22卒 本選考ES
技術系総合職
22卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
あなたがこれまでに興味を持った学問または研究テーマについて、その内容・なぜそれに興味を持ったか・その中で自身が工夫したこと・そこからどのようなことを学んだかについて、専門外の人にも分かるように説明して下さい。※改行せずに、ご記入下さい。1000文字以下
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A.
私は現在まで炭素材料や複合材料の研究をしてきました。学部時代に電気化学という授業を受講し電池の電極材料に興味を持ち、炭素材料の一つであるグラフェンを利用した電極材料を作製する研究していました。研究内容はグラフェンをグラファイトから作製し、作製したグラフェンを積層薄膜にして還元を行い、電気化学測定から電気容量を算出するといった事をしていました。グラファイトからグラフェンを作製する際に、グラファイトを酸化させ炭素シートに酸化官能基を導入し炭素シートを剥離して還元を行うのですが、私は還元する際に超臨界二酸化炭素を用いていました。普通は還元剤にヒドラジン等の試薬を利用するのが一般的です。しかし、それらの試薬は環境負荷が大きく扱いが難しいため、私は扱いやすい超臨界二酸化炭素を使用しました。また還元剤によってグラフェンの物性にどのような影響があるのかを検討いたしました。超臨界流体は表面張力がないため炭素シート間に浸透し、炭素シートを剥離し易く、またシート内の酸素官能基まで還元できることで表面積が増加し、電気容量が試薬で還元するより大きくなることが分かりました。どのような条件でやるとよいか検討し、繰り返し実験し結果がなかなかでなかったのは苦労しましたが、粘り強く諦めずにやり抜き結果を出すことができました。その経験から上手くいかな実験でも得られたデータからわかることを抽出し、次につなげていくことの大切さを学びました。その実験の中で、グラフェン以外の炭素材料に興味を持ち。また炭素材料は単体ではなく他の材料と複合させることでさらに応用の幅が広がることを知り、複合材料を扱う研究をしたいと考え、現在の研究室に進学しました。現在はナノダイヤモンドと高分子材料を複合させた材料を利用した研究をしています。複合材料に電圧を加えた時に、材料内でナノダイヤが配列する構造について研究しています。材料内で添加物を配列することで少ない添加量で添加物の物性を発現できることが知られていて、ナノダイヤの持つ優れた物性を効率よく発現できるような材料の研究をしています。ナノダイヤ自体不明な点が多く、研究もすすんでいないため、論文も少なく手探りで実験を行わなければならないためその点に苦労しています。 続きを読む
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Q.
あなたが大学(大学院)時代に経験した最も大きな失敗(トラブル)を教えて下さい。また、その失敗(トラブル)から何を学び、それを現在どのように活かしているかも教えて下さい。※改行せずに、ご記入下さい。400文字以下
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A.
大学2年のドラックストアのアルバイトをしていた時に、自分の独断で店に損害を与えてしまったことです。サービスカウンター業務を行っていた時に、お客様から返品を申し込まれました。私は当時その業務に慣れ始めた状況であり、自分で判断してもよいだろうと考えていました。返品物の様子を確認し開封されていましたが品物自体は未使用であったため返品処理を行いました。その旨を店長に報告したところ、一度開封したものは返品を受けてはならないと注意をされ、返品物は廃棄になりました。このことから私は例え慣れている状況であっても、重要な判断をする時は上司に相談することを学びました。現在は自分に裁量がある場合でも、判断に迷う事があれば研究であれば指導教官、アルバイトであれば店長に一言相談して実行するようにしています。 続きを読む
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Q.
当社を知ったきっかけを教えて下さい。100文字以下
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A.
当研究室のOBの方が多数いらっしゃることから知りました。 続きを読む
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Q.
自由記述欄となります。自己PR、志望動機などご自由にご記入下さい。※改行せずに、ご記入下さい。400文字以下
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A.
私の強みは「忍耐強く、コツコツ取り組む」ことです。この強みは小学生の経験から得られました。私は小学1年のから剣道を習っていて、他の道場に同学年で実力が桁違いに強い宿敵がいました。小学4年生のころから毎年大会で戦い負け続け、負ける度にくやしさが押し寄せ、次は絶対に勝つと意気込みながら部活に励んできました。その結果、中学3年の大会で団体戦において宿敵と対決し勝利することができました。また大学時代は○○部に所属し、△△大会優勝を目標にして取り組んできました。怪我をしてしまい1年間休部していました。復帰後に自分に足りないものを克服しながら練習に取り組んでいくことで徐々に実力がついていきました。その結果、△△大会優勝を勝ち取ることができました。大学院では研究活動で長所が活かされていて、なかなか研究結果の出ない中でもやるべきことを整理して進捗を出せるように研究を行っています。 続きを読む