【未来を拓く保険革新】【20卒】ＡＩＧ損害保険の冬インターン体験記（文系/総合職）No.7387（立命館大学/男性）（2019/10/16公開）

関西に住んでいて、2018年に地震と台風の影響で家が一部損壊した。この時から損害保険という業界に興味を持っていた。その後、秋ごろに開かれた合同説明会のＡＩＧnのブースで人事の人が「メガ損保に負けないようにいかに革新的なサービスを提供するか」について説明しており、他の損保とは違った魅力を感じた。また、外資系の会社の雰囲気を知ってみたいという気持ちもあったので参加を決意した。

WEBテストは無くＥＳと面接だけなので、うまく面接で盛り上がる話題をＥＳに散りばめた。また、「何故メガ損保ではなくＡＩＧなのか」という質問は絶対に来るので入念に志望動機を作った。

AIGならではの新しい保険商品を立案せよ

1日目にやったこと

午前中は損害保険業界、またAIGグループの歴史について勉強した。午後からは、アンダーライターとディストリビューターの社員が一人ずつきて、それぞれの部門で働く魅力について語ってくれた。帰り際にグループワークのテーマが出題された。

2日目にやったこと

グループで資料を読み込みどのような方針で保険を作るか、保険料まで軽く算出したあと、人事とアンダーライターの社員に中間発表。フィードバックを貰ってから、作業を続け終了。

3日目にやったこと

昼前から発表。そして、審査員や他のグループから質問やフィードバックを貰ったところで投票し、優勝チームを発表。昼食は若手社員と一緒に食べる。昼食後は、AIGの人材育成のプランと早期選考の案内について説明を受けて終了。

人事部長・役員

AIGのノベルティグッズ

発表の際にはある程度「入口」、「出口」を意識することをアドバイスされた。商品の革新性を求めるばかり同業他社にしか目に向いていないような発表の仕方だったという風に思った。

そもそものアイデアがなかなか浮かばなかったこと、また保険料の算出について全く知識がなかったので一から勉強したこと。また熱心な学生が多かったので、二日目のインターン終了後、みんなでカフェに残り、パワーポイントや発表資料の作成に取り組んだことが体力的に厳しかった。

キャッシュレス社会に対するものであったり、シェアオフィスに関する保険であったりとかなり時代の流れに沿った商品を発表するグループが多かった。新しい発明やサービスに伴うリスクを事前に認識し、それを損害保険の会社としてケアする商品を提供することの社会的責任の大きさを知った。

ある程度同業他社やＡＩＧが提供する保険商品と保険料、商品に付随するサービスについて知識があれば、かなりスムーズに案が作成できたと思う。

実際の保険商品の作成は新卒社員の仕事ではないので、実際にどのような仕事をしているか理解するという点では、あまりイメージができなかった。また、インターンはオフィスで行われることから、働いている社員の様子が伺えたが、かなり忙しそうだったので会社説明会で聞いたイメージとは少し異なった。

多くの学生はこの早期選考を狙ってインターンに参加していたので、客観的に見て、自分はそれほどAIGに対して熱意がないと感じたため。同じグループの学生は発表で優勝できず悔しがっていたが、自分はあまり何も思わなかったので、仮に面接で志望度をアピールしたとしても他のインターン参加した学生には負けると思った。

志望度はあまり変わらなかった。そもそも自分の中ではAIGはあまり高いほうではなかったので、インターンに参加できてラッキーだったという印象しかない。ここの社員はかなり優しい人が多く、人事だけでなく営業社員も就活について相談に乗ってくれたが、AIGで自分が働くイメージはつかなかった。

AIGの新卒採用はキャリアフォーラムを除けば、ほとんどがインターン参加による早期選考からなので内定を目指すのであれば参加は必須。だが、特に参加することにより面接や筆記試験がパスになることはないので注意。

金融業界を漠然と見ていた。AIの台頭や銀行ビジネスの終焉と言われるなかで、かろうじて生き残れるであろうと思い、メガバンクや五大証券、メガ損保など大手を中心に見ていた。個人として成長できる環境がいいと思い、気持ちが証券業界に偏っていた状態でインターンを参加したので、インターンに参加した他の学生との温度差はかなりあった。

外資系だったが、実際インターンを参加してみるとあまりその色は強くない印象を受けた。しかし、グランフロントの上階にオフィスがあったり、仕切りがガラス張りであったりとそういったところで惹かれるところはあったが、肝心な仕事内容については特に何も思わなかった。そもそも損保に興味が無いと思い、インターン参加後は銀行と証券を志望するようになった。