私は大学4年次から現在までの研究活動に最も注力しています。私は成果が思うように出ない時も気持ちを切り替え、物事に前向きに取り組むという持ち味を活かし、粘り強く研究に取り組んでいます。研究開始から1年で学会発表を行うことを目標として実験を行いました。しかし、研究を始めてから5か月ほどは成果が得られず、目標とした結果が出ませんでした。その中でも落ち込まずに粘り強く研究を進め、なぜ目標が達成できないのか、指導教員と何度も議論を重ね、高い集中力を持って研究を行いました。論文を積極的に読むことは勿論ですが、時には研究室内の異なる分野を研究している動機や先輩、学会を聴講した際に他の研究者の方と意見交換し、様々な立場の人から意見を聞きました。また、作製した材料を評価するために、多角的に材料を評価することが重要であると気づき、電子顕微鏡の他、XRD、IR、UV-Vis、ICPのような多くの測定装置について勉強し、研究に取り入れています。このように、能動的に研究を行い、課題解決のために様々な角度から作製した材料の分析を行いました。その結果、学部4年次の3月に口頭発表を行い、目標を達成することができました。更に昨年の10月に行われた「CSJ化学フェスタ」という学会発表で優秀ポスター賞を受賞することが出来ました。この研究活動から諦めずに取り組む姿勢や様々な人と意見交換し、視野を広げる重要性を学びました。また、学会発表を4件行った経験から、聞き手をしっかり意識した発表の仕方を学びました。
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