陳列なのではないかと思っていたが実際は緻密な計算によってレイアウトされていることがわかった。

実際のコンビニに赴いて、どういった特徴があるか考えてみるといいかもしれない。時間帯や天気、または季節によって商品のレイアウトが変わっていることなどに気付けると良い。

上記にも述べたように、実際はかなり泥臭くハイレベルな仕事を要求されることがわかったためである。正直いうとコンビニでの仕事は簡単だと考えていた。何か売上を上げるセブンイレブンジャパン独自のメソッドがあり、それに則ってさえいれは売上が上がると感じていたためである。しかし実際は丁寧にオーナーと相談を重ね、何度も試行錯誤をする必要がある地道な仕事であるとインターンシップを通して気付いた。

かなり現場目線のリアルな内容をしることができたため。やはりコンビニというと、上記にも述べたように私のような｢きっと簡単な仕事だろう｣と考える人は少なくないと思われる。そういった中で、実際は泥臭く地道な仕事を求められることを知っていれば他の学生と大きく差をつけられると感じた。

感覚的な感想になってしまうが、他の企業よりも｢素直｣｢親しみやすい｣｢優しい｣といった印象を受けた。それは仕事内容が泥臭くある程度の過酷さを要求されるからかもしれないが、事前に隠さず説明して頂けたことに好感を感じた。また仕事内容も難しいがそれと同時に面白さも感じたため志望度が上がった。

(コンビニでのアルバイト経験がある人は別だが)学生の知れる範囲では、インターンに参加して得られた知識を越えることができないと感じたため。やはり一般のお客さんとしてコンビニを利用するだけでは気付けないことをインターンで教えて頂けたように思う。

その後インターンシップ参加者限定の早期選考ルートの案内が来た。おそらく一般の選考よりは早い特別ルートだと想われる。

幅広く業界を検討していたが、なるべくその業界でトップの企業を志望するようにしていた。なぜなら、同業他社との差別化が学生目線からもわかりやすいからである。特にこのインターンは12月開催で、いよいよ本選考が解禁される直前のタイミングであったため、焦りといういみでも｢わかりやすい企業｣というのを探していた。

よくブラックだと言われる業界で、セブンイレブンジャパンもその例外ではないが社員の方の態度が非常に穏やかで終始会社へ良い印象を受けた。ただ、仕事内容は非常に労力のかかるものだということは包み隠さず教えて頂いたため、当然仕事内容に対する不安は少なからず生じた。しかし入社以前にそういったマイナスな面を知れたのは、入社後にギャップを感じるよりかは良かったように思うので、結局最後まで起業へ対する良いイメージは上がり続けた。